邦題「ハリー・ポッターと賢者の石」

原題「Harry Potter AND The Philosopher’s Stone」

@MOVIX倉敷


評者   

評価  

ひとこと

ほーく

ど派手な子供だましの映像がてんこ盛り。


<コメント>

  まあ、及第点といったところ。原作の1巻の内容にほぼ忠実な脚本に、ど派手な特殊効果映像をふんだんに用い、無難にまとめあげたというのが率直な感想だ。それ故に、無難以上の何者でもない。まあ、もともと舞台設定の説明を兼ねているシリーズものの1巻という制約から、テンポが悪くなるのも仕方ないのかもしれない。ただ、あまりにも退屈なシーンが多すぎる。見所は、もちろん、クィディッチ、トロール、クライマックス。その継ぎ目が緩急がついていないので眠たくなってしまうのだ。実は、こんな事を書きながら、3回も鑑賞している。最初のときはクライマックスを、3回目のときはクィディッチのシーンで寝てしまった。まあ、一度観れば充分という程度だ。ただ、功績も認めざるを得ない。子供だましとはいえ、あれだけ視覚に訴える映像を繰り出したのは、さすがクリス・コロンバスといったところ。どういった映像が子供を喜ばせるかを知っている。横丁のシーンとかこっちもわくわくしたもんなあ。キャスティングに関しては、危なげない。ハリーは実にイメージ通りでこのまま、どこまで彼で撮影できるかが勝負であろう。ちなみに、ハーマイオニーが実にキュートだと思っているのは秘密である。

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主演 ダニエル・ラドクリフ@ハリー・ポッター
共演              エマ・ワトソン@ハーマイオニー・グレンジャー、ルパート・グリント@ロン・ウィーズリー、ロビー・コルトレーン@ハグリッド、リチャード・ハリス@ダンブルドア校長、イアン・ハート@クィレル先生、ジョン・ハート@オリバンダー老人(杖の店の主人)、アラン・リックマン@スネイプ先生、マギー・スミス@マクゴナガル先生、ゾーイ・ワナメイカー@フーチ先生、ジョン・クリース@ほとんど首なしニック、リチャード・グリフィス@バーノン・ダーズリー(ハリーの叔父)、フィオナ・ショー@ペチュニア・ダーズリー(ハリーの叔母)、ハリー・メリング@ダドリー・ダーズリー(ハリーのいとこ)、トム・フェルトン@ドラコ・マルフォイ、ディビッド・ブラッドベリー@フィルチ
監督 クリス・コロンバス
原作 J・K・ローリング著「ハリー・ポッターと賢者の石」
脚本 スティーブ・クローブス
衣装 ジュディアーナ・マコーフスキー
美術 スチュアート・クレイグ
撮影 ジョン・シール,A.C.S.,A.S.C.
視覚効果監修 ロブ・レガート
音楽 ジョン・ウィリアムズ
チーフ・アニマル・トレーナー ゲイリー・ゲイロー
編集 リチャード・フランシス=ブルース,A.C.E.
OST 未購入。
2001年作品 2時間32分
参考URL

公式サイト:http://www.harrypotter-jp.com


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