湯遊楽 「温泉日記」

 


*安比温泉  <岩手県>

新安比温泉 清流閣

〒028-7533 岩手県八幡平市叺田43-1
TEL 0195-72-2110
HP

 

 

交通:
<車>東北自動車道安代 ICから3分
<電車>JR花輪線荒屋新町駅より徒歩20分

 

 「新安比温泉 清流閣」は、岩手県八幡平市、東北自動車道と八戸自動車道との分岐点にあります。
 安代JCTの横に見え、山の中にぽつんとモダンな大きな建物が建って目立っています。
 この温泉は、日本でも珍しい海水化石型強塩泉の自噴する2つ源泉をもち、その濃度はなんと海水の2倍以上というお風呂がある。
 浴場は、らくらく湯「銀の湯」、展望大浴場、大浴場元湯「金の湯」、露天風呂などがあるが、なんといっても源泉風呂に入りたい。

らくらく湯「銀の湯

   

 らくらく湯、大浴場元湯の湯船のお湯の色は、らくらく湯「銀の湯」が淡黄褐色、大浴場元湯「金の湯」が茶色に見えるといわれている。
らくらく湯の浴室は、少人数用の脱衣所、6-7畳の洗い場と源泉浴槽がある。

 

大浴場元湯「金の湯」

   

 大浴場元湯の浴室は、外来入浴者と宿泊者に対応するように洗い場が広く、源泉浴槽の他にも普通の湯の浴槽が3つと露天風呂がある。露天は「アブにご注意」らしい。

 お湯は、温度調整のため10%の加湯、42℃に加温、塩素を使用しているが、肌につるつるとして気持ちよく、成分が強いらしくタオルが茶色になりました。
 浴後は身体がよく温まり、しばらくして汗が出終わった頃には、手や肌がすべすべする温泉です。

 湯口の源泉は、なめると塩辛いような苦いような味(鹹味)、鉄分の臭いもします。
 この源泉が浴槽に注がれ、縁から源泉が掛け流しになっています。
 浴槽の縁や床には赤や黄土色の源泉成分が何層にも堆積し、盛り上がって、成分の濃さを物語っています。

 朝風呂にはいると、昨晩より透き通り気味のお湯、肌にツルツルするが、不思議なことに強塩泉に清掃時間以外24時間入浴が可能と表示してあるのに、湯口のお湯が昨晩と違って塩っ辛くなかったような気がしました。
(200708 )

 時間があったら、県道6号線を二戸に足をのばしてみるのもよい。野菜などの物産品直売所、淨法寺IC近くにこの地で採れる漆を使った「浄法寺漆塗 坂田漆器店」、巌手屋の雑穀ごはんせんべいの販売店やそばと雑穀の「自助工房 四季の里」、二戸の駅前に「雑穀料理&茶屋 つぶっこまんま」がある。
 帰りは、国道4号線を上り、県道30号線をはしり、県道227号線に「七時雨冷泉 老人憩いの家」ある。昔から地元の方に親しまれ、愛されてきたひなびた冷泉を湧かした温泉があります。

 

 

・宿泊料金:1泊2食付 別館8,550〜 本館10,650〜
・日帰り入浴料金:大人500円 子供300円
  入浴時間:10:00〜18:00時(広間付11:00〜15:00) シャンプー、セッケン有り
 食事処:有り
 休憩室:有り
 駐車場:有り

 

 温泉分析表:
  らくらくの湯
源泉名:安比温泉(平成の湯) 湧出地:岩手県八幡平市叺田43-1 湧出量:? L/分(掘削自噴) 知覚:淡黄褐色 泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉  泉温:38.0℃(高張性中性低温泉) Ph値:6.9 溶存物質総量:32.368mg/kg ラドン含有量 0.43マッヘ/kg (分析日 H17年10月6日)

 安代の湯
源泉名:安比温泉(保戸沢の湯) 湧出地:岩手県八幡平市叺田43-1 湧出量:? L/分(掘削自噴) 知覚:淡黄褐色 泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉 泉温:32.4℃(高張性中性低温泉) Ph値:6.9 溶存物質総量:32.368mg/kg ラドン含有量 0.84マッヘ/kg (分析日 H17年10月6日)

 


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