ジムニーの修理・1
  

   水温計が振り切ってる!!
           <検証>

今回のクランケは昭和54年式のジムニーです。
今時、2サイクル、3気筒550ccの
白煙をモクモク出しながら走る、
地球に”やさしくない”クルマです。


水温計    見てください、このメーター。
 「そろそろガソリンを入れた方が・・・」
違うって!!水温計ですよ、すいおんけ
い!
 見事に振り切ってますね〜。このジム
ニー、もう5年くらい乗ってますけど、こん
なの見たの初めてです。エンジンかけて
5分もしないのにこのザマです。
 2年程前にヒーターの効きが悪いんで
水周りの面倒を見たんですけど・・・
 その時はウオーターポンプが見事に破
損してて水が回ってませんでした。でもこ
こまで水温上がらなかったんですけど・・・。
 
     
アッパーホース    前回のサビがラジエーターもしくはエン
ジン内に残っていて悪さをしているんでし
ょうか。
 ウオーターポンプの”羽根”の部分が全
部無くなってたんですけど、その破片が
何処かに残っていて水が回っていないの
でしょうか。

 アッパーホース付近からは錆びた冷却
水が滲んできています。ホースが緩んで
いるわけでもないし・・・。もしかしてラジエ
ーターに穴でも開いてるのでしょうか。
とりあえずは冷却水を抜いてみましょう。
     
サブタンクの冷却水    とりあえずサブタンクの水を抜いてみ
ました。
そりゃ〜確かに赤いLLCを入れました
よ。でもこんなに赤くないでしょう、普通。
 事実サブタンクの底には赤いドロドロ
した物が溜まってました。
こりゃ〜簡単には直りませんね、続きは
今度の週末にしましょう。
     
ラジエーター    ラジエーターキャップを取って中を覗
いて見るとやっぱり赤かったです。
 前回の修理でサビは取り切ってなか
ったんですね。まだ他にもサビの原因
となる要素が何処かにひそんでいるの
かもしれません。

 

 


 

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