ニコンが35フルサイズのD3を出すというので驚いた。
キヤノンに総入れ替えしようと考えていたので危機一髪という感じです、Fマウントにこだわりぬいたニコンに敬意を表したいと思いました。
どんな作品を撮るのかと考えた時にカメラはレンズはフィルムはと考える時代に生きたので中途半端な道具を使用したくない、写れば何でもいいという時期も確かにありましたが継続できることもなかった、良い道具を手にしたいと思うのが普通なのだろうと思う、そしてカメラは使いこなして初めて道具に成れるのだと思う。
過去を振り返ることはしても未来を語ることのない心、夢や希望もない心で何を描くのかと思う、現実回避の写真観、これも今流と思うけれど真理を見詰められる心でありたいと思う、写したいのは被写体を通して見える己の心なのだと思う、見詰めるとはそういうことと考えるから写真も同じと考えている、写真観とはその人の心なのだと思う、この心にはタイムトンネルもあると思う。