Blancmam's Pen
2001
1010



 2001年10月10日(水)

 今日は特にこれと言ったことはなかったのですが(大雨ですが)
 先月のアメリカ同時多発テロによって始まり
 今、世界の暗いニュースになっている事について書こうと思ったのでした。

 ハイジャックされた旅客機が世界貿易センタービルに飛び込んだとき
 私は自宅でテレビを見ていました。しかもNHKのニュースを偶然見ていました。
 ブランの兄、エレキ君の子供達を預かることになっていて、ワクワクしながら待っていたのです。
 そんな時にあの惨劇が目の前に映し出されて
 本当に驚きました。
 もう、驚いたとしか言えません。その時は他には何も浮かびませんでした。
 到着したエレキまめさんに(運転していたので何も知らない)
 ひとり興奮して事態を告げたような気がします。
 それからテロによる行為だったと言うことが分かり、沢山の犠牲者が出たこともわかり......。

 そして約1ヶ月後、私がフリーマーケットを終えて、気分良く目覚めたつぎの朝、
 新聞の見出しに釘付けになりました。
 ”米、アフガンを空爆”
 これをみて本当に悲しくなりました。
 こんな事が現実に起きるなんて信じたくありませんでした。
 
 確かにテロはいけない。
 絶対に許せるものではない。
 私は中東の問題に全くと言っていいほど知識がないし、テロは根絶すべきだと思っている。
 でも、こんな形でアフガンを攻撃するなんて......。

 いろんな意見があると思いますが、今日の朝日新聞の夕刊を読んでいて
 共感する記事があったのでここで一部紹介したいと思います。
 東大の藤原教授という方が書いた記事でした。

 ”テロを根絶する世界各国の連帯は限りなく正しい。
 テロリストによる攻撃が先制となることは絶対に避けなければならないからだ。
 しかし、タリバン政権との戦争というブッシュ政権の
 選択は、いかに世界各国から支持されようと賢明ではない”

 ”ブッシュ政権の対応は・・・・再発防止の前にテロへの反撃を優先した。
 各国の刑事協力が必要なときに、軍事同盟に力を注いだ。”

 ”正義や報復などの言葉を外してみれば、
 この戦争は、世界の豊かな国が連合を組んで、
 生まれてから戦争と貧困しか経験していない人々を攻撃する行為である。
 どれほど目標を軍事施設に限り、援助物資を投下しても、
 空爆への反発は避けられないだろう。人道的な空爆など、幻想に過ぎない”
 
 上記の文はほんの一部分ですが
 ”そうだよね、そうだよね”と思いながら読みました。
 
 一日も早く戦争のない平和な世界がやってきますように.......。


いつまでもこんな幸せな顔をしていたいな



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