湯遊楽 「温泉日記」
*猿倉温泉 <青森県>
「猿倉温泉」は、八甲田連峰を擁する十和田八幡平国立公園のなかにある山の中の1軒宿です。 JR青森駅から103号線を猿倉温泉に向かうと、萱野高原、酸ヶ湯温泉を過ぎ5キロほど先にの右側に「猿倉温泉」と表示されています。ここは道がカーブに近いのでわかりにくいときもある。 入ってしばらくした道路脇に、透き通るように青いトリカブトの花が咲き出し、秋が近いことを教えてくれています。建物の周囲には融雪用のいけすがあって雪深い所と感じさせる。 立ち寄り湯の人は、本館側から入る。
新館の浴場は、脱衣所に4-5人いると窮屈。浴室にはいると硫化水素臭がする。 無色透明に見える源泉と水で40度くらいしている乳白色の温湯でのんびり暖まり、隣の熱めの少し白濁しているお湯につかってから、露天風呂におりていってみると浴槽が透明、硫化水素臭もない(雨のためか?)のですぐに引き上げ、自然蒸気風呂に入る。 自然蒸気風呂の温度は鼻につんとこない、暑苦しく感じない、ほどよく湿度あって汗がゆっくり肌からにじんでくるよう。身体に優しい感じがとてもよい。
本館の露天風呂は、2段になって、上が少し熱め、下が温めの浴槽。
・宿泊料金:1泊2食付き ¥9600円〜
温泉分析表
|