2003/1~3中学校3学期

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1/2(木):2003年1月1日の雪化粧

実家の新年会から戻る車窓には、静かに激しく降りしきる雪が不思議な静寂のうちに吹き付けてきていた。
雪だ…。
年始だから明日も自由な一日。そんな心の余裕が素直に雪を楽しませてくれた。車のライトに照らされて、闇の中に白い幾筋もの糸を引いて舞い降りる雪。夢のように眺めながらのんびりと帰ってきた。

翌朝の窓にはびっくりするほどまぶしい世界が広がっていた。雪は地上の全ての汚れを覆い隠して新年の初化粧をしてくれていた。
そうだ、記録しておこう…とデジカメを取り出して数枚。

私の家は前橋市の外れ。田んぼに遮られた飛び地に1件だけ建つ家。でも、どうしてもここがいい、とこの奇妙な土地を選んだのは、子どもの頃からの夢だった夕焼けの見える家に住みたいという想いをかなえてくれたから。西にずっと広がる田んぼ、その向こうには榛名山、白根山、妙義山、荒船山…空気の澄んだ日には遠く日本アルプスが見渡せる。そして、夕陽の沈む様子をのんびりと見届けられるこの窓は、朝日に映える山々を鮮やかに映し出す窓でもあったのだ。

今年もよい年になりますように…。
よい年に出来るよう、毎日を大切に過ごしたい。

*写真はこちら


1/13(月):休日のひととき

昨夜はmikiちゃんのバースデイ・イブ。夜はソウルの贅を満喫してビリヤードしてカラオケ。2時過ぎに帰ってきた。あはは。久々の日付越え夜遊び。
部屋に帰ってあったかいお布団でのんびり8時過ぎまで安心して眠ったその後は、起きてもうすぐにwine redのあこーど君と群馬の森へくりだして、ぽこんぽこんとボールけりながら木の実拾いに夢中。お昼はアラサルーテでトムヤムクンスパゲティなんか食べて口中大火事。それから青春を駈けるサッカー少年たちの涙を横目で見ながら部屋でのんびりとキーをぱたぱた叩いて怠惰な大人に成り下がる。my pace.

休日っていいな。

木の実を拾ってきたのは、3学期の1年生の授業で「自然を生かして」という題材を扱うから。9年前中学校で教えてた頃は、もっと純粋に単純に作品づくりに関わっていたように思うのだけれど、美術の学習時間はかつてよりずんと縮小され、内容は純粋芸術というより、もっと日常的な感性のひらめきにshiftしつつあるような今。何を教えればいいのか、何を伝えたら美術なのか自分の中で曖昧になってきているような気がしてしまう。今回の「自然を生かして」で、子どもたちにどんな体験をさせられたら美術教育なのか、私にはこの題材でどんな感性を膨らませてあげられるのか、考えれば考えるほど疑問ぽこぽこ。
で、どんな作品になるのかわたしには想像もつかないのだけれど、とりあえず課題を提示する前にまず自分でも作品を作ってみてその面白さがどんなとこにあるのか感じてみたいなと思って。ちゃれんじちゃれんじ。

金色スプレーを吹いて木の実と松かさを変身させて流木を洗って麻布に乗っけた。それだけで何だか不思議な存在感。自然の持つ色と形の美しさに惚れ惚れしつつ、でもこれじゃあまだ美術ではないなと思う。さて、ここから。なにを感じ取り、どう自分の物として造形し、表現するかなのだけれど…。


1/18(土):声と叫びと歌と

この一週間は本当に言葉を発することも辛い毎日だった。信じていた人の取り返しのつかない過ち。そして残された者たちの現実との闘い。
何も出来ずただ茫然自失の私。心の中には「なぜ?どうして?」の言葉がずっと渦巻いている。人の哀しさ脆さを思い知った。

声に出して話したい。誰かととことんまで、涙しても話し合いたい。でもそれが叶わず、仕事帰り、CDのボリュームをガンガン上げて車の中でめちゃくちゃに叫んだ。

「なにやってんだよ なんでなんだよ なんでそんなことになっちゃったんだよ なさけないよ」

私には何も出来なかった。何も気付けなかった。一緒に時間をともにし、一緒に子どもたちを間において心から悩み語り合った仲だったのに。

 

今日は合唱団の発声式。新しい舞台に向かって1年以上の練習期間に入る。
毎日やるせない気持ちで一杯だったこの数日。今朝目覚めて自分の幸福さに気付いた。
私は歌えるんだ。みんなと。


1/30(木):インフルエンザ

やられたやられた。う〜んウイルス君、君の圧勝。私完敗。
この一週間はもう、点滴と薬とカスピ海ヨーグルトと愛の味のする(?)お粥に生かされていたようなakyaだった。1/22の夜に協立病院の夜間外来に行って一本目の点滴をしてもらってから、もう私の腕には4つの針穴が空いた。う〜ん。
家で39.7℃まで記録した高熱には辟易したけど、ベッド上でのこのもてあますほどの時間、時間、時間…!いや、こんな贅沢な(またはムダな)時間ってインフルエンザにかかりでもしなきゃぁ味わえないよなあ…。頭痛と咳と関節痛と吐き気とで体はメチャメチャしんどいけど。

てなわけでベッドに潜り込んで目と指先だけでできる遊び。本とビデオとDVDとインターネットそしてめったに見ないTVで時間を潰す。

いやあほんとにこれは非日常。
この間、本当にいろんな事考えた。
自分の仕事のこと家庭のことは勿論、人の心の難しさ、一人暮らしのお年寄りのこと戦争に向かおうとしている世界のこと死んでいく人殺す人。教書演説を聴いたり「脱北者」問題のシュプレヒコールを聞いたり相馬ケ原の演習音を聞いたり。ミュージカルスターの歌や昨日まで誰それ?のオリコン5位漫談を聴いたり。賢治の歌をなぞったMIDIを片端から聴いてみたり、色んな言葉でgoogle検索しまくったり。
今年はどんな1年になるのかな。
「いや、1年たつ前に核兵器が飛んできて、日本人はほとんど死んじゃうかもしれないよ」
そんなこと言ってる社会の先生もいた。21世紀はまだ始まったばかりなのにこの見通しの暗さはまるで世紀末。ふう〜ん…。

自分の生活と仕事に追いまくられて今日一日を終えたベッドの中では、とにかく自分のからだを休めることが第一で、自分と自分の身近な人との小さな世界の要素だけを見つめていた。まるで数学の時間にならった積集合の勉強みたいに。仕事Aと生活Bと家族Cと…
…(A∪B)∩C?
たまにじいっと部屋に籠もっていると、ちょっぴりそれ以外の世界が気になったりするんだな。

そうそう、新しい出会いもあったんだ。部屋の中に籠もってるのにね。遠い和歌山の素敵な人との共通項新たに発見!ぁ、やっぱり数学みたいだ。

インフルエンザよ、やっぱり君には負けたよ、ウン。ま、ちょっとだけ、ありがと。


2/2(日):お母さんの手の味は…

じ…実は…石焼きビビンバの魅力にとりつかれてしまった♪
風邪で休んでいる時、TVで全州(チョンジュ)明洞(ミョンドン)のビビンバを味わう特集番組を見てしまったのが敗因(?)。もう韓国の「お母さんの手の味」に完全降伏。

ビビンバと日本では言うけれどあちらの発音に近づけようとするとピビムパッってなカンジになるらしい。五味五色の栄養満点料理。韓国では健康の為に甘辛塩苦酢の五つの味をまんべんなく味わうことが大切って考えるんだって。それと赤白黄青黒の五色を揃えて食卓に並べる事。そうしたら自然に栄養のバランスもよく食べられる。
そんなわけで韓国のビビンバはニンニク、カボチャ、ニンジン、春菊、ナツメ、ギンナン、栗、松の実、クルミ、牛肉、卵、ゴマ油……。調味料を含め実に30種類を混ぜる…混ぜる混ぜる混ぜる。日本ではスプーンで混ぜるけど、あちらではよりしっかり混ぜるために箸で混ぜてスプーンで食べるのだとか。ああ、こう書いているだけでよだれよだれぇぇぇ。

これらのおかず=ナムルは、とにかく素材を刻んで手で揉んで揉んで揉み込んで味をしみこませて作る。各家庭それぞれにあのビビンバの上にのっけるナムルの味には特徴があるそうで、味の決め手のコチュジャンも家庭で作るらしい。米の粉や唐辛子の粉や麹なんかをまぜまぜまぜ〜して瓶に詰め発酵させる。まあすごい。
だから日本では母の手料理は「おふくろの味」なんて言うけど、韓国では「お母さんの手の味」と言うのだって。なんかすっごく愛を感じるのだな、ウン。けっこうお母さんネタには弱いakyaなのだった。TVで紹介していた家庭ではナムルの定番素材、豆もやしもお母さんが家庭で作っていた。やや大きめな桶みたいのに蓋がしてあって、お母さんがその蓋をおもむろに取り払うと、ぞわっっと豆もやし君がコンニチハ。あらすてき。

で、食いしんぼのakyaのこと、もう早速自分で作りたくてあっちこっちのサイトから即ビビンバ調べまくり。で、見つけたのは石焼きならぬホットプレート焼きビビンバ。これならおこげも食べられそう!こりゃもう挑戦するしかないでしょう!!
そしてそして本日の夕食はakyaんち風ホットプレート焼きビビンバ。熱く焼いたホットプレートにはたららんとごま油。じゅうううっとご飯をのっけてココロわくわく。ナムルは豆もやしとゼンマイと大根とにんじんとニラとカルビ肉とキムチ。コチュジャンと卵黄ものっけたらまあ素敵♪まさに五味五色の美しさ♪
しかしそんな姿に見とれる間もなくせっかく美しく着飾ったご飯をば二刀流のスプーンでえいえいと混ぜ混ぜして、もうめったやたらの総攻撃。プレートにご飯を押しつけしばし置けば、おこげもしっかりかりかりかりかり。…ん〜ん。作った甲斐があったよおお♪

けどま、本場の味には足元にも及ばないのは事実。なんかやっぱりお家ご飯だからね。お味の方は、もちろん充分においしいのだが、ちと一味二味足らないんだなこれが。何しろ全州のビビンバは、ご飯を牛の骨やら香辛料やらお野菜やらのダシで炊くのだって。…さすがに本場。おそるべし伝統のお母さんの手の味。

ま、akyaのおままごとですから。今日の所は「なんちゃって☆お母さんの手の味」。今夜は超満腹満足のお夕食なのでした。


2/7(金):東京探索活動

がっこでいま、東京探索活動ってのをやってる。総合の時間。

中学校の総合ってのはなかなかやりづらい。学活や道徳も同様。どのクラスも同一歩調で、同じマニュアルで行う。どうやら、クラスカラーなんてなるべくない方がいいようだ。だから、担任のアイディアがあまり生かされない。しかも、独走しちゃあいけないと言われるので、勢い授業は平板な流れとなる。(ふと思う。こんなんじゃあ教師の技量は上がらないよなあ…)
で、つまらない授業なんかさらさらゴメンのakyaとしては、その限られた枠の中でいかに自分らしさを発揮して授業を展開するかって事ばかり考えるようになる。同じ教材を使っても、自分なりの解釈で、自分なりの味つけをする。だって、そうじゃなくちゃあ教材が自分の物として扱えないもの、子どもだって乗ってこないよね。でも、あくまでナイショで。でないと、歩調が揃わないって、また苦情が来るんだもん。中学校ってホント、ヘンなところ。

私の目標としては、とにかく、全員に発言させる。はじめは単純な発問から。だんだん突っ込んでいく。どの発言もほめてあげる。そして全員に必ず耳を傾けさせる。子どもが私のペースにのって、発問に間髪おかず意見を返すようになってくればしめたもの。
今日の総合の時間は、その辺、かなり面白い展開になった。東京に行くってことが単なる観光から、興味深い学習の対象へと、子どもたちの中で変容している様子がその発言から感じられた。全員がしゃべる。我も我もと言いたがりになる。

途中、見学に来たT先生とS先生が、
「まるで、4組だけ他の学校の子みたいだった。中学生があんな風に全員、自分の言いたいことを次々競うようにしゃべるって、初めて見ました。一体どんなことしたらああなるんですか。見たことの無い子どもの様子を見ました」
とのことだった。

う〜ん。小学校なら当たり前なんだけどね。
総合、だんだん面白くなってきたゾ♪


2/14(金):今週の注意事項たち

やれやれ。こうやってくだらない注意ばかりしながら日々を過ごすことにうんざりしてきたぞ。

その1.運動着ズボンの裾ファスナーを開けてはいけません
その2.運動着上着のファスナーを胸の名札位置より下げてはいけません
その3.授業中は手紙を書いて回してはいけません
その4.友だちだからと言って宿題を見せてあげてはいけません
その5.来校者の車に傷を付けてはいけません
その6.自転車を所定場所からはみ出して駐輪させてはいけません
その7.排水口のつまった流しの水を溢れさせて遊んではいけません
その8.掃除中、ソファーに座って遊んでいてはいけません
その9.あいさつの声はきちんと大きく出さなくてはいけません
その10.全員が揃わないうちにいただきますの号令をかけてはいけません

…あほちゃうか。


2/15(土):もっと!もっと!

合唱練習に行った。久々の憂さ晴らし。憂さ晴らしの必要な仕事をしてるんだと思うと又それはそれで滅入ってくるけどね、でも、ま、大きな声で歌うと心も体もすきっとするのさ。

「カネト」の稽古。インフルエンザで一回だけ練習を休んでしまった時に練習にかかった4曲はなかなかうまく歌えないけど、それ以外はまあ一応、曲のイメージファイルが記憶フォルダにうっすらと残っていた。(らしい)。前奏が入ると気持ちがすぐのってくる。気持ちのいい高音域のメロディが続くと気分はもうずっとhigh。

先週から練習を始めた「タヌキ」という曲。子どもたちと大人とが全く歌詞もメロディも異なる追いかけっこになる。これがなかなかやってくれるんだな。
子どもが「たぬきだたぬきだ/つかまえて/そっちだそっちだ/そら逃げた/あっちこっちいやそっち/にがすな」
大人が「前だ前だ前にまわりこめ/おっとしまったにげられた/にがすな」
大人パートの歌詞はたったこれだけなのに、速いリズムに乗って歌おうとすると脳みそのはじっこの方で回線がぐちゃぐちゃと絡み合う感触がしてくる。ああ、もう完全にアウトだ。チッ…。必死に歌おうとムキになる哀れな大人たちを尻目に、ガキンチョらはこういうのずぇんずぇん悩まないのよね。オトナってオトナって…にぶい〜。(@_@)
私もいつの間にかこんな風に鈍いおつむになりつつあるのだという事を実感…。でも、悔しいことにメチャメチャ楽しいんだ。これが。

気がつけば2時間の練習時間はあっという間。もう終了?もっと歌いたあい!はやくはやく来週の土曜よやってこぉ〜い♪


2/17(月):全ての武器を楽器に

病院から帰ってスーパーでの買い物袋の包みをほどく。食品を一つ一つ冷蔵庫にしまう。と、突然、足下にズシッという震動を感じた。
地震?!思わず手の動きを止め息をひそめ、意識を集中する。するともう一度、ズンッと、今度は低く鈍い響きがしっかりと聞こえた。同時に、家の柱がミシッと軋んだ。

相馬ヶ原の演習音だ。

私の家の窓から遠くに榛名の山がそびえる。その麓に相馬ヶ原がある。自衛隊第12師団の駐屯地・演習地。遠く離れた我が家にも、時々そこでの演習の爆音が轟くことがある。実弾演習をしたときなどはその振動もしっかりと伝わってくる。そして最近、やけに「ドオンッ」と響き渡る轟音を聞くことが多くなった。今日のこの爆発音は何だろう?こんなに遠く離れた家が震えるほどの演習。何のために?

自衛隊や憲法第9条問題をことさらに語るつもりはない。ましてや憲法改正とか、PKOとかPKFとかの是非を論議できるほど私は世界の情勢に精通してないと思う。
ただ、なんだよ、なんにも知らないんじゃあないかと言われようとも、これだけは断言できると思っている。テロ・武力行使・戦争…。人が人を殺すことによって、事の是を通すなんて不可能だ。

ご立派な理屈をこねている政治家または政治家気取りの輩に尋ねたい。武器による解決って本当に可能だと思っているのですか?あなたの愛する人の体の一部が肉のかけらになって目の前で吹き飛んだらどう思う?血がどくどく流れて、内臓や脳漿が飛び散り、皮膚がずるずると剥けて苦しみもだえ暴れ叫び声と共に痙攣しながら死んでいく姿を目の当たりにしたら?…戦争って、そういうものだよね。

それらを通して、本当に何かを解決することができるのですか?国際政治の流れの中にどんな要因があろうとも、子どからもも大人からも無差別に未来を奪っていく戦争に、解決なんかありはしない。あるわけがないじゃあないか。憎しみのかけらが散らばるだけだ。

すべての武器を楽器に
すべての基地を花園に
すべての人の心に花を
戦争よりも祭りを

        喜納昌吉

アメリカのイラク攻撃に反対する集会やデモは計60カ国、600都市で約1000万人が参加した。アメリカ国内も例外ではない。16日、サンフランシスコでは市人口の3分の1を超す約25万人が、市街をデモ行進した。

ここだけは譲れない。どんなことがあっても、私は人が人を殺す行為、戦争に反対する。断固として。


2/18(火):I LOVE…

学校からの帰り道、雨は霙に、そして雪になった。

クルマを4駆にしてスタッドレスを履いてからは雪があんまり怖くない。かといって飛ばすわけではないけどね。のんびりと雪の舞う様子を見ながら、路面がうっすら白く変わる様を眺めながら、カーステレオを切ってクルマを走らせた。

akyaの大好きな相棒はNISSAN RASHEEN。もう生産されない、消えていくクルマ。4駆だけど華奢でシンプルなデザイン。四角くてほんの少しレトロ。すこおし燃費が悪いけど…それを苦に思えないくらい可愛い。ああ、このラシーン君が壊れちゃったらどうしよう?次に乗りたい車なんかいつになっても全然見つからない!
ラシーンなんか見た目だけじゃん!という方、あなたは人生の美学がわかってない。どんなにラシーンの性能がこき下ろされようと、ラシーンオーナーは愛着の思いを募らせるばかり。そう、機能性ばかりを云々する無粋の輩はラシーン乗りにはなりません。否、なれません。そもそも高速を飛ばすなんて興味の外、そんな私にいつでも君は思い通りの走りを見せてくれる。I LOVE RASHEEN !

MarchにCube…近頃街を走る日産の可愛い子クルマは何だか小利口な小学生みたいでちっとも面白みがない。業績はぐんと上がってるのかもしれないけど、日産のブレインにはクルマの持つ色気ってわかってないよなあ。ゴーンさん、どうなの?

てなわけで、故障が多いと評判(?)の困った君と、akyaはこれからもず〜っと付き合っていきます。NISSANの技術屋さん、よろしくお願いいたしまあす♪


2/19(水):手紙を

大分に住む友から一通の手紙が届いた。

〈akyaさ〜ん、お元気ですか。毎日、私はブッシュに関心を持っていて緊張しています。…〉

Masunagaさんは産婦人科のお医者さん。いつも自分のことは後回しに、周りの人のことに夢中になっているような人で、私にとっては本当に女神のように見える。彼女は一通の手紙と共に、120円分の切手の貼られたAIR MAIL封筒を同封していた。さらにその中にはGeorge W. Bushへ宛てた英文の手紙も入っていた。

Dear President,
I am writing to express my deep concern on your recent statements on Iraq at the Security Council and in other occasions.
I am afraid that use of force or sanctions does not provide a solution to human rights violations , and it is the ordinary civilians in Iraq who will suffer from.…

ブッシュ大統領へのお願いが綴られた手紙。Masunagaさんは、私にこの手紙に署名して出して欲しいと言うことなのだろう。その行動力に脱帽。

今日、糸井重里さんのHPを読んでいたら、偶然にも、私とほぼ同じ事を今日のコラムに書いていた。びっくり。戦争への、もっと当たり前の気持ちが語られて欲しい。世界中で。