湯遊楽 「温泉日記」

 


*熊の湯温泉 <長野県>

熊の湯温泉 熊の湯ホテル

〒381-0400 長野県下高井郡山ノ内町平穏7148
TEL 0269-34-2311
HP

 

交通:
<車>
上信越道信州中野IC→R29→R292→熊の湯・横手山・草津方面→熊の湯スキー場看板右折(車40分)
<電車バス>
・長野電鉄湯田中駅より硯川又は白根火山行きバス45分熊の湯下車
・JR長野駅より志賀高原への直通バス(約1時間10分)

 

 「熊の湯温泉 熊の湯ホテル」は、標高1700m長野県と群馬県の境に近い、志賀高原の最奥にある温泉です。
 熊が傷を癒したということから「熊の湯」と呼ばれるようになりました。
 また、幕末の蘭学者・佐久間象山が発見したとされています。

 群馬県と長野県をつなぐ志賀草津道路(国道292号線)は、夏には360゚に山の稜線が眺められ、日暮れが遅く、すばらしい眺望の道路です。

 長野側の上から横手スキー場、次に熊の湯スキー場がある。
 スキー場はリフト券があるとバスでスキー場めぐりができ、1日楽しめる。
 スキーシーズン以外、スキー場は賑わいがなく閑散として、全く違う場所のように見える。

 お風呂は、総檜造りの男女別の内湯と、男性用の庭園露天風呂、女性用の酒樽を利用した桶露天風呂があり、お湯は中庭から湧く源泉を源泉かけ流しで使用とあります。

 内湯の浴室に入ると硫化水素臭がする。長方形の木造浴槽には透明な緑色のお湯が満々とし、源泉が白く染まった湯口から注がれ、湯船から流れ出しています。

 お湯に身体を沈め、肌をさするとキシキシとする、熱めの湯です。
 飲泉すると酸っぱい、甘苦な味がする。
 露天風呂は内湯より温くゆっくり浸かれる。
 湯船の縁や浴槽底には灰色がかった湯花が沈澱していました。
 お酒に酔うように、お湯によったような満足感を味わえる古湯といえます。
 浴後は、体がよおーーく温まりました。
 (1998.02 )

 朝5時頃、車に乗させていただき、11時半頃熊ノ湯ホテルに到着しました。
 暖冬で志賀高原も雪が少ない、ゲレンデにはブッシュが出ている所、茶色に変色している所もあった。3本滑った午後3時過ぎから雨になり、宿に戻る。

 お風呂に向かう廊下には硫黄臭が漂い何ともいい気分にさせてくれます。
 きれいな緑色透明な源泉が湯船に流れ込み、温度を下げるために加水されているものの内湯は熱い湯です。

 露天風呂は6人はいると一杯になるくらいの広さです。
 雨がパラパラ降っているが温湯で肌にサラキシと気持ちよく、横の池にイワナが泳いでいるので眺めながら長湯ができる。
 「夜はイワナの刺身かな。」と話していたが、残念ながら夕飯にはでなかった。

 女性用のおけ風呂は周囲を囲まれ、桶風呂ではあったものの露天風呂らしくなく、入らない人もいるとか聞いた。
 天候があれ、夜間は土砂降りの雨、翌朝には新雪がつもっていた。
(2007.02. )

 

 

・宿泊料金:お問い合わせ、或いはホームページ参照下さい。
・入浴料金:大人1,000円 (タオル付) 子供600円
 外来入浴時間:午前12時〜午後4時  無休 アメニティ有り
 食事処:食事処あり
 休憩室:ロビー
 駐車場:有り

 

 温泉分析表
源泉名: 湧出地:長野県下高井郡山ノ内町大字平穏7148番地 湧出量:75リットル(毎分) 泉質:含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 知覚:黄緑色  硫化水素臭 硫黄の華浮遊 泉温分類:63℃(高温泉) pH値:7.4(中性 高張性) 溶存物質総量:1575mg

 


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