湯遊楽 「温泉日記」

 


*藤七温泉 <岩手県>

十和田八幡平国立公園

秘湯 藤七温泉  彩雲荘

〒028-7302 岩手県八幡平市松尾寄木北の又
TEL 090-1495-0950
 
HP

 

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交通:
<車>東北自動車道鹿角八幡平I.Cからアスピーテライン経由1時間
<列車・バス>盛岡駅から岩手県北バス(蓬莱荘行)2時間

 

 秘湯藤七温泉 彩雲荘は、岩手県八幡平市、東北一の高所、標高1400mにある天然温泉です。
 東北自動車道の鹿角八幡平I.Cでおり、国道341号線を玉川温泉、田沢湖方面に進み、アスピーテラインを八幡平山頂から樹海ラインを下り、1時過ぎに着きました。

 

 藤七温泉に着いたら昼食にそばでもと考えていたら、受付で「2時までは昼食セット(1800円)がある」というので入浴前に食べることにしました。

 山菜の天ぷら以外に脂っこいものがないのがよく、少しづつ全品いただいた。中でも「ふきのとう」の花を包んでいる外皮だけの天ぷらの風味、味、歯ざわりがよく、はじめての食感でした。
 山のエネルギーをいただいた氣がしました。

 

 自噴する源泉が注がれている露天風呂(混浴)は、館内に入って右にあります。
 男女別の内湯と露天風呂(岩木山を眺めながら入浴できる)は、館内に入って左の廊下を進んだ奥にあります。

  

  

                露天風呂(混浴)

 右の露天風呂は、入り口にロッカーがあり、脱衣所が男女に分かれている。
男の脱衣所からは内湯に、そして内湯から外の湯に出ると同じような温度のぬる湯の浴槽がある。
不思議に女性の脱衣所から出た所になっている。
 そこからは、眼下に源泉がふきだし、蒸気が上がっているのが眺められる。
 降りていくと、薄く青味がかった乳白色のお湯を満々とたたえ、足元から源泉がポコポコと泡と一緒に湧き出している3つの浴槽がある。
 上の2つの浴槽は加水をして温度調節をしているというが、足を入れるとジリジリと熱い、足首まではいるのが精一杯。
 下の浴槽ほど乳白色の白さが増している。
 足をいれるとピリピリとするがはいれる、底が見えないので足で岩場を探りながらゆっくり肩まで入り、硫黄臭を味わいながら熱さが気持ちよかった。

 

  

             男女別の露天風呂

 館内の浴場に行ってみたが、浴槽のお湯が変なものでぬるすぎる感覚になってしまった。

 野天を裸でミニ源泉めぐり、源泉掛け流しの野趣あふれる秘湯でした。
 不思議に熱い湯に入ったあと、自然エネルギーが補充され、帰りの7時間の運転が楽に感じた。
(2007.05 )

 

 

 久しぶりに、立ち寄りました。
 青空が拡がり、湿度が低くよい天気の中、八幡平山頂まで遊歩道を散策、アザミ、名の知れぬ黄色や白い花が所々に咲き、とど松には卵より少し大きめの黒い松ぼっくりがたくさん実っていました。
 八幡沼の紺碧の青さとスカイブルーの空に浮かぶ白い雲、緑の植物が絶景でした。
 2時前に藤七に着くと、食堂はすでに終わっていました。
 売店でパンを一つ食べ、露天風呂に向かう。
 今回は女性の入浴姿もみられ、まさに混浴風呂でした。
 入った風呂のお湯の温度は、どれも万人向け、スルッと入れる温度。
 前のように「アッツゥーイー」といってはいる風呂がありませんでした。
 硫黄泉で暖まり、板の上で涼みを繰り返し、気持ちのよい1時間でした。(20120814)

 

 

・宿泊料金:1泊2食付き ¥11700円〜
・外来入浴料金:大人600円  入浴時間:午前8時〜午後7時、10月下旬〜4月下旬冬季休業
 昼食セット1800円(山菜バイキング、そば、カレー etc....)
 食事処:食事処あり 物産土産有り
 休憩所:有り
 駐車場:有り

 

 温泉分析表
源泉名:藤七温泉 湧出地:岩手県八幡平市松尾寄木北の又 湧出量:? 泉質:単純硫黄泉 知覚:無色透明 泉温分類:90℃ pH値:2.8 溶存物質総量:344mg/kg (S49.7.24)

 


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