邦題「キャッツ&ドッグス」
原題「CATS & DOGS」
2001/10/25 MOVIX倉敷
評者 |
評価 |
ひとこと |
ほーく |
3 |
部分的にツボにはいります。注:吹替版を推奨 |
<コメント> |
基本は、動物ネタ。犬が走り、猫が飛ぶ。忍者猫がグライダーで突入し、手裏剣が降り注ぎ、仕込み毛玉は吐き出すわ、マーシャル・アーツの達人同士の肉弾戦はあるわ、家屋は炎上するわ、もう大惨事。 あおり文句には、『「マトリックス」、「M:I−2」を超える本格アクション映画。ついに日本上陸!!』となってはいるが、あれは大嘘。そこに関しては、単なる出来の悪いパロディに過ぎない。いくら、特殊効果で動物に表情をつけようとも、見るからににせもののイヌVSネコの超絶バトルシーンを挿入しようとも、非戦闘時の犬の動作が緩慢すぎる。それこそ、「マトリックス」や「M:I−2」から何を学んだのか! しかも、メイン・ストーリー(?)のビーグル犬ルー君とブロディー博士一家のハートフルなパートには、げんなりしてしまう。特に、あのジェフ・ゴールドブラムの灰汁の強すぎるドUPは卒倒ものだ。 しかし!あの猫軍団の素晴らしいこと!遠大で歴史的に意義の深い計画&大胆不敵な行動力!そして、うっとりするような演説&目からうろこの奇抜な発想!すばらしすぎるっ!残念ながら英語力が達者ではないので吹替版で鑑賞したのだが、ひさびさに日本の誇る声優陣の演技力を堪能したのだった。パンフレットを見るとあちらの吹替も豪華なキャスト陣だったので、耳が達者な方はそちらでも楽しめるのかチャレンジしてください。 |
主演 | 猫さまご一行。 |
共演 | 犬さん達。ブロディー教授@ジェフ・ゴールドブラム、夫人@エリザベス・パーキンズ、スコット@アレクサンダー・ポラック、ソフィー@ミリアム・マーゴリーズ |
監督 | ローレンス・グータマン |
脚本 | ジョン・レクア&グレン・フィカーラ |
視覚効果監修 | エド・ジョーンズ |
美術監督 | ジェイムズ・ビッスル |
撮影監督 | フリオ・マカット |
音楽 | ジョン・デブニー |
編集 | マイケル・A・スティーブンソン、リック・W・フィニー |
動物調教 | ブーン・ナー |
OST | 未購入。 |
2001年作品 | 1時間27分 |