湯遊楽 「温泉日記」

 


*台温泉  <岩手県>

台温泉・精華の湯

〒028-7533 岩手県花巻市台2の56の1
TEL 0198-27-2426

 

 

交通:
<車>東北自動車道花巻ICから、10分。
<電車>R東北本線花巻駅から台温泉行きバス20分、終点下車徒3分。

 

 「台温泉・精華の湯」は、岩手県花巻市台、東北自動車道花巻ICから、10分位の所にあります。

 東北道を青森に向け走ると、ひとっ風呂浴びたくなるときがあり、蕎麦と温泉を探すと花巻に昔からの湯治場の雰囲気を残す台温泉があるという。

 1軒の宿の立ち寄り湯をと目指していくと、「あいにく湯を落としいいるので、左に数軒先に、同じ源泉の日帰り温泉 精華の湯があります、そちらの方をご利用ください。お腹をすかせてこられたのでしたら、精華の湯の蕎麦は量が少ないので、花巻温泉の方にそば屋さんはあります」とのこと。

 行ってみると、精華の湯の隣のそば屋さんは午後2時までなので、蕎麦を食べてからお湯につかることにした。
 蕎麦房かみやさんに1時半頃入店。貸し切り状態、山が見える明るいところに座る。
 おろしぶっかけ蕎麦をいただく、大きなどんぶりにほんとに少しと見える。
 蕎麦におろしと鰹節がのって、甘みが少なくあっさりとした汁。
 蕎麦は、蕎麦の実の中を使用した細め、半透明のように見える。
 箸で挟むと張りがあり、歯触りが冷麺かと思えてしまう美味しい蕎麦でした。
 次回寄ることがあったら、大盛りにしましょう。
 暖かいそばになるとこの腰が感じにくいほどに弱くなるけれど早く食べればよいかも。

 ここ精華の湯は、新日鐵釜石の保養所を2000年7月に日帰り温泉としてオープンした施設です。

 館内に入ると、左にかわいい券の自販機がある、購入し、その横にある20aくらいの銭函に券を入れるようになっていました。
 その時は受付に人はおらず、「えーーっ」と思いながら、前の人がやったことをまねた。
 正面の6人掛けのテーブルが休憩所。
 右の暖簾に「をとこ」と書かれた男風呂。その奥に女性風呂がある。

 脱衣所から浴室をみると太い柱が真ん中に立ち、手前が洗い場(3つのカラン)。
 正面はガラス窓、草木の緑が目を和ましてくれています。

 右が浴槽、中程に木が置かれ、2つに仕切られ、5-6人もはいればいっぱい。
 浴槽の左側に岩作りの湯口があり、塩素、循環なしの源泉100%がゴンゴンと注がれ、掛け流しにされています。
 仕切られた右のお湯は、湯面が静まりかえっていたので、熱いのかと思いきや湯をかき回すとほどよく入れた。
 左の方が、入ると熱い湯に感じ、浴室に漂う硫化水素臭を味わいながら額に汗がにじむみました。

 さあ、目的地まで一運転、元氣がわいてくるシンプルな温泉でした。
 また機会があったら寄ってみたい所です。
 (2008.08 ws )

 

 

・日帰り入浴料金:大人500円(中学生以上) 小学生250円 未習学生無料
  入浴時間:6:00〜22:00時 (年中無休)
 食事処:なし 隣に蕎麦処
 休憩室:入り口のロビー
 駐車場:有り

 

 温泉分析表
源泉名:台温泉(新湯) 湧出地:岩手県花巻市台第1地割178番地5 湧出量:56 L/分(掘削自噴) 知覚:無色透明 弱い塩味 硫化水素臭 泉質:含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型) 泉温:95.8℃(低張性弱アルカリ性高温泉) Ph値:8.2 溶存物質総量:1.094 g/kg ラドン含有量 0.53マッヘ/kg (分析日 H12年6月26日)

 


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