湯遊楽 「温泉日記」 

 


*谷地温泉 <青森県>

十和田八幡平国立公園

谷地温泉旅館

〒034-0303 青森県十和田市八甲田山谷地温泉
TEL 0176-74-1181

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交通:
・東北自動車道 青森I.C.から40km、車約1時間。
 R103号とR394号との三叉路を林の中へ入ると谷地温泉。

 

 「谷地温泉旅館」は、青森県十和田市八甲田山という深山幽谷にある一軒宿です。

 青森から103号線を走り、雲谷峠、城ヶ倉温泉、酸ヶ湯温泉、猿倉温泉をすぎ、394号線と分岐する手前を左はいると谷地温泉はあります。

 正面からはいると左側に食堂がある。
 右側の売店で料金を支払い、スリッパを履き、お風呂につづく廊下を進むと、両側に宿泊室が連なっている。
 浴室は男女に分かれているが、男性浴室には女性の出入りは自由になっている混浴らしい。
 総ヒバ造りの浴室は風情のある湯治場そのもの、歴史を感じさせる。

 浴槽は二つあり、浴室入口側にある浴槽は「霊泉」と呼ばれる名物の「ぬる湯」、源泉は浴槽の下から気泡がぷくぷくとお湯と一緒に湧きだしている。
 お湯は少し白みがかった透明、硫化水素臭がする。肌につるつる感が気持ちがよい。湯温は37-38℃でゆっくり浸かっている方が多い。直湧き100%源泉の魅力あるお湯である。

 「霊泉」の浴槽の奥にもう一つの浴槽「熱湯」があります。
 「熱湯」は、近くの高台より39.5℃の源泉が引き湯され、そのまんま浴槽に注がれている。
 お湯の透明度が「霊泉」と違い、白濁しています。
 肌にサラサラとし、温度が43-44℃といくぶん高いので身体を暖めるのによい。
 飲泉可能となっていて、カップが置いてあったので飲んでみた、温泉はそれぞれの味がするのでするっと嫌みなく飲んでしまった。お腹がスッキリした気がした。
 また、冬期には黄テンが現われる有名な秘湯と記載があった。
 機会が有ればみてみたいものです。(2000.08 wsa)

 

 久しぶりに立ち寄ってみました。青森市街は雨降り、県道40号線、国道394号線を1時間あまり走って谷地温泉に着くと土砂降り、しばらく待ってもおさまらないので、入浴。

 始めに温い湯船にのんびり30分入っていると、「ここはお湯が暑すぎず、軟らかいので、家族ずれできているんです」、「今日はお盆なので地元の方が少ない」との話しが聞こえてきていました。
 隣の少し熱い硫黄泉に浸かって出ると、何とも芯から温まります。

 休憩所で美味しい水道水を飲んで横になって、身体の火照りが取れるとスッキリしました。
 この水道水でごはんを炊くと美味しいと八戸のご婦人から聞きました。食べてみたくなりました。(20120813 20180817 )

  

 

・宿泊料金:1泊2食付き¥5800円〜 自炊¥3800
・外来入浴料金:大人300円  入浴時間:午前7時〜午後9時、不定休
 食事処:食事処あり 物産土産有り
 休憩室:有り
 駐車場:有り

 

 温泉分析表
霊泉浴槽
源泉名:谷地温泉1号泉 湧出地:青森県十和田市八甲田山中 湧出量:? 泉質:単純硫黄泉(硫化水素型) 知覚:無色透明  泉温分類:37.4℃ pH値:4.5  (自噴) 溶存物質総量:634mg (H17.4.5)

 熱い湯浴槽
源泉名:谷地温泉2号泉 湧出地:青森県十和田市八甲田山中 湧出量:? 泉質:単純硫黄泉(硫化水素型)  知覚:無色透明  泉温分類:39.5℃ pH値:5.2 (動力) 溶存物質総量:603mg (H17.4.5)

 


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