湯遊楽 「温泉日記」

 


*蔦温泉 <青森県>

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十和田八幡平国立公園

蔦温泉旅館

〒034-0301 青森県十和田市蔦温泉
TEL 0176-74-2311
HP

 

交通:
・<バス>青森から約2時間、三沢から約1時間30分、JRバス蔦温泉停留所前下車
・<車>青森から 国道4号、国道103号経由、八甲田・十和田湖方面へ約1時間30分

 

 「蔦温泉」は、十和田樹海と呼ばれる数百年のブナの原生林に囲まれ、明治の頃より続く湯治宿の面影を残す一軒宿です。

 青森方面から所要で黒石経由、国道394号線の紅葉時には絶景といわれる城ヶ倉大橋で休憩し、酸ヶ湯についた頃には2時を回っていた。遅い昼(酸ヶ湯そば・饅頭)を食べ、国道103号線を蔦温泉に向かう。八甲田山の山並みを眺めながら40分ほどで蔦温泉についた。

 玄関の右側に外来入浴者専用の入り口と受付があり、下足がずらっと並んでいた。
 受付から廊下を進むと、すぐ右側に日中は男性専用、夜になると女性専用になる「久安の湯」があった。

aomr_tsuta_onsen1.JPG aomr_tsuta_onsen2.JPG 久安の湯

 ここは、階段を下り、脱衣所。木棚に籠を置くようになっている。
 その隣にコインロッカーが置いてあり外来入浴者が安心して入浴をできる。
 戸を開け浴室に向かうと、一人がゆったり通れるくらいの幅の階段をおりて床におりるようになっていた。
 高い所からブナや桧葉で作られた建物や浴槽、お湯の真ん中から泡が沸々と湧いている様子、階段と対角線にお湯と湧き水の岩作りの注ぎ口と溜る所、右に床下からお湯が沸き上げている様子、左の壁には涼しそうに渓流の魚が泳ぐ水槽(壁に黒く見える所)、など全景が薄暗い。
 窓から差し込む明かりにてらされ、すばらしい眺めです。
 階段を下りると洗い場にカランなどはなく、岩作りのお湯と湧き水の前で洗うようになっていて、タイムスリップした感じ。
 浴槽にはいると、お尻の下に洗い桶を置かないと首が出ない。少し熱く感じるので腰湯で温まると気持ちよいようだ。

 廊下を奥に進んでいくと「泉響の湯」、脱衣所が広く、外からの光が入り明るい。こちらにもコインロッカーがある。浴室にはいると、床まで階段で下りるようになっている。

aomr_tsuta_onsen3.JPG 泉響の湯

 床から天井までかなりあり、涼しく感じる。
 床面や浴槽が、シャワーが階段の横に1機あっただけで、洗い場のカランがないせいかとても広く感じる。
 浴槽の底からわき上がる泡を眺めながら、温まり、湯から上がると涼しい薄暗い空間、これがまた目に優しい。数名で占有した現代的、湯治場的お風呂でした。
 お湯は無味無臭でサラサラとして、よく温まる温泉、館外の森林から流れる涼風が心地よかった。
(2007.08 ws )

 青森駅付近で、「煮干しやヤキボシを使ったスープのラーメンのお店はありませんか?」と聞くと、アスパムの前の通りに「まるかい」というアゴだしの味のラーメン屋さんがあるというので、行ってみた。
 ラーメンの種類は「大」と「中」だけ。注文した「中」のどんぶりの中に麺とチャーシュー、シナチク、スープがはいっているのに、スープに油がほとんど浮いていない。鹹水を使っていないつるんとした麺。あっさり系の美味しいラーメンに出会いました。機会があったらまたよりたいお店です。

 

  

・宿泊料金:1泊2食付き ¥9,600円〜
・外来入浴料金:大人500円 入浴時間:午前9時〜午後4時
 食事処:館外に食事処、土産有り
 休憩室:休憩なし 館外に椅子有り
 駐車場:有り

 

 温泉分析表
久安の湯
源泉名:蔦温泉 旧湯 湧出地:上北郡十和田湖町大字奥瀬字蔦野湯1 湧出量:測定不可 (自然湧出) 泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉) 知覚:無色透明 無味無臭 泉温:44.6℃ pH値:6.95 溶存物質総量:1.223g/kg (H16.9.27)

 泉響の湯
源泉名:蔦温泉 新湯 湧出地:上北郡十和田湖町大字奥瀬字蔦野湯1 湧出量:測定不可 (自然湧出) 泉質:ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉) 知覚:無色透明 無味無臭 泉温:46.9℃ pH値:7.30 溶存物質総量:1.409g/kg (H16.9.27)

 


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