「 ぶらり下町散歩 」
台東区、文京区、谷根千界わい 蕎麦（そば）・食事処
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手打 古式蕎麦 文京区湯島3-20-5 |
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以前から雑誌に「古式そば」という「黒っぽいそば」が載っていました。
ずーっと氣にかかっていたので思い切って夕方出向いてみました。
ＪＲ御徒町駅から中央通りを渡り、昌平橋通りを左に曲がり、三組坂下交差点を右に曲がり、坂を登ります。
登り切った所の三組坂上交差点を、右に曲がるとあります。
そば湯割り、なめこおろし、焼きコンニャクをゆっくりといただきながら、古式もりそばと山揚げそばを注文・・・・・。
テーブルに並んだそばは、真っ黒と見えるほど、一般のそばと色がまったく違います、そばのもつエネルギーが高い感じがしました。
古式盛りそばは、醤油と辛み大根、鰹節、薬味をつけていただく。
そばは、香りがあり、少し太めで嚼むとモチモチとし、嚼んでいると風味、味が増して甘くなってきます。
付け汁をつけるとしまった感じになります。
山揚げそばは、山芋をこぶし大のフライに揚げ、黒そばのかけそばに浮かせた温かい汁のそばです。
山揚げは、柔らかく、そしてしっかりして、甘く、そばつゆとなじみ、いっそう美味しく、初めての味と食感でした。
そばは、温かい汁の中ではモチモチ感が感じられない歯ざわりと風味が出てきます。
これが昔から日本人の食を支えてきた「黒そば」かと思いをはせながら、味わい深いものがあるお店でした。
再訪：
夕方でも歩くと汗ばむ季節、店内は涼しいが、つい清涼感のある「おろしそば」を頼みました。黒いそばの上に、鰹節、大根、ノリがのっています。薬味のアサツキ、紅葉おろしをいれ、辛めのだし汁をぶっかけ、かき混ぜて食べると、口の中で、そばのモチモチ感と具材が絡まり、それぞれの味が感じられ何ともおいしいそばでした。一気に空腹感がすっ飛んで、満腹感を味わいました。
この次は、こぶそばを食べてみたい。
2016年1月に閉店されました。
手打 古式蕎麦
＊もりそば 850円 かけそば 650円 古式もりそば 950円 山揚げそば 1200円 酒肴 etc･･･
＊昼 11:00〜14:30 夜 17:30〜21:00 （21:30閉店） 日曜・祭日は昼のみ営業
＊定休日：第一日曜日第三日曜日・第三月曜日
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