アニメ・マンガ 感想  2004年6月

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天奈(管理人) 神奈(記録者) 美春 ことり

マンガ


 魔法先生ネギま! 9巻  赤松健

「9巻……」
「いきなり最新刊ですか。キャラとかは、ある程度知ってるけど……」
「裏表紙の、幽霊たんに萌えますた(*´Д`)」
「カバーも外してみるです(・∀・)」
「これは素晴らしい(*´Д`)ハァハァ」
 ――学園祭の準備で、大忙しの、ネギたち。
 その大きな流れの中で、五月、さよ、聡美なども紹介していく。
「さよたん(*´Д`)ハァハァ」
「ぱんつキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「ぱんつねえ……こういうのも、テレ東では、だめなんだっけ?」
クロノクルセイドは……別の局か……」
「アニメでも、さよが主役の話は、あるみたいだけど……」
 ……ずっと孤独だった、相坂さよは、友達を作ろうと、頑張る。
 最初は怖がっていた、クラスの生徒たちも――。
「でも、さよさんって、すごい昔の人なんだ……」
「戦争体験者なのね……すでに、幽霊だったわけだけど」
「茶々丸(*´Д`)ハァハァ」
「茶々丸は、この葉加瀬聡美が造ったわけか」
「天才なんですね……」
 ……様子のおかしい茶々丸を、点検することにした、聡美。
 でもそれには、彼女の想像もつかない理由があって――。
「恋するロボット、ステキですね♪」
「さすがロボです(・∀・)」
「服を脱ぐのを恥ずかしがる、茶々丸たん(*´Д`)ハァハァ」
「ネギ君、モテモテだー♪ でも、明日菜さんだけは、ちょっと違う?」
「高畑の存在が、あるからね。将来的には、わからんが……」
 ……学園祭で、高畑教師を誘いたい、明日菜。
 魔法の薬で大人になったネギを、練習台にするのだが――。
「赤と青の魔法のキャンディーか……元ネタは、メルモですね」
「木乃香、かわいいよ、木乃香(*´Д`)」
「刹那さんが、この巻の間、ずっと出ずっぱりなんですよねー」
「木乃香との関係や、彼女の正体も、明らかになってるみたいだし」
「百合ですね(・∀・)」
「18歳の木乃香たんも、7歳の木乃香たんも、(*´Д`)ハァハァ」
「せつなちゃんも、カワイイ♪」
「ネコ耳すくみず刹那たん(*´Д`)ハァハァ」
「……やりすぎか」「そうですね……でも、それでこそ、赤松作品?」
「裕奈とか、夕映にも(*´Д`)ハァハァ」
「これは、アニメと違って、すばらしく萌え萌えな作品ですね(・∀・)」
「裕奈は、アニメとは、随分と印象が違うな……」
「髪が、黒のベタ塗りですからねー」
「ある意味、まき絵のピンクより、酷い改変かもしれん……」
 ……のどかは、ネギと学園祭を回ろうと、勇気を出してアタック。
 それを契機に、女の子たちの、『ネギ争奪戦』が勃発――。
「のどかさんは、味方がいるのが強みですよね……」
「夕映たちが、後押ししてくれるからね」
「これは、のどかと夕映の修羅場展開への、伏線ですね(・∀・)」
「可能性は、なくは、ないんだろうけど……」
「この作品では、ありえないのじゃないかと……」
「アニメ版には、充分、その可能性が_| ̄|○」
「明日菜と木乃香だろうけどね、そっちで、あるとしたら――」
「願いを叶える『世界樹』の下で、決闘ですか?」
「恐怖に引きつった表情の、明日菜が見えます_| ̄|○」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル」
「そういう演出、好きそうなんだよね……宮崎なぎさって」
 ……そんな中、超鈴音やハカセたちは、ある陰謀を進めていた。
 ネギを仲間に引き入れようとする、彼女たちの真意は――?
「茶々丸さんも、超の一味に入ってるんだ……」
「ハカセが、いるからだろうけど……エヴァは、どうなのかな?」
「そのあたりは、次巻で明らかになりますよ♪」
「その前に、ちゃんと8巻までを読んでおきたいのだが……」
「だ、そうですが♪」
「……買って参ります_| ̄|○」
「こんな名作を放置してたとは、本当に、ダメダメな奴ですね(・∀・)」
「ついに、この時がきた――って感じかも?」




 NHKにようこそ! 2巻  滝本竜彦×大岩ケンヂ

「ダメマンガキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「なんて羨ましい主人公_| ̄|○」
「デートですか!? デートなら、私がっ!」
「盗聴なら、お任せください(・∀・)」
「……してるのかよ」
 といっても、音楽くらいしか、聞こえてこないだろうけど。
 いや――むしろ、この男が、脳内麻薬の出すぎ?
「ヘッドフォンは、基本装備ですよ(・∀・)」
「ヤバイ歌が、周囲に漏れると、恥ずかしいからね……」
「やばくないし_| ̄|○」
「(・∀・)らんらんらーんらーんらん♪」
「……そ、それは、ヤバイかも(;´Д`)」
「ビビビビ (・∀・)ヤンヤンヤヤンヤーン♪ ヽ(゚∀゚)ノ フゥーッ!!」
「……むしろ、見ているアニメが、恥ずかしいだろ、それ」
「だから、ヘッドフォンが必須なのです_| ̄|○」
「日がな一日、アニメ見てるようなものだしな……最近は」
 それは、そうと……今日も、佐藤達広の部屋を訪れる、中原岬。
 佐藤の母親に、まっとうに生きていることを証明するために――。
「恋人ゴッコですね(・∀・)」
「ヒキコモリが……外に出るな_| ̄|○オンナノコトイッショナド……」
「まあまあ。フィクションですから」
「よし! 私もフィクションで、岬たんとデートしてくるかな(*´Д`)ノ」
「そういうのは、妄想と……」
「エロシナリオを! ……書いてろと、言うのですか。・゚・(ノД`)・゚・。」
「ああ、いや、あの……本当に、大丈夫か、お前……?」
「この作品は、ダメな人のココロに、突き刺さるようですね(・∀・)」
 ――しかし、岬たちの作戦は、失敗に終わる。
 佐藤と岬が恋人でないことは、母親には、すぐに判ってしまった。
「岬さんは、家庭の問題とか、いろいろありそう……」
「父親に、レイープを。・゚・(ノД`)・゚・。」
「そういうのじゃなくて……でも、そう、普通の――暴力とかなら」
「しかし、この女も、かなりアレだぞ……」
「そうですね。盗聴は、ちょっと……」
「西守歌たんを、バカにするなぁー。・゚・(ノД`)・゚・。」
「あ、ちょっと設定をいじると、『Φなる・あぷろーち』になりそう♪」
「憧れの先輩が、結婚したりね……」
 ――生きる気力をなくした先輩と、夏の無人島へ行く、佐藤。
 ただのオフ会と、思い込んでいた佐藤だが、実は……。
「前半と後半で、がらりとキャラの立場が変わるのが、面白い」
「人間の感情なんて……そんな、些細なものなんですよ♪」
「良いことも、悪いこともある。深く、考え込まないことだよね」
良いことって、なんですか_| ̄|○」
「tvkの、アニメが見られる……とか」
「そ、それは……こんなに幸せなことが、ここに、あった(*´Д`)」
「ね? 物事は、考え方次第なんですよ♪」
「……なんかそれ、引き篭もりを推奨してないか――?」
「はっ!? ――い、いえそのっ、外! お外に出ましょう!!」
「……ムンドクセイ('A`)」
「まあ、そのうち、腹が減って、なんか買いにでも、いくだろ……」
「お腹、空きました? でしたら、ピザでも、頼みましょうか?」
「配達人コワイ。出たくない。誰か受け取ってきて('A`)」
「これは、すばらしい、ダメ人間ですね(・∀・)」
「なあ、もし……岬が来たら、出るのか?」
「……出られるわけ、ないじゃないか!? 騙されるだけで_| ̄|○」
「彼女は……まあ、本当に、佐藤を心配してると思うが……」
「自分以下の人間を発見した、優越感ですね(・∀・)」
「でもね……それって、真理。人間って、そんなもの……だから」
「え? あ、まずい、よもや、新たな傷口が――!?」
「でも……でも――だからっ! 私、何か間違ってるっ!?」
「間違ってるもなにも、何が言いたいのか、よく解らんだろう……」
「弱いから……だから、私は、自分より弱い人を、救ってあげたい」
「それは、もしや私のことですか_| ̄|○」
「それは、優しさじゃないの!? ――ただの、優越感っ!?」
「えー、なんだか妙な空気なので、この辺りで……」
「強い人は……ヒキコモリのことなんて、気にかけてくれないよ?」
「わ、解ったから。もういいから、全部! 寝て忘れろよ……」
「それとも、人形が同情してくれる……ファンタジー夢見てる!?」
「こ……ここは、とてもステキナ修羅場のようですね(・∀・)」
「もう、こんな世界、全部壊して……なかったことにしてやるヽ(`Д´)ノ」
「こら、暴れるなっ! く……手伝えよ、無の――いや、お前もっ!!」
「む……むの、_| ̄|○ムノウデスカ、ソウデスカ……」
無能だって、いいじゃないですか……ちゃんと、働いてるんだから」
「うるさいっ! キサマラ全員、ここから出て行けっ!!」



「寒いし……」
「さっさと食事でもして、気分転換してこい、たわけどもっ!」
「……逝くか」「あーるーはれたーひーるーさがりー」「ドナΣ(゚Д゚;)」

 ――このマンガは劇薬です。服用には、注意しましょう。

「ていうか、全然、感想になってないじゃないか……」
「まあ、自殺する人間は、携帯なんか持つなという話ですよ……」
「だって……本当に死にたい人なんて、いないじゃないですか」
「誰かが、手を差し述べてくれるのを、待っている証拠だしね」
「かかってこなかった時は、どうすれば_| ̄|○」
「氏ねば、いいと思いますよ(・∀・)」
「いや、履歴とか見れば、かかってきてるじゃん。たまに……
「ほとんど、知らないところからですが、何か_| ̄|○」
「残念ですね。せっかくの、フラグを(・∀・)」
「――えっ?」「かけ直すなよ? そういうのは……詐欺だから」
「落ち込んだりすることもあるけれど……私は、元気ですっ!」
「カラ元気(・∀・)乙!」




 かってに改蔵 26巻  久米田康治

 最終巻
「終わってしまった_| ̄|○」
「よく、続いたと思いますよ。――お疲れ様です」
「ギャグ漫画を、それも週刊連載で、ここまで続けるのはね」
「次回作を、期待しておりマス♪」
「扉の『打ち切り』に(・∀・)ワラタ」
「最後だけあって、折り返しの『人物紹介』も、フツウですね」
「本誌の柱のとおりだね」
「温泉キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「掴みは、オッケー♪」
「百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「新キャラのツインテールたん(*´Д`)ハァハァ」
「新キャラっていうか……ただのゲストキャラなんですけどね」
「……第一印象_| ̄|○」
「アウトローじゃないけど……怖そう?」
「羽美たん(*´Д`)ハァハァ」
「むしろ、変人。……たしかに、一般の人間から見れば、怖いね」
「なんだとーヽ(`Д´)ノ」
 そんなこんなで、ネタは続いていく……。
「ヤッターマン(・∀・)」
「乾電池……」
「そういえば、初めは下ネタも、多かったんだよね……」
「絵も、こんなに綺麗になって……」
「立ち絵が、萌えますね(*´Д`)」
「ボードゲーム系のキャラデザとか、いいかもしれませんね」
桃鉄みたいの?」
地丹が主人公とは、また矮小な作品ですね(・∀・)」
「そういう……あ、でも、セコくてアホなゲームも、面白そう、かも?」
「まあ、地丹は、どのみちキングボンビーだから」
かわいそぶるといえば、Vガンシャクティですね」
「見てくださいっ!」
「あれは、必死でしたねえ。毎回毎回……」
「そして、台無しといえば、湯気!」
「湯気キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「せっかくの作画が、台無しです_| ̄|○」
「もともと、描いてないという説も……」
「手抜きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「――ま、DVD版を良いものに思わせるためなんだけどね」
「……べ、別に、パクるつもりじゃ、なかったんです……」
「たまたま、設定が、似通っちゃっただけですか?」
「……ファフナーの監督の人ですか(・∀・)?」
「キャラデザも、が売れる前から決めてましたよ。ええ本当に」
「全部、不可抗力なんですね♪」
「……あまり、バカにしてやるな……彼らも、頑張ってるんだから」
「毎週、放送があるんですものね」
ガド(・∀・)ガード
「そっとしといてやれ、もう、あの作品は……」
「とりあえず、新鮮組――ということで」
「ネタがない!? パスポート!」
「はいはい。パスね……」
 全話ネタにしてても、読む方が大変なので、少し飛ばそう。
「誰が読むんですか(・∀・)?」
「私が……後で読み返します_| ̄|○」
「昔の日記って、読むに耐えないよね……」
「必死に『問い詰め』とかされたら、ドキドキしますか(・∀・)?」
「みなもの問い詰めに、ドキドキ(*´Д`)ハァハァ」
「つまり……まこちゃんと、みなもは、あの後、勘違いで?」
Windの、お話ですよー」
「唐突に、舞台の町の成り立ちとか、語りはじめましたが(・∀・)」
「これ、実は伏線だったんですね」
「ボクの名はエイジ。地球は……狙われている!」
 そんなわけ(?)で、秀才塾の登場と、最後の戦いがあって。
「天才と秀才の境界って、難しいところですけど」
「川相は……秀才?」
「うーん……高橋由とか、実は秀才って感じ?」
「TVじゃ必死に、天才、天才と煽ってましたけどねえ」
「ちなみに上原も、『雑草』どころか秀才だと思うところですが」
 そして、彼らは、扉の向こうへ――。
ハガレンネタですね(・∀・)」
「そうなのかなあ……」
「時期的に、ちょっと微妙なところかも」
「てゆうか、普通に『エヴァ』ネタなんですが(;´Д`)」
「つまり、ハガレンは、エヴァのパクリなんですね(・∀・)」
「こらこら、変な論理を展開しない……」
「でも、綺麗にまとめてますよ」
「きちんと、1話と繋がるカタチでね」
 意味のなかったものを、伏線に仕立て上げたりして……。
「すべて、脳内妄想だったのですね(・∀・)」
「まあ、夢オチみたいなものですが」
Airのラストシーンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「あの羽美〜♪」
「ギャグか? そういうネタなのか、そこは!?」
「たぶん……『そんなつもりじゃなかった』――のでは、ないかと」
大蛇足キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「たしかに……ない方が、綺麗だけどね」
「早く、アニメになるといいですね♪」
「無理」
 ……だから。時事性が、強すぎて……。
「でも、ガンダムネタに特化すれば、あるいは……?」
ジブリあたりが、セルフパロでやってくれないものかと……」
「できなくは、ないだろうけど……」
 ――絵柄的にも。
「やるメリットが、なんっっっにもないからねえ……」
「巻末の反省文って、どこまでがネタなんでしょうね?」
「自虐ネタかね、やっぱり」
新連載が始まれば、気分も変わってきますよ♪」
富樫化の、(・∀・)ヨカン」
「やる気は、ありそうだから……大丈夫でしょ」
「とにもかくにも、長い間、お疲れ様でした」
「ちゃんと休養とって、また面白いマンガを描いてくださいね」




 クロノクルセイド 8巻  森山大輔

 最終巻
 長かったクロノとアイオーンの戦いにも、ついに決着が――。
「ていうか、2〜7巻は?」
「そ、そのへんは、アニメの方で……」
「ぜんっぜん、話が違うんですが(・∀・)?」
「絵は、段違いに上手くなってますよね。開始当初に比べると」
「演出が、恐ろしいほどに、上手いのじゃないかと」
 マンガ的演出と、ゲーム的演出と、上手く融合しているような。
「構図が、カコ(・∀・)イイですね」
「ページの中での、キャラの配置に気を遣ってる、のかな」
 無駄のないよう、詰め込みすぎないように……。
「空白部分の使い方が、とても効果的だな」
「ほとんど真っ白なマンガやアニメには、見習ってほしいですね」
「コマの流れも、綺麗ですね」
「同じような絵を、大きさを変えて続けてみたりね」
「『コマ送り』的な効果が、でてますよね。ゆっくりと動く感じ」
 作者は、アニメの演出をやっても、成功すると思う。
「話のまとめ方も、アニメ版より、遥かに上手いしね」
「ハッピーエンド、すごくいいです♪」
「ハッピー、なんでしょうか……」
「ロゼットは、アニメと同じように、死んでしまうけれど……」
 無理をしたせいで、若くして、死んでしまうけれど――。
「人は、いつかは死んでしまう。だから――」
「どうやって死ぬのかが、大切なんだね」
「死の瞬間に、本人が幸せだったと思えれば、それは――」
 それは、彼女が幸せだったという、証明になる。
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「……だから、これは、まぎれもなく、ハッピーエンドなんだよ」
 アニメのように、変に史実と絡めて……欝にもならないし。
「ヨシュアも、本当の幸せを、手に入れられましたし」
「アズたんが_| ̄|○」
「ヨシュアとアズマリアが、ケコーンですか(・∀・)」
「この2人だったら、祝福できる。そういう、人たちですよ?」
「……わかる。わかるよ。でも。・゚・(ノД`)・゚・。」
「作者の、キャラクターへの愛を感じるね」
「うん。余ったからくっつけたとか、そんなのじゃ、ないんだよ」
 彼らの将来、幸せを考えたときに、最良の選択だったのだろう。
「成長したアズたんも、(*´Д`)ハァハァ」
「エピローグが、すごくいいですね」
「未来キタ━━━━━━。・゚・(ノД`)・゚・。━━━━━━ !!!!!」
 ――ロゼットのいない、少しだけ、未来の世界。
 悪魔が街を徘徊するようなこともない、平和な……。
「эぅι゛ょなアズたんが_| ̄|○」
「キャラにちゃんと年を取らせている作者は、スゴイです!」
「なかなか、描けないものなんだけどね……」
 可愛く描いていたキャラに、醜く年を取らせるなんていうのは。
「醜くないよ。ちゃんと、これはアズたんだもの。・゚・(ノД`)・゚・。」
 結婚して、一緒に年齢を重ねるというのは、こんな気持ちか。
「愛に溢れていますね。・゚・(ノД`)・゚・。」
「おばあちゃんの絵も、上手いんですよね」
 そのアズマリアも、人として生き、綺麗に死んでゆく。
 そして、結晶化し、時の流れに取り残されていた、サテラは――。
「アニメだと、ちょっと、安易に殺してしまいましたが……」
「奇跡が起きた――と、解釈してよいのだね、これは」
 ……本当は、生き残った『悪魔』の、気まぐれなのだろうけど。
「気まぐれな彼女の、ちょっとした、『優しさ』の表れなんですね」
 ロゼットの墓参りをするサテラと、それを、そっと見守るフロレット。
 彼女もまた、サテラとともに、『フィオレ』として力を取り戻していた。
 そして、姉と妹の、おそらくは、永遠の、――別れの場面。
「これも、よい場面だな」
 ――そして、最後に描かれる、この場面。
「ロゼットの、――死――の間際に」
 ついに、その時を迎えてしまう、ロゼット。
 彼女は、たったひとり、静かな教会で、その時を待ち続けていた。
 覚悟は、できていたはずなのに。それでも……
「それでも、怖いんだね。たったひとりで、死んでいくというのは――」
「このあたりは、アニメ版の演出とも、少し似ているね」
 発作に襲われ、「まだ死にたくない」と、あがくロゼット。
「必死ですね。・゚・(ノД`)・゚・。」
 最後に……本当に、最期の時に、目の前に現れるのは――。
「クロノキタ━━━━━━。・゚・(ノД`)・゚・。━━━━━━ !!!!!」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」

 ――クロノクルセイド、




 蒼天航路 32巻  王欣太

 漢中攻防――。
夏侯淵カコ(・∀・)イイ」
曹休キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「地味に使える武将だな、ゲーム等でも」
 曹洪の後釜――というところ。
呉蘭雷銅キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「こちらは、張飛関羽の後継者的な位置づけでしょうか?」
「そんな感じの登場だったんだけど……」
「アサーリ死にますた(・∀・)」
「。・゚・(ノД`)・゚・。」
 しかし、大抵の物語では、あっさりと流される漢中での戦い。
 厳顔黄忠の先陣争いと、夏侯淵の死――。
 そのくらいしか、触れられることのない部分なのだが。
「虚実交えて……むしろ虚に隔たっても、上手く描けている」
「ダイナミックな作戦ですね♪」
「陽動に陽動を重ねる……面白い戦略だ」
「呉蘭・雷銅が、捨て駒に。・゚・(ノД`)・゚・。」
「彼らも承知の上であれば、それは仕方あるまい」
「それが、武人――ですか」
「そうだよ。作戦のために死ぬのは、名誉なことだから」
「……現代人には、理解しづらいところです」
「だから、ガンダムなんかは、ああなっちゃうんだろうけど」
 富野のは、解った上での批判だろうから、別に良いのだけど……。
「福田とか、絶対に解ってないよなあ……」
「種は、もういいです_| ̄|○」
「夏侯淵はカッコイイんですが……副将の人が、なんか微妙かも」
「ウシャシャ(・∀・)!」
「しかし、発言は的確だ。見事な副将ぶりではないか」
路招。・゚・(ノД`)・゚・。」
馬超が相手では、仕方あるまい……」
「微妙なキャラといえば、郭淮も別の意味で微妙な感じです」
「彼の真価は、後に孔明の北伐で発揮されるが……」
「そこまで話が続きません_| ̄|○」
 陽平関を陥落させた劉備は、法正の策を容れ、再び出兵。
 狙いは、敵の司令官・夏侯淵の拠る定軍山である。
「法正(;´Д`)ハァハァ」
 名軍師・法正の指揮の下、山を攻め上る劉備の軍勢。
 ――しかし、夏侯淵は、劉備との会談を望んでいた。
 1対1の議論に応じる劉備だが――それは、物別れに終わる。
曹操を差し置いて、外交をやろうというのかな」
「自分が、双方の防波堤になるつもり――なのかな?」
「成長したな、淵も……しかし――」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
 脇から飛び出した黄忠が、その生命を、狙う。
 奇襲――それも、また、法正の策であった……。
「人間的に、とても清廉な印象がありますね、夏侯淵さんは」
「だから、ここで――卑怯な――奇襲に、斃れてしまうのだろう」
 ……甘いといえば、甘いのだよな、妙才。
「王様としては、すごく理想的な人なのに……」
 そのつもりで、その通りの人物を描ける作者は、素晴らしい。
「惜しい人物を、亡くしましたね(・∀・)」
 ――次巻は、樊城攻防戦あたりに、なるのだろうか。
「曹操の死も、間近まで迫っているのだよな」
 劉備の死までを簡潔に触れて、そこで――物語も完結かな。




 NHKにようこそ! 1巻  滝本竜彦×大岩ケンヂ

「また、怪しげなものを」
「CMでプッシュしてますよね、角川の」
「これは、無職ヒキーでダメ人間な主人公ですね('A`)」
「ヒキコモリマンガ……」
「さらにダメなオタク方面に、主人公は向かっているのだが……」
「岬たん(*´Д`)ハァハァ」
「ヒロインは、カワイイですよね♪ 萌え分も、きちんとあって」
「表紙の印象とは、少し違うかな」
 もっと、俗世間を超越したようなキャラかと思ったが。
「もともとは、彼女もヒキコモリさんだったのかな?」
 主人公に対して、なにやら含みがあるようにも、見えるが……。
「エロ妄想(*´Д`)ハァハァ」
「ダメな主人公だ……」
「ロリコンですしね(・∀・)」
「小学生(*´Д`)ハァハァ」
「なんだか、シンクロしている人が、いるんですが……」
「通報しませう(・∀・)」
「いやまあ、実害ないから、大丈夫だと思うけど……」
「ええ。もちろん、ママンにも(*´Д`)ハァハァできますとも!」
 絵は、非常に良いと思う。
 さほど画力が高いというわけでもないが、魅力のある絵。
 話は――。
「面白いとは思うけど、ちょっとチグハグな感じかも?」
「主人公が、フラフラしてますからねえ」
 そこが、彼が引き篭もってしまう要因でも、あるのだろうけど。
「むしろ、その右往左往を楽しむ作品かな♪」
「……私も引き篭もれば、岬たんが来てくれますでしょうか?」
「うん。こないよ」
「ああ、くそう。……なぜ俺には、岬たんがいないんだヽ(`Д´)ノ」
「大丈夫、私たちが、憑いてる!」
「取り憑かれてタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
「まあ、冗談ですけどね」
「……まさか、岬は幽霊とかいうオチじゃ……ないよね?」
「((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル……でも(*´Д`)ハァハァ」
「本当は、NHKから送られてきたエージェントなんですけどね」
「み、見てないよ! NHKなんて見てないからッ!?」
「……えっと、それって、受信料の集金、ですか?」
 バカ作品だが、ダメなオタクにはオススメ。
ナディアも、さくらも、見てないからっ!」
「それじゃあ、これは、一体どこで見てるんでしょうねえ(・∀・)」
「そ、それは……そ、そう! 脳内で、電波ガッ!?」
「それって――受信してるってことになるのでは」
「いや、ならないって……」
「もうぬるぽ(・∀・)」
 まあ、サヴァイヴあたりは、たまに見ていたりもするわけだが。
「他にプッシュすべき作品は……ないのかな?」
 少年エースの行く末が、心配でならない。




 スクールランブル 5巻  小林尽

「アニメ化ね。……やっぱり、天満が堀江なの?」
「……だと思ったんですけど。沢近さんでした」
 沢近を? 大丈夫かな、堀江で……。
「大丈夫です。それで、天満の方は、小清水亜美さんですね」
「……ナージャか。まあ、悪くはないかな」
「で、――八雲が、また能登麻美子と」
「侑香たんもキテル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 南里侑香は、一条なのか。
「ゴーダンナーのさくら風にやれば、良い感じかも」
 ただ、出番が、あまりなさそうなんだが……。
「あとは、生天目仁美とか、福井裕佳梨か」
 福井の演技が、心配だが……。
サラたんか_| ̄|○」
 これも、出番は少ないだろうし……なんとかなるだろう。
「最近の売れ線を狙った、よい人選だと思いますよ♪」
「歌に期待(・∀・)!」
 やはり、CDとかは、出すのだろうなあ。
 これで水樹も入っていれば、完璧だったかもしれないが。
「足を引っ張りそうな人が、いますけどね(・∀・)!」
 能登……。
DROPSから、神田でも引っ張ってくれば、よかったか?」
「なっ……くく、なんて嫌味な_| ̄|○ドウセゲテモノ……」
「まあまあ。いずれ、黒歴史になりますよ」
「それは……構成員の声優生命が、やばくないか?」
「まあ、実力があれば、大丈夫ですよ……」

 ――そろそろ、本題。
「表紙は、一条だな。裏は、今鳥だけど……」
「一条さん(*´Д`)ハァハァ、今鳥は('A`)氏ね」
 ふむ。一条は、アニメでも意外と出番は多くなるのかも。
「なるほど、カレリンですか」
「有名な、アマチュアレスリングのチャンピオンだっけ?」
「マスクマン天満に、(・∀・)ワラタ!」
「額に『にく』キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
 アホだな、天満……。
「いや、一条も、かなり馬鹿だが……」
「ギャグマンガ、ですしね」
 たしかに、今鳥は殺した方がよいな。うん、死ね。
「オルガンを弾く、シスター・サラたんにも(*´Д`)ハァハァ」
「……お前も死んどれ」
「なんか、三国志ネタが時々ありますよね、この作品?」
 袋の中に3つの秘策とか……。播磨の髭が関羽だったり。
「委員長の舞たんにも(*´Д`)ハァハァ」
「それはそうと、麻生カコ(・∀・)イイ!」
「いちばん、いい人かも、しれませんね♪」
「サラが主役の話は、なにげに良い感じだな」
 本編は、殺伐としてきて、少々先行きが不安なのだけど……。
「コスプレ八雲たん(*´Д`)ハァハァ」
 すべて計算ずくのような赤松作品と比べると、雑な印象だが――。
 逆にいえば、大きくハジけられる可能性もある。
 その辺りの魅力を上手く引き出せば……アニメも成功するかな。


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