邦題「ハリー・ポッターと秘密の部屋」
原題「Harry Potter and the chamber of secrets 」
2002/12/1@MOVIX倉敷
評者 |
評価 |
ひとこと |
ほーく |
3 |
前作からの成長なし |
<コメント> |
続編の売り上げも好調、映画化第1作も予想通り大ヒットと、追い風のなかで公開されたシリーズ第2弾。今作品の評価の要は、「進歩なし」である。 前作の評をご覧いただきたいのだが、長所である「子供が喜びそうな映像」は今回も快調であるものの、難点として指摘した点、つまり、あくまで原作に忠実、脚本に緩急なし、が解決されていない。 しかも今回は、エピソードを詰め込みすぎ、1シーンが長すぎるとの印象を受けた。これらの原因が主にどこに起因する物なのかは、別に語りたいと思う。 キャスティングに付いて。ダニエル君@ハリーが既に声変わりを始めており次々作で降板と寂しい限りだが、今回も無難に演技をこなし、エマ@ハーマイオニーは相変わらずかわいいし(違)、ルパート@ロンがやっと役柄が安定してきておりうれしい限り。ベテラン助演陣も安定感があり、安心出来る。リチャード・ハリス@ダンブルドア校長の逝去には哀悼の意を表したい。ケネス・ブラナー@ロックハートの滑稽な演技は是非堪能していただきたい。 と言うことで、今回もファンタジーの復権の牽引役として、この作品を「3」と評価したい。 とまあ、ここまでは個人的な嗜好とある程度距離をおいて述べたつもりである。これからは少々批判めいた文章になるので,原作及び映画のファンである方は読まないほうが賢明である。 ということで、キャスト&スタッフ一覧は、こちら。 / / / / / / こころの準備はいいですか? /
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主演 | ダニエル・ラドクリフ@ハリー・ポッター |
共演 | エマ・ワトソン@ハーマイオニー・グレンジャー、ルパート・グリント@ロン・ウィーズリー、ケネス・ブラナー@ロックハート先生、ロビー・コルトレーン@ハグリッド、リチャード・ハリス@ダンブルドア校長、アラン・リックマン@スネイプ先生、マギー・スミス@マクゴナガル先生、ジョン・クリース@ほとんど首なしニック、ウォーウィック・デイビス@フリットウィック先生、リチャード・グリフィス@バーノン・ダーズリー(ハリーの叔父)、フィオナ・ショー@ペチュニア・ダーズリー(ハリーの叔母)、ハリー・メリング@ダドリー・ダーズリー(ハリーのいとこ)、マーク・ウィリアムズ@アーサー(ロンの父)ジュリー・ウォルターズ@モリー(ロンの母)、トム・フェルトン@ドラコ・マルフォイ、ジョエイソン・アイザック@ルシウス(ドラコの父)、ディビッド・ブラッドベリー@フィルチ、クリスチャン・コールソン@トム・リドル、シャーリー・ヘンダーソン@嘆きのマートル、ジェマ・ジョーンズ@マダム・ポンフリー、ミリアム・マーゴーリズ@スプラウト先生、サリー・モーティモア@マダム・ピンス |
監督 | ※クリス・コロンバス |
原作 | ※J・K・ローリング著「ハリー・ポッターと秘密の部屋」 |
脚本 | ※スティーブ・クローブス |
衣装 | リンディ・ヘミング |
美術監督 | ※スチュアート・クレイグ |
撮影監督 | ロジャー・プラット |
音楽 | ※ジョン・ウィリアムズ |
編集 | ピーター・ホネス |
OST | 未購入。 |
パンフレット | 泣けるほど情報量が少ない。@700円 |
2002年作品 | 2時間41分 |
参考URL | 公式サイト:http://www.harrypotter.com |
※は第1作に引き続き担当していることを表す。