時間があればトゥール市内を歩いて探索してみたかったけれど、バスにてロワール河
流域にある古城巡り。
プラタナスの並木を通り抜けて、岩の岸壁に面した道路を走る。
この岸壁は、昔ワインセラーであったが、現在はレストランとして使用しているらしい。
最初に訪れたお城は、“アンポワーズ城”で、ロワール河の対岸から眺めるだけとなった。
そこでは、珍しい“宿り木”が幾つも見れた。1本の木に幾つも鳥の巣が出来ている。
また少しの間バス移動で、“シュノンソー城”に到着。
門からお城に続く道は、プラタナスの並木道でとても綺麗だった。このお城は、トマ・ボイエ
による工事であったが、多忙の為に途中から妻のカトリーヌ・ブリソネによって取り仕切られた
という。特徴として、それまでの建築には螺旋階段と部屋続きの間取りであったが、真直ぐな
階段と廊下を取り入れた最初のお城であった事。城内では、オリジナル(当時の物)のタペストリー
や家具を見る事が出来た。お城に河を取り入れた建築で、ギャラリーから眺めるシェーヌ河は
素晴らしい。マルク家の城塞であった“マルクの塔”が隣接している。
車窓にてシュヴェルニー城を見る。住民が飼育しているロバを見る事もできた。
田園風景の中に建っている家々は白を基調としていて、とても長閑な雰囲気で、映画の1コマを
見ているようだった。
その後、“シャンポール城”に向かう。お城が見えるまでは、とても長かった。
それは、庭の敷地面積が55km2 お城の入り口までが5kmもあるから。
お城の大きさも想像できません、440部屋もあるらしく、当時王様のお食事を運ぶのに、
スープが冷めたというのですから。世界遺産になっているのも納得…。
とても大きなお城に圧倒した。螺旋階段は上りと下りが別々にある二重螺旋。
最上階にはフランスの紋章(ユリの花)が飾られている。広大な森と庭が見渡せた。
パリ市内へ向かう途中、最後に“ブロワ城”へ寄った。
前庭からの眺めでお城の雰囲気は無かったけれど、やはり高台にあり記念撮影をした。
集合時間まで僅かしかなかったけれど、アンティークな雰囲気のお店に立ち寄り、絵皿を
購入した。商いをしているおばあさんは、急いでいた私を見て、リボンを掛けてラッピング
を綺麗にしてくれた。急がせてゴメンナサイという思いで一杯だった。
丘を駆け下りて、無事遅れを取らずに出発。
夕食後、翌日のフリータイムの予定を立てる為、ガイドブックと地図を開けて格闘していました。
慣れないフランス語表示と地下鉄路線の多さがちょっと心配でした。
・4日目 パリ市内 (半日観光 〜フリータイム) ![]()
ホテルで摂る朝食はフランスパンとクロワッサンであった。
午前中は市内観光がツアーに組み込まれていた。バスにて“凱旋門”の車窓観光、シャンゼリゼ通りを
走り、“コンコルド広場”を通る。凱旋門の周りは放射線状に伸びた通りが幾つもあり、信号が無くて
交通量も多くて、車は速度を出して走っていた。
“エッフェル塔”を広場から眺めたが、この時ばかりは朝の霧で全体を見る事は出来なかった。
少し高台からの眺めはとても綺麗だった。観光客目当ての商売人が数人立って、絵葉書を売っていた。
再びバスに乗って、シテ島(セーヌ河にある中州)にある“ノートルダム大聖堂”へ向かう。
写真を撮ろうと思っても無理がある程、外観が大きかった。寺院の前には、人が集まっている。
パリ市内から何キロと表示する地点がそこにあり、その地点に立つと再びパリを訪れると言われている
らしい。その地点に立ったものの、他の観光客に圧倒されて記念に写真を撮る事が出来なかったので
残念に思う。
内部ではフラッシュ無しであれば、写真を撮る事が出来る。デジカメの電池残量を気にしながら前日まで
撮影をしていたが、やはり充電量が僅かとなってしまい、数枚しか写せなかった。
同ツアー客の方に、電池を頂いたが撮影は無理で、普通のカメラで撮影する事になった。
ステンドグラスのバラ窓はとても綺麗で、暫く座って眺めていたい思いだった。
彫像も幾つか並んでいて、大聖堂の門には聖書の物語になっていて彫刻されている。
外からバラ窓を眺め、大聖堂の裏にある小さな公園からも全体を見て、足早に観光を済ませて免税店で
解散となった。
その後、添乗員さんは“フォンテンヌブロー”(宮殿に馬蹄形階段があって木彫細工が素晴らしい)へ
行くので、同行を希望する人を募ってらした。
郊外にあるので、前日まで戸惑ったがパリ市内でも見たい場所が幾つかあったので、自由行動をとる事
にした。
後になって、少し後悔したけれど・・・。
早速、買い物もしないで免税店をあとにしようと思ったら、同ツアー客の60歳前後のおばさんが、私に
声を掛けてきた。この方は、友達とツアーに参加したらしいが、“フォンテンヌブロー”へ以前言った事が
あると言って、午後から友達とは別行動を取ったらしい。
ルーブルに近いこの場所からオペラ座まで同行しませんか?と言う。マドレーヌ寺院へ行く予定をしていた
私は、同じ方向になるし、と思って一緒にお店を出た。
すると、フラン札を交換にフランス銀行に行きたいと言われてガイドブックを見るが中々見つからない。
途中で何回か道を尋ねたら、イギリス人に出会った。この人は仕事でパリに来て、同じくフランス銀行を
探していると言う。東京にも数年間住んでいたらしく、日本語も少し話していた。
3人で捜し歩き、やっとの思いで見つかった。
厳重に警備されていて、入り口にはセキュリティーチェックがあった。
そのおばさんは私を放って、早々とチェックを済まして入ってしまった。その後、オペラ座まで行く事に
なっているし、ここで別行動を取ったら迷子になられても困る。結局、警備員の人に言ってチェックを
済ませて入った。昼休みであった為、暫く時間を待って何とか両替を済ませた。
昼食にサンドイッチを摂って、オペラ座へ向かう。私が英語を話せると知って、“心強い”とまで言われ、
そのおばさんの買い物にも同行する事になってしまった。
結局、マドレーヌ寺院へ行く時間を惜しんで、定休日の関係で今日しか行けない博物館へ向かう。
途中、“サン・ジェルマン・デ・プレ教会”へ行った。フランス最古の教会とあって、とても趣があった。
この時既に日が暮れかかって、あともう一つ教会に行きたかった。でもこのおばさん1人で地下鉄でホテル
に帰ってもらうのも言い難く、かといって同行して歩くのも辛そうだったし悩んだわ。
再度一緒に歩くと決まってから、有名なパン屋さん“リオネル・ボワラーヌ”へ立ち寄った。
“フランス歴史博物館”へ着くと、人の出入りも無く窓口の人に尋ねるとストを起こしているので、休館に
なっていると言う。已む無く諦めて、オペラ座まで戻り近くにあるレストランで夕食を摂った。
大きなツボのような容器に入った“オニオンスープ”でチーズが入って、体も温まり美味しかった。
ホテルへの帰りはバスに挑戦。乗り場もたくさんあって、運転手さんに行き先と乗り場についてフランス語
で確認。なんとか通じて、バスで無事に帰れた。
翌日は1日フリータイム。予定して観光できなかった場所を再度確認して予定を決め直した。