| ○ | 「医療事故 なぜ起こるのか、どうすれば防げるのか」 山内桂子・山内隆久 2000 朝日新聞社 |
| 医療事故の発生するメカニズムを心理学的に解説した,国内初の書籍です.個人への責任追及ではなく,再発防止のための組織によるリスクマネジメントと,事故発生時のクラッシュマネジメントの必要性,そこで心理学の果たし得る役割について説きます.(森永今日子) |
| ○ | 「医療事故」 C.ヴィンセント・M.エニス・R.オードリー著 安全学研究会訳 1998 ナカニシヤ出版 |
| 医療の安全について,医学,看護学,心理学,法律学,経済学,薬学等の専門家が総合的に研究し,事故防止のために必要とされる教育や研修のあり方,事故発生後の当事者,関係者の精神健康の問題についても言及しています.(森永今日子) |
| ○ | 「医療の質−谷間を越えて21世紀システムへ」 −米国医療の質委員会/医学研究所著 医学ジャーナリスト協会訳 2002 日本評論社 |
| 米国医療の質委員会(IOM)が,21世紀のアメリカの医療システム構築についての提言をまとめた最終報告書.安全、有効、患者中心、適時性、効率、公正の条件を満たす質の高い医療を実現するためのシステム再構築を提案しています.(森永今日子) |
| ○ | 「人は誰でも間違える―より安全な医療システムを目指して」 L.コーン,J.コリガン,M.ドナルドソン,米国医療の質委員会/医学研究所著 医学ジャーナリスト協会訳 人は誰でも間違える―より安全な医療システムを目指して 日本評論社 |
| 原題は「To Err is Human」です.毎年4.4万〜9.8万人のアメリカ人が医療事故により死亡しており,それは交通事故死よりも乳癌による死亡者より多いという,米国医療の質委員会(IOM)が実施した,アメリカの医療事故に関する大規模な調査の結果がまとめられています.事故防止のため取り組みも提言され,アメリカの医療界が事故防止対策に向かうきっかけとなった文献です.(森永今日子) |
| ○ | 「医療事故がとまらない」 毎日新聞医療問題取材班 2003年 集英社新書 |
| ○ | 「組織事故−起こるべくして起こる事故からの脱出」 J.リースン著 塩見弘監訳 1999 日科技連 |
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チェルノブイリ原発事故やチャレンジャー爆発事故などの組織事故は,組織内部に潜む欠陥が知らず知らずのうちに拡大して発生したものです.大惨事の発生を事前にくい止めるためには,事前に危険を突きとめ是正するためのシステムが必要です.ヒューマンエラーの権威である著者が、このようなシステムの構築に向けた実践的なアプローチを提供するとともに,安全文化をエンジニアリングする方法について解説しています.(森永今日子) |
| ○ | 「人はなぜ誤るのか−ヒューマンエラーの光と影」 海保博之 2001 福村出版 |
| ○ | 「失敗のメカニズム−忘れ物から巨大事故まで」 芳賀繁 2000 日本出版サービス |
| ○ | 「誰のためのデザイン?」 D.A.ノーマン著 野島久雄訳 1990 新曜社 |
| 機械は,本来利用する人のために設計されるべきなのに,多くの機械は,利用する人のことを考慮されていないために,使いくいものになってしまっていることを,認知心理学の立場から指摘しています.使いやすい機械とは何かということについて論じています.(森永今日子) |
| ○ | 「ヒューマンエラー」 小松原明哲 2003 丸善 |
| ○ | 「ヒューマンファクター」 H. F. ホーキンス著 黒田勲監修・石川好美監訳 1992 成山堂書店 |
| 航空機事故の分析のために開発され,現在医療現場で事故やインシデントの分析に多く用いられるSHELLモデルについて紹介されています.(森永今日子) |
| ○ | 「コミュニケーションの心理学 認知心理学・社会心理学・認知工学からのアプローチ」 松尾太加志 1999 ナカニシヤ出版 |
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コミュニケーションにおいて,「わかる」とは何なのか,豊富な心理学実験データを紹介しながら解説しています.人と人の対面コミュニケーションだけでなく,機械を通じたメディアコミュニケーションについても詳しく触れ,わかりやすい,使いやすい機械とは何かということについて解説しています.(森永今日子)
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| ○ | 「ナースのためのアサーティブ・トレーニング―さわやかに自分を主張する法」 M.シェネバード著 藤田敬一郎・杉野元子訳 1994 医学書院 |
| ○ | 人づきあいの技術 相川充 2000 社会的スキルの心理学 サイエンス社 |
| ○ | アサーション・トレーニング−さわやかな<自己表現>のために− 平木典子 1993 日本・精神技術研究所 |
| ○ | ナースのためのアサーション 平木典子・沢崎達夫・野末聖香 2003 金子書房 |
| ○ | Bate, D. W. 2000 Using information technology to reduce rates of medication errors in hospitals. British Medical Journal, 320, 788-791. |
| ○ | Leape, L. L., Cullen, D. J., Clapp, M. D., Burdick, E. B., Demonaco, H. J., Erickson, J. I., & Bates, D. W. 1999 Pharmacist participation on physician rounds and adverse drug events in the intensive care unit. Journal of American Medical Association, 282, 267-270. |
| ○ | Foli, H. L., Poole, R. L., Benitz, W. E., & Russo, J. C. 1987 Medication error prevention by clinical pharmacists in two children’s hospitals. Pediatrics, 79, 718-722 |
| ○ | 菅沼崇・細田 聡・井上枝一郎 2002 組織要因が引き起こす産業事故に関する理論的枠組みの提案 産業・組織心理学研究, 16, 35-57. |
| ○ | Reason, J. 2000 Human error: models and management. British Medical Journal, 320, 768-770. |
| ○ | Edmondson, A. 1996 Learning from mistakes is easier said than done: group and organization influences on the detection and correction of human error. Journal of Applied Behavioral Science, 32, 5-28. |
| ○ | 大坪庸介・島田康弘・森永今日子・三沢良 2004 医療機関における地位格差とコミュニケーションの問題:質問紙調査による検討 実験社会心理学研究,43, 85-91. |
| ○ | 森永今日子・山内桂子・松尾太加志 2002 医療事故防止におけるチームエラーの回復に関する研究(1) ―エラーへの指摘の抑制要因についての質問紙調査による検討― 北九州市立大学文学部紀要(人間関係学科),10,55-62. |
| ○ | Sasou, K., & Reason, J. 1999 Team errors: Definition and taxonomy. Reliability Engineering and System Safety, 65, 1-9. |
| ○ | 松尾太加志 2003 外的手掛かりによるヒューマンエラー防止のための動機づけモデル ヒューマンインタフェース学会誌,5, 75-84. |
| ○ | Hofling, C. K., Brontzman, E., Dalrymple, S., Graves,N., & Piece, C.M. 1966 An experimental study of nurse-physician relationships. Journal of Nervous and Mental Disease, 143, 171-180. |
| ○ | 山内桂子・高木安雄 2004 医療事故に関わった看護師の業務継続に伴うストレスとサポートの検討 病院管理,41,37-46. |
| ○ | 松尾太加志・山内桂子・森永今日子・福留はるみ・三沢 良・金子智美 2004 医療現場におけるヒューマンエラー検出手がかりの分類〜看護師に対する質問紙調査による分析〜 日本情報ディレクトリ学会誌(印刷中) |
| ○ | 山内桂子・森永今日子・松尾太加志 2002 医療事故防止におけるチームエラーの回復に関する研究(2)―看護職の事故防止研修におけるアサーション研修の試み― 北九州市立大学文学部紀要(人間関係学科),10,63-70. |
| ○ | 山内桂子・嶋森好子・松尾太加志・森永今日子 2004 医療事故とコミュニケーション 特集 医療事故を防ぐために:「コミュニケーションエラー」「エラー回復」という概念 看護,Pp.40-59. |
| ○ | 山内隆久・島田康弘・垣本由紀子・嶋森好子・松尾太加志・福留はるみ・山内桂子 2002 医療事故防止の学際的アプローチ:医療チームのコミュニケーション改善を中止に 病院,61,147-151. |
| ○ | 山内隆久・嶋森好子 2001 ベッドサイド中心の「患者安全学」 看護管理,11,436-441. |
| ○ | 松尾太加志(主任研究者) 平成14年度厚生労働省研究費補助金医療技術評価総合研究事業「看護業務改善による事故防止に関する学術的研究〜エラー防止および医療チーム研修の導入の効果〜」(課題番号:H13-医療-037)総合報告書 |
| ○ | 医療事故防止の心理学研究会 2000 医療事故防止のための心理学的研究 [Online] http://www8.plala.or.jp/revir/works/2000/safety/index.html |