湯遊楽 「温泉日記」 

 


*八甲田温泉 <青森県>

 

十和田八幡平国立公園

八甲田温泉 遊仙

〒036- 青森県青森市駒込字深沢766-2
TEL 017-738-8288
HP

 

交通:
・車ーJR青森駅から
約50分。東北道青森中央ICから約30分。
    送迎ー青森駅からの無料送迎もある。要問合わせ。

 

 「八甲田温泉 遊仙」は、青森県青森市にあります。

 JR青森駅から103号線を10数年ぶり「八甲田温泉 遊仙」に向かう。
 今日の萱野高原は晴れ、木陰にテントを張り、バーベキュウをする家族ずれが見えた。

 ここには、酸ヶ湯蕎麦と雲谷(もや)蕎麦と称するお店がある。
 以前酸ヶ湯蕎麦を食べたので今日は、雲谷蕎麦をおやつ代わりに食べてみた。
 昔はここ雲谷で蕎麦がとれていたので「もやそば」というらしい。
 蕎麦は細く、丸め。箸さわりがクリンとする。汁が甘め。そとの景色を眺めながら、美味しくつるつると食べる。
 おでんの大根をいただくと、大根の上に甘味噌だれがかけられ、この地の食べ方が新鮮でした。

 国道103号線から県道40号線の「雪中行軍遭難者銅像」のあたりに出て、右折。その先の「八甲田温泉 左」を左折。下っていくと左側に「八甲田温泉 遊仙」はあった。

館内に入ると、右に大広間の休憩所、正面の左に土産物、フロント。

 フロントで受付をし、すぐ右側の暖簾をくぐって、廊下を奥に進みつきあった所の、右が女湯、左が男湯。
脱衣所は広く中程が仕切られ、右側にはテーブルが置かれている。

 

 浴室に入ると、両側に洗い場があります。
 内湯は熱い湯(暖かい湯)と温湯(ぬるい湯)があり、両方に浅い浴槽(5-6人で一杯)と深い浴槽(広い)があります。
 湯口から源泉と源泉の温度を下げるための水が注がれ、浴槽は黄褐色のお湯で満たされ、源泉掛け流しにされています。

 

 露天風呂は階段を下りると草木の中に岩風呂があるかのよう、湯口には黄色く湯ノ花が付き、硫黄臭が香る源泉がそのまま注がれいる。
 以前は大きな岩風呂と思っていたが、今回は中程に岩で二つの浴槽に仕切られていた。
 白濁したお湯、その中の湯の花の舞を眺めながら、温度がぬるいのでのんびり浸かっていられる。
 このお湯は酸っぱく、粉っぱい。目に入るとしばらくつぶっていないといられない。
 子連れも多く、お湯に浸かりながら読書をしている方もおり、常連さん何でしょうね。

 日曜日というのに休憩所も空いていて、美味しい水を飲んで、少し横になって、のんびりできる温泉でした。
 (2008.08 )

  

 

・宿泊料金:1泊2食付き大人 ¥9600円 小人 \6600円  (消費税・入湯税込み)
・外来入浴料金:大人500円  子供200円  入浴時間:午前8時〜午後8時
 食事処:食事処あり 物産土産有り
 休憩室:大広間有り (宴会コース、お部屋利用コース予約必要)
 駐車場:有り

 

 温泉分析表
  内湯
源泉名:八甲田温泉6号線 湧出地:青森市駒込字深沢712-2 湧出量:測定不可(動力揚湯) 泉質:カルシウム・アルミニウム−硫酸塩泉 (低張性中性高温泉) 知覚:無色透明 微金属味微硫化水素臭 泉温:57.4℃ pH値:6.30 成分総計:1.890g/kg (H17.11.7)

 露天風呂
源泉名:八甲田温泉 湧出地:青森市駒込字深沢766-2 湧出量:測定不可(自噴) 泉質:酸性・含硫黄−カルシウム・アルミニウム−硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型 低張性酸性温泉) 知覚:無色透明 酸味微塩味硫化水素臭 泉温:39.8℃ pH値:2.36 成分総計:2.903g/kg (H18.03.30)

 


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