・5日目  郊外 〜 パリ市内 (終日フリータイム)  

 

今日は終日フリータイムの日で、希望者のみベルサイユの半日観光のオプションに参加する事もできた。

前回のイギリスでは参加していたが、今回はガイドブックを調べたり、いくつかの情報を得て自力で行く

事にした。

朝食を7:30頃に済ませて、ホテルを出発した。

オプションで参加の場合はバスで行くと聞き、ベルサイユ宮殿の入館時間が9:00だったので、その時刻に

着く事が出来るかと心配であったが…。

ホテル前のバス停には朝の通勤通学時刻と重なり、満員の中終点のオペラ座に到着。

まだ、完全に明けていない空の中、足早に駅のホームへ駆け込んだ。

ホームには既に満員で電車を2台乗り越すことになった。何とか乗車できても通勤ラッシュに巻き込まれ、

終点まで約1時間程乗る事に。更にバスに乗車。メトロ切符を持っていた私は、郊外でも使えるか不安だった

為、運転手に尋ねたところ1枚で大丈夫と教えてくれた。終着のベルサイユまでの道のりを30分は掛かったが

市内とは違いとても長閑な雰囲気の中を走った。街路樹があって車道も広くこの街並がとても気に入った。

 

終点に着くと運転手さんが私に着いたよと言ってくれて、ありがとうと挨拶を交わしバスを降りた。

目に見える光景はとても広大な広場があり、門の奥に見える宮殿が霧に隠れていた。

想像を絶する程大きくて、これがマリーアントワネットが住んでいた宮殿だったのか、と感動した。

少しでも早く宮殿に近づきたいと思うけれど、慣れない石畳の上思うように進めない。

 

団体と個人見学では入館口が違った。個人見学者用の入り口に着いて、列に並ぶと前に並んでいる人は同じツアー

のメンバーだった。聞くところによると私と同じくオプションには参加しなかったらしい。

高速郊外鉄道(R..R)で来たらしい。(私も悩んだ方法だったが…)時間も短縮出来たとか。

既に入館時刻を過ぎているのにと思っていたら、どうもストを起こして約1時間のズレで入館出来た。

 

宮殿内の装飾は目を見張るほどの綺麗な絵画と彫刻であった。鏡の間を最後に宮殿を出て、庭園を見る事にした。

まだ霧が深くて全貌を見る事は出来なかったが、写真撮影。馬車を見つけたので、記念にと撮影をお願いする事に

なった。12時になれば、大トリアノン、小トリアノン、マリーアントワネットの村里にも行けたけれど、残された

時間を考えるとやむを得ず諦める他無かった。

 

来た道を戻り、パリ市内に着く。

マドレーヌ寺院へ行った。円柱で囲まれた教会の内部は窓が少なく薄暗かった。神殿風の教会の外観はとても

大きくて圧倒されそうだった。内部のステンドグラスはまた違った雰囲気。

 

次はシテ島にあるサンド・シャペル、コンシェルジュリーを見に行った。

持ち物検査をした後、中に入ってみるとサンド・シャペル(教会)はほんの隙間から見れるほどで中には入れなかった。

コンシェルジュリーも同様に入れず、“スト中”と張り紙があった。

隣接している建物の中に入ってしまい、忙しそうに行き交う人達。服装は黒のマントに白いタイを着けてる。

頭にはひし形の帽子…、そこは何と“裁判所”だった。後で、調べてみると観光できるとか。不思議な体験をした。

まさかこんな所で裁判所の観光とは。個人で観光するといろんな経験が出来ますね。

 

これで、今日の観光巡りは終わりだと思い、再びメトロ(地下鉄)に乗り、シャトレ駅で乗り換え。

この駅は連絡駅でもあり、とても広い。電車が到着して、さあ、乗ろうと思ったときに事が起きた。

なんと、私のカバンに後ろから誰かの手が掛かっている。単独での行動が慣れたと言っても、気を抜いていない

私は、もしかして!?と思い、チャックを手で押えていた私は何があっても離さなかった。

そして、カバンを前に移動させた。案の定、それはジプシーが狙ったスリの行動だった。

年長の男の子を筆頭に女の子が2人で、同じ電車に乗り込んできた。

何事も無かったのように…。その後彼らは、次の駅で降りたがホームを歩く姿は見当たらなかった。

きっと、隣の車両に乗り移ったのでしょう。

それからの私は、何があっても怖いもの無しの心境であった。まぁ、スリも未遂に終って良かったって感じ。

 

電車内では、そんな事ばかりではありません。ホームを待っている間でも地下道でのストリートミュージシャンが

居て、バグパイプの演奏を聞く事が出来る。日本の様なホームでのアナウンスが無い変わりに、いろんな曲が

聞けるのです。メトロを乗り継ぐ中で、車内での演奏者達に2回出会いました。

アコーディオンとフルートで幾つもの曲を聞かせてくれます。

中でも印象深い曲は、“虹の彼方に”。とても綺麗な演奏で楽しませてくれました。

 

まだこの季節(11月中旬)では、日の出が遅く日の入りが早い。夕方4時を過ぎると次第に薄暗くなります。

時間に追われるような感じで、再びオペラ座まで。この辺りには、いくつかのデパートがある。

パン屋さんやレストランは数多くあるけれど、日本のようにコンビニってお店は無い。

スーパーを見つけるのもやっとの事。デパートの最上階の食品売場でサンドイッチを購入。

デザートにと思い、1F入り口付近の小さなケーキ屋さんでフルーツタルトを購入。

 

バスでホテルに到着、お昼を摂っていなかったので、先にケーキを食べた。

結構中身が詰まってた。日本のケーキ2〜3個分にあたるんじゃないだろうか…。一息ついて空腹を満たした

ところにIさんから夕食の誘いがあった。この近くにイタリアレストランがあると言う。

お友達で参加されているAさん達と4人で行った。店主はとてもフレンドリーでお店の雰囲気がとても良かった。

常連さんもたくさん来てて、パイやサラダが食べれた。(Iさんにご馳走になりました、美味しかったですね)

お店で飼ってられるネコが可愛かった。どうも日本ネコの様…。

 

明日は最終日で出発が2時から。午前中は自由との事だったので、部屋に戻り観光の予定をたてるのでした。