Blancmam's Pen
2005
年5月10日
 2005年 5月10日(火) 

眼科に行ってきました。
半年前位から右目の右上辺りに黒いスポットのようなものが見えるようになり
でもそれは継続的ではなく、見える時と見えない時が有るのです。
始めに気が付いたのは運転している時で、ゴミのようなものが見える時も有るし。。。。
で、最近テレビ等でいろいろと病気に関する情報をやっているので
少し恐くなったのです。
でも、有休もないので、うちの大学病院へ。

受付で順番が来たら内線で教えて下さい、とお願いして仕事に戻りました。
いつ頃電話が鳴るかなあ、とビクビクしながら仕事。
ちょうどお昼位に電話が鳴り、急いで眼科へ。
しかし、呼ばれて行ったのに20分ほど待たされる。
待合室は満員御礼だ〜。4,50人はいるんじゃないだろうか?

やっと呼ばれてから、症状を聞かれ、視力検査や眼圧を計り、更に待たされようやく処置室へ。
若い男の先生であった。しかも、藤木直人似。
なのに、目に生気がない。疲れているのかしら?
先生「いつ頃から黒いのが見えるの?」
私 (そこのカルテにもう書いてあるじゃんか!と思いつつ)「半年前位からです。」
先生「じゃあ、検査しないといけないね、網膜剥離かもしれないし」
私 「・・・」
先生「今日は何で来たの?」
私 「(いや、目の調子が悪いからじゃん・・)??ん?ああっ!!車で来ました」
先生「自分で運転して??」
私 「そうですけど」
先生「ええっ?!検査するには瞳孔を広げないといけないけど、それをすると眩しくて見えなくなるんだよね」
私 「あ、でも私ココで働いているので、帰るのは夜ですけど」
先生「でも字とか書けなくなるよ」
私 「(うっ!実験ノートは後で書けばどうにかなるかな)あ、もしかして顕微鏡もダメ?」
先生「そりゃさー焦点が合わないんだから無理だよ」
私 「夕方にはなおるんだったら大丈夫です。きっと」
  (っていうか、検査する為に来たんだからさー。こんなに待ってしない訳にはいかないと思うんだけど)
先生「じゃ、目薬さしましょう。あと15分後と30分後には自分でさしてね。」
私 「はい。じゃ、30分後にくればいいですよね。その前には呼ばれないですよね」
先生「だって、瞳孔開いてないから呼ばないよ」
私 「じゃ、ご飯食べてきます」

という会話をして研究室に戻る。
30分の間にお昼ご飯を食べ、皆に報告しつつ(笑)やれる実験をざーっと済ませ、待合室に戻りました。
が、待てど暮らせど呼ばれない。
さすがに30分待って呼ばれないので看護婦さんに聞いてみると、
「○○さん?ああ、ココの方だから内線で呼ぶからって、先生は今席を外してるんですけど。
ごめんなさいね。聞いてなかったのね」
っておい!どこ行ったのよーーーー。若先生ーー。
っていうか、他の先生ではダメなのー???
私だって忙しいんだぞーーっていうか、薬のせいで本当に字が読めないしーー。

実験室に戻っても、手先がぼやけてしまって何も出来ないよう。(目を凝らしてやってしまったけども)
細かい実験が出来ないなら、試薬の在庫チェックでもしようかな、と思ったけど
薬品名が読めない。泣
1時間半(薬をさしてから3時間近く)経っても連絡がない。
恐ろしい事に視界が段々鮮明になって行く。
皆に「もう一回薬をさす事になったりして」とからかわれ焦る私。
今からまた視界がぼやけると、実験も終わらず、帰る事も出来ない。
へなちょこの私だけど意を決して眼科に電話してみると、
「今日はすごく混んでるので何時になるか分からないです」と言われてしまいました。
で、しょんぼり電話を切るとすぐに電話がかかり
今なら先生が診れると言ってます!今じゃないなら6時位になります。と言われ
ダッシュで眼科に向かいました。
しかし、着いてから15分ほど待つ事に。
ようやく名前を呼ばれて行くと、カーテンが有り、その前にも患者さんが待っていました。
カーテンを開けると若先生の前に、
いかにも教授っぽい人が座っていて、どうやらこの人に診てもらえるらしい。
すると私の診察中にカーテンの外で待っていたおば様が怒り出してしまったのです。
カーテン外:おば様「順番がおかしいじゃないの!」

カーテン内:教授 「患者が怒っている。キミ(若先生)が行って説明して来なさい。
          ほらね、患者さんは順番ですぐ怒るんだよ。だからアナタ(私)も後ろの方から
          そおっと入って来なくちゃダメなんだよ」
カーテン内:私  「は、はい(っていうか私は朝から待ってるんです。なのに横入り扱い??)」

カーテン外:若先生「どうしましたか?○○さん(私)は午前中の患者さんで・・・」
カーテン外:おば様「その人の事を言ってるんじゃないんですっ!
          さっきから私より後に呼ばれた人がどんどん先に診察されているんですっ」
中略
すると、教授がおもむろにカーテンを開け
「私のせいです。私がカルテの順番を間違えたのです。申し訳ない。私のせいです」
と太く低い声でいうと、おば様は「あ、そうですか」と急に大人しくなってしまいました。
さすが教授。(←教授のせいじゃないのに。後に看護士さんが「すみませんでした」と謝りにきた)
っていうか、私の事をちゃんと診察して下さいまし。

結果は網膜剥離ではなく、単に偏頭痛の時に血管が収縮して
それで黒いものやゴミのようなものが見えるんだとか。
あまりひどい時は脳神経科行くように、と言われ
眼の写真を撮って終了〜!長かったーー。
でも、ひとまず何でもなくて良かったです。

亜寿です。3ヶ月になりました。
もう首もすわっています。はやっ!

カフェ ド ロペにて

お砂糖もナプキンも番号札も可愛い♪

back
 
<home>

<pen>