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akya's diary 2012-13

2013/02/02(土):ねこをひざにのせて

チャーリーが最近、膝に乗ってくる。きっと寒いんだね。
足下をぐねぐねしていたかと思ったら突然飛び乗ってきてまるくなってくうくう眠ってしまう。
猫って。人間に対して絶対の安心を抱いているのか。私がもしここでうりゃぁ〜っと暴れだしたらどうするつもりか。
その傲慢さに似た信頼に全許容で応えようとし
結果何も手につかなくなる。
ま、たまたまPCの前でもあったので、なんとはなしに、日記書いてる。

…あしがしびれてきたよ。チャーリー、キミ、すこしやせたほうがいいんじゃないの。


2013/01/06(日):冬休みの終わりの日に

明日から3学期だ。あれよあれよという間に3学期は終わってしまうって知っているけど、始めての学校でしかも学年主任として6年生を卒業させるんだと思うとちょっと緊張する。去年の卒業式のビデオを見て、どんな流れでやってたのか「なんとなく」確認しておかないと。6年生は何度も卒業させて来たけれど、どの学校も少しずつ様子が異なる。だから、全く未体験な私がこの一大事を背負ってるんだという事実をあんまり直視しすぎると胃が痛くなりそうなので、あえて直視ではなく斜めから(?)「なんとなく」見る気分でいこうかと。

ま、いずれにしても私のチャレンジスクールは後3ヶ月。チャレンジさ。ふんっ。

今日はお洗濯を干したら毎年恒例少林山達磨寺へ行って来よう。だるまさんを買って、3学期スタートのあすは、子どもたちと願かけからスタート。私にとっては毎年恒例行事。そう、環境は変わっても私は私だから。私のリズムで仕事をしよう。まわりに振り回されない。自分の感性を信じて、人間らしく。今年も基本はひとつ。


2013/01/01(火):あけましたっ!

ジルベスタコンサートのラスト1分で目覚めた。威風堂々の始まり、ちゃんと楽しく聞いていたのに。いつのまにうとうと……?でも、ちゃんと終わり1分を見届けた。あけおめことよろ〜。

ふらふらと北の方に輝く十二山までお散歩初詣。毎年、大晦日の夜から真っ暗な夜にあかあかと輝いている灯が見えて、来年はあそこ行ってみよう。。。と言い続けていたので、本年は実行。 家からだいたい2kmちょっとの道のり。今年は風もないし、のんびり行けるねぇ〜…と。

 

神社の参道は山の上までずうっと提灯でライトアップ。幻想的。特ににぎわうでもない、しずかな村の中に違和感を感じるほどの明るさ。ちょっと昔の…そう、昭和の雰囲気。 階段をずんずん上って行くと、地域の氏子総代の方達か、楽しげに甘酒を振る舞っておられました。いいね、こういうのどかなあったかさ。お正月。

帰宅してほっとしてベッドに入ったら、あっという間に眠りに落ちた。気付いたらなんか外が明るい…もう朝?
くっつきたがる瞼をこすりこすりしながら窓辺を見やると、あれ。珍しいツーショット。お正月だから仲良し?いつも絶対にそばになんか寄り付かないおふたりさん。
  じい………っと外を見てる。

あ!そうか、初日の出!!とあわてて着込んで外に走り出た。日の出時刻は確か6:52後5分でいつもの初日の出スポットまで行けるか…!その道のりは約1km。ぴゅうぅぅぅ…

…で

 おはよう!2013のおひさま。

  
東にかがやくひかり。西で受け止める山々。世界中がかがやいて一年の始まり。いいお天気で良かった!

さて、みなさま、今年もよろしくお願い致します。
  これが我が家の定番おせち☆

 どうか世界中にひとつでも多くの幸せが訪れますよう。


2012/12/31(月):年末のおやくそく・2 お魚屋さんの早朝お買い物とおせち作り…からの新年

今朝はちえみちゃんと一緒に角上魚類のお魚市場へ年末恒例のお買い物に。まっくらな冬空に星のまたたく朝5時オープン!到着したのは4:50くらいだったのに、駐車場はもう満車。5時店開きのはずが、もう店内に活気が満ち満ちて年末年始のごちそうを仕込むお客さんでいっぱい。毎年この雰囲気を味わいたくて私も早起きしてここに来る。大晦日のお楽しみ☆

帰宅して朝ご飯を食べ終わってもまだ7時前。お茶を飲んでのんびりしたら、地域の神社のお掃除当番に出かけた。ぞうきんとほうきとちりとりをでっかい袋に放り込んで、田んぼの田んぼの田んぼの向こうの集落へ。
神社では地域の皆さんと、社務所やら本殿やら祓殿やらをそうじそうじそうじ…ぞうきんがけしまくってぴかぴかに。ご近所のみなさんと一緒にお掃除するって、すっごく楽しい。

午後からはおせち作り。といっても我が家のおせちはいつもお重箱ではなくお皿に並べて終了。たいてい元日とその翌日くらいで食べきっちゃう。でも、お約束のお煮染めだけは丁寧に美味しくなあれと仕上げたい。今年はちえみちゃんも一緒に下ごしらえをがんばってくれて、これも楽し。

今年は家族が増えて、職場環境も変わって、ホント、新しいことにチャレンジしまくったなぁ。年末になると、今年一年を漢字1字で、なんてのを毎年話題にしてるけど

私のこの1年を表すなら間違いなく…挑! 挑み続ける年でした。きっと来年もね。
朝7:40 2012年最後の日の空 あかるい!


2012/12/30(日):年末のおやくそく・1 お買い物とお餅つき

午前中は床磨きをしてワックスがけ

  ぴかぴかぁ☆

そして、お昼からお買い物。箕郷町のまるおかさんへ。なぜ今年はまるおかさんへ…かといえば、ほかでは出会えないこだわりの食材との出会いを求めて…はもちろんのことだけれど、今日ほんとうのお目当ては…

  cafeMAKAPさん。

週に3日だけ、ここの駐車場で営業されている、移動するコーヒー屋さん。可愛いクルマの小窓からお買い物。提供して下さるコーヒーはもちろん美味しいのだけれど、それ以上に嬉しいのが、コンパクトな車内にセットされた道具たちに囲まれて、丁寧にコーヒーを入れて下さるされるマスターのおシゴトの様子が見られること。その様子をじぃっと見ていると、わくわくしてしまう。おそば屋さんやラーメン屋さんでも圧倒的にカウンター好きなわたし。そのおシゴトっぷりを感動して眺めていると、じきにふんわりとしたミルクをのせたコーヒーが出来上がり。んんん。こころがあったかくなる。今年はMAKAPさんに出会えて幸せだったな。これからも…土曜日に合唱に行くまえに大迂回の寄り道をしてたくさんお世話になっちゃおっと。

午後からはお餅をついたり、大掃除の残りをがんばったりして、家の中すっきり計画も着実に完了。

  そしていちご大福…☆

さあ、明日は大晦日!!楽しみなお買い物とおせち作り。紅白を見てジルベスタコンサート見て…初詣にいくよっ!


2012/12/29(土):ことしもおわってしまうから

そろそろ例年どおりのわさわさを始めますヨッと。まずはキッチンへGO!ですね。

片付けて捨てて磨いて並べて…肩がめちゃめちゃ痛い。
でも、こうやってきちんと片付けるっていうのは「大掃除」というお題目を掲げないとなかなか取りかからない性分なので、大晦日がやって来てお元日がやってくるという日本の風習は素敵だなって思う。やれ、ありがたや。

おかげで、キッチンは綺麗さっぱり拭き清められたし、ゴミ捨てコーナーは3段ボックスで棚を作ってすきっと片付いた。明日はリビングのワックス掛けと、二階の勉強部屋と寝室の片付けだなぁ。
…これが一番の難関って気がする……。

そしてそして、明日はお餅もつかないと!!
忘れないように午前中にいちご屋さん直売コーナーをチェックするぞぉ。いちご大福作っちゃうんだ♪
年末だから〜あ〜♪


2012/12/28(金):試された気がする。試し続けた。この1年。

この日記は1月で止まってた。今年の1月に、それまで使ってたWindowsがちょっと調子悪くなって、ここいらでいっちょ、完全なるmac使いになっちゃえ〜って、まあ、きっかけはそんなことで。
まあ、そんなことだったのに、そんなことからまあこんなことでこの11ヶ月。怒濤だったあぁ。

この日記を更新しなかったのは、単にmacで使いやすいweb作成ソフトを購入しなかったからで。その代わりにって、ずっとfacebookにいろいろ書き込んでた。でも思うのは、Twitterとか、fbとかに書くことと、ここに書く独り言っていうのは根本的に違うんだなって。あくまで、ここは私の独り言的日記の落書き黒板であって、
Twitterのようにfbみたいに、いつでも衆目にさらされてたり、実名発言で陽の当たる場所で大声発言みたいなのって…やっぱり違う。ぜんぜん。

誰かの反応を意識して、無難なことしか言わないのも、まあ、それはそれでSNSの大切な部分かもだけれど、この日記で自分の思いを整理したり、悩んでいることを正直に吐き出したりするのって、案外大切なことなんだとわかった。もやもやが文字になってくっきり見えたら何かが晴れる、とかじゃあないんだけれど。

でも、今年はそんなもやもやの中で自分を試し続けた一年だったと思う。まさかの新任地でいきなりの6学年主任とか、またその学校が、外部講師だとか地域ボランティアだとかの活用を柱としたコミュニティスクールだったなんて。さらに何だか良くわかんないイベントに取り囲まれて、めちゃくちゃ大忙しな学校だったなんて。しかも、担当学級がありえないくらいの低学力集団だったなんて…と来たところで、もう、私はどうしてここに来ちゃったのかと何度も首を傾げずにはいられなかった。

でも、やることをやる、私の信じるところを子どもにまっすぐ伝える、そのシンだけはぶれないようにやってきた。つもり。2学期になってようやく、単元テストの平均点が90超えになって来たところで、ようやっと自分のいつもの調子で仕事ができるような気がして来た。子どもたちに誇りと自尊感情を抱かせること。それなくしてたくましい最高学年なんかありえない。

ま、いろいろあったな。私がどんな人間かなんてわからない保護者からは、まるで生徒指導のできない弱腰なおばさんみたいに思われていたらしく、1学期の学校評価アンケートには、「先生は子どもの中で、悪いことは悪いってキチンと言えないんですか?」とか、「いっぱいお給料もらってるんだから、もっと子どもに対して毅然と接して下さい」とか、おいおい、何を見てそんなコト言ってんの?誰に向かって言ってるつもりなの?って吹き出しそうだったけど、まあ、しょうがない。みんな私を知らないんだし。 私がどんなクラスを作ってるのかは、結果を示して語るしかないんだって、ほんとうにめんどくさいけどそう思った。強気発言で恐怖政治をするのが正しい教師だなんて思ってるわけじゃあないだろうけど、あまりになんにもわからない保護者が多すぎて面喰らったのは確か。やれやれ。
でも、じゃあ、結果を出してやろうじゃあないの、みてなよ。
ってそういう展開にするしかなかったのね。そして、2学期を終えて、学校評価のコメントはがらっと変わった。「熱心な指導のおかげで子どもが変わりました」とか、「我が子が家で宿題を自分からやるようになって驚いています」とか、「先生は我が子のいいところをたくさん教えてくれた。しかってばかりの自分を反省します」とか。

めでたし、です。結果はじわじわ出て来ましたよ。さあ、あと3ヶ月だ。まだまだ、自分を試し続ける日々。

  今年のクリスマス。いっぱい食べたぁ。


2012/01/20(金):ゆき…

外れて欲しい予報は外れたことがない。ノーマルタイヤだけれど、初雪。まあ、タイヤはき替えないのは、単に私の怠慢だな。

あさ6時30分の雪景色。まだくらい世界に、銀幕を広げたようで、お空からの幻灯がぼうっとひろがってる。
道は湿っていて、こわくはなかった。よかった、とためいきつきながら、薄明かりを吹き飛ばすようにスピーカーのレッチリはアップで出勤。ね、フリー、元気を下さい。さ、アンソニー、頼んだから。

 学校のわんぱく山も薄化粧。今日の体育は雪合戦だな。びしょぬれっ子のために、ストーブつけなきゃって、急いで教室へ。なんやかや言っても、ウキウキしてる自分に気付く。はつゆき。


2012/01/15(日):Merry Christmas&Happy New Year&Happy Birthday PARTY!!!

なんてこと !今夜はすごいことになっちゃった。

年末のアクシデントで、クリスマスディナーを作ったものの、体調悪くてとてもじゃあないけど食べられなかったし、体力限界で今年はNORADのサンタ追跡チェックする気力すらなくて、そのへんがすぽんと抜けちゃってた気分でいたのだったけど、今日、突然に、4週遅れ?のクリスマスパーティーと相成ったわけで…。

すごーい!ぎっしりのごちそう。。。

SappyとRyo-ちゃんとYu-くんと、またも多忙を縫って長野からやってきた賢人くんと、賢人君のお父さんと、chiemiちゃんと、ヤスノブとわたし。8人も…って、つぶやきながら、ふと思い出した。私、高校生までは8人家族だったんだ。毎日8人分の食事を用意してた母って、すごいや。

Sappyも出演してたなんちゃってオペレッタな「森は生きている」のDVDを観ながら、みんなでお夕飯。たくさんで食べるってなんかそれだけでわくわく。

クリスマスの時にSappyや賢人君にって買ってたプレゼント、Sappyには昨日の合唱帰りのシャンゴリアンズ定例会議の時に引越祝いと称してちょこっと渡したんだけれど、この機会に思いがけず賢人君に渡せてよかったぁ。Sappyにはあっちこっちで見かけたペンギンなものたち。賢人君にはお店で一目惚れした、ゆるキャラ的アンデスモチーフなシルバーペンダント。二人とも気に入ってくれたかなぁ。そして大好きなタンタンのペーパーバック版をみんなに。タンタンフリークを増やさむとてわれ励むナリ。

…わたしもプレゼントもらったの。しぶぅい墨画オートアートの垂井Tシャツと唯我独走お守りはSappyからのオートサロンお土産。かわいい仲良し黒ネコのフォトフレームは賢人君からのプレゼント。わーい。クリスマス♪

Sappyは、バースデイも兼ねてね、って言ってたけど、そうね、来週が誕生日だし。でもさ、誕生日も新年会もコミコミって嬉しいのかソンしたのかよくわかんない。

賢人君は、今夜はプレゼントですから、って、生二胡演奏してくれた。1年ぶり、我が家で賢人君の二胡コンサート。「星熕S愿」と「燕になりたい」…くりかえしCDから聴いているから、アカペラで歌えてしまうくらい大好きな曲。それからPhoenixやライディーンや賽馬やMy Favorite thingsや…♪These are a few of my favorite things…おもわず口ずさむ。ため息の連続。ホントのコトって信じがたい。あんまりにも近くでその指使いを見ていたら、なんだか不思議な気持ちになった。
初めて聴いてすぐに大好きになった二胡の男の子。すぐにお気に入りに入れたyoutubeの賽馬ファイル。あの日からたぶん2年もたっていないはずなのに、いつのまにか、賢人君がこんなに近くのひとになっちゃった。
曲を聴いていると息をするのももどかしくなる。だから記念に写真を撮ろうって、思えなかった。みんながいたから涙を一生懸命引っ込めながら聴いた。
ふっと横を見たら、賢人君のお父さんが、タバコを吸いながら、目を細めてた。嬉しそうに。ちょっと眠たそうに。もう1時をまわっていたものね。お父さんも、ありがとうございました。そして申し訳御座いませんでした。こんな時間までおつきあいさせてしまって。

キッチンでヤスノブがめずらしくお皿洗ってくれてた。考えてみれば、賢人君やchiemiちゃんと出会えたのも、ヤスノブがいたおかげで…。なんか、変だけど、ありがと。出会いって不思議。

みんなが帰ってからお布団に入って、ようやく安心して涙がつぎつぎ落ちてった。ホントに、みんなに、幸せな人生に、感謝でいっぱい。

キミだってね、ウチにやって来たの不思議な出会いだよね。


2012/01/14-15(土曜日の夜。もう日曜日):ふゆのよる

どうしてかな。今夜はあんなに眠かったのに、 家に帰ってきたら眠たさが飛んでっちゃった。
ってなわけで日記でも書こうかと。

子どもたちの3学期が始まって、また喧噪と多忙に埋もれる日々がやってきた。出願に行ったり移動音楽教室があったり、身体測定があったり。放課後にはザリガニ君がどじょう君をはさもうとしたからって、こらやめろって水槽を叩いて、素手でガラスわっちゃったR太のせいで大洪水。なのに文句の一つも言わずに空が薄暗くなるまでぞうきん掛けしてくれたE治とY基。そして二人はもう一つの水槽をぴかぴかに磨いてくれた。ドッジボールしたり長なわしたり詩の群読したり発電実験したりしている内に、もう一週間たっちゃった。はやい!気がつけばもう1月は半分終わっちゃう。

今日は今年二度目の合唱練習の日。たくさん歌ったら酸欠でクラクラだった。本当に冗談じゃなくクラクラ。おでこの真ん中がじんじんしてた。うひゃあですよ、まったくもう。私は発声の仕方が悪いのか、ノドの質がそうなってるのか、ソラシド辺りの音域で歌い続けると息が全然足らなくなっちゃう。もっと高音なら楽々続くのに。レガートで、スラーを意識して、フレーズを続けて、なんて歌ってたら、目の前から音符が消えた。え?っと思う間に景色も消えた。こりゃふつーに貧血だ。まったくもうまったくもうなカンジで今日も終わってシャンゴりあん経由な帰路に就いた。

Sappyはまたも多忙な賢人君を呼び寄せてるし。そういえば、初めてリアルに賢人君にあったのは去年の1月4日だった。こんなにしばしば会ってご飯食べたりちょこっと遊びに行ったりしちゃうなんて、ほんの一年くらい前には夢にも思わなかったのにね。賢人君は私のYouTubeお気に入り動画の世界にだけ住んでいる、素敵な二胡奏者の人…だったのに。人との出会いって不思議。

帰り道、下弦の月がすっごくおっきかった。思わず写真に撮ってみたけれど…

…キカイの目には街灯の輝きの方が断然眩しい。

こんな目映い灯りに心はときめかない。なのにこの夜空に浮かぶかすかな光になぜか思いを馳せるのは、そこに燃え続ける星の命の燦めきのせいなのか。
私の住むこの星も、広い広い宇宙のたった一つの星に過ぎない。けれど水と命の奇跡の星。私は偶然に生まれたこの静かな星のちっぽけでたいしたことのない偶然な生き物。ちっぽけな命を燃やし続けている。ちっぽけな命をちょっぴりでも燦めかせようとしている。

ぼんやりとそんなことを考えていたら、何だか急にさみしくなって涙がにじんでしまった。さっきまでけらけら笑いながらご飯食べてたくせに。なんなんだか。
…なんでかな。わかんないんだけど。

しんとつめたい、しずかな夜。お月様の道案内で家に着いた。


2012/01/10(火):ねこロッケ

今日は朝から無性にコロッケが食べたかったのです。何でかなんて知りません。そういう日があるんです。だから今夜はコロッケ。

ほくほくなコロッケが食べたくて、お芋は男爵とキタアカリをちょいすでございます。
タマネギをフードプロセッサーでみじん切りにして合い挽き肉と炒めてコショウがりがり・ナツメグぱっぱ。

お芋まる茹でして熱々を皮むき。このまんまで美味しそう。
マッシャーでつぶしてつぶしておにくたまねぎと混ぜて…

…とここで、chiemiちゃんが
何か手伝うことは…?
と言ってくれたので、コロッケ型にまるめてもらうことに…そしたら…

できたあ!!

…ねこロッケですの。みゃあ。
 


2012/01/09(月):明日から三学期

朝からたったかたったかと元気いっぱいこの方々に起こされる。やれやれ。今日はのんびり寝ていたいのに。でも、二匹の追いかけっこを眺めていると、なんだかぼんやり寝ているのもつまらない気がしちゃう。休日の朝。楽しまなくちゃね。
明日から3学期だなあ。卒業に向けての毎日。でも、気負わずに自分らしく一つ一つを大切に過ごそう。ああ、いよいよ始まるんだなあ。 いろんな意味で最後の三ヶ月。
…だからかな、今日は何だか心がざわざわして落ち着かない。で、散歩に出ることに。風もないし、あったかぁい。

14時をまわった外は陽射しがたっぷり。深呼吸してイヤホンを耳にすると、シャッフル再生していたiPodから、ちょうど賢人君の二胡が流れてた。「燕になりたい」…大好きな曲。なんだかそれだけでもう嬉しくて空を仰ぎながらメロディーを声にならない声でなぞりながら歩く。

ぐるっと歩いて敷島の雑貨屋さんを何軒か覗きながら、あ、このキャップ、きっとYasutyoに似合うな、とか、この犬のぬいぐるみなら賢人君が抱きあげてくれそうだなぁ、とか、このインコのイラスト、きっとみこちゃんに喜ばれるなあ、とか…見る物みんな、いろんな人にあげたくなってしまう。でもお散歩なので、荷物になるから、今日は見るだけね、買っちゃダメだから、と自分に言い聞かせながら…

気がつけばもう日が傾いている。ipodの歩数表示を見たら、おおお…もうすでに8000歩を超えてる。ふぅん、そんなに歩いたのかな。そろそろ帰らないと日が沈んじゃう。いそげやいそげ。
夕焼けの空 が映る水路には沈む日を送るようにならぶ皆さんが…

よおく見ると…かも君達。今日も終わりやねぇ〜良い日だったよねぇ〜…なんて、のんびり語らっていそう。


家にちょうど着いた頃、とっぷりと日も暮れて群青色の空にくっきりと榛名山が映えていた。
さあ、今日は終わり、明日からまた新しい毎日が始まるよ。

 

おまけ。今夜のお夕食はれいほうさんのTang Meng♪で御座います。お野菜いっぱい☆


2012/01/06(金):縁起だるまの少林山

今年も少林山のだるま初市に。 駐車場に入るにも、少林山の階段を上るにも、待つ待つ。ならぶならぶ。今年も大盛況のだるま市。

昨年一年間お世話になっただるまを奉納して、お参りしたり、おみくじ引いたりしてから、新しいだるまを買った。今年は明日が土曜日の開催日ということもあってか、もう22時をまわっているのに子ども連れの家族が多い。

ひととおりが済んだら、後は帰りの坂道にずらりと並ぶ夜店でジャンクなおやつを買って頬ばるのも毎年のお約束。今年も最後はベビーカステラをお土産に…とおもったら、何と私が最後の一人のお客さんでした。残り物の福ももらって帰路へ。


袋が自由に選べたのでどらちゃんに。なんかとってもキケンなカンジのドラちゃん。
…ねえ、キミ、何かイケナイモノを召し上がった?

さてさて、今年も良いことたくさんありますように。


2012/01/03(火・冬休みさいごの日)

今日も寒かった…でも、今日でお休みもおしまいだと思うと、寝ているのが惜しくなる。だから早朝から起き出して、家の中をうろちょろ…。昨日カバーを新しく縫い上げたソファーに座って珈琲飲みながら本を読みふけったり、年賀状の返信を仕上げたり、ちょこっとお掃除したり、12月までに合唱団で歌った歌を練習してみたり。TVでは箱根駅伝とかで盛り上がっている筈だけれど、せっかく一人自由に使える貴重な時間をじっとTV前で過ごすなんて、もったいなくてできない。
そうだ!macのあっちこっちを覗きながら使い方を覚えちゃおう…と、ベッドの上にクッションを放り投げて、せえの、とのっかったら…ごりっとした手応えが…えっ


すっぽりと、ミシェルが潜り込んでいたのでした。おい!つぶしちゃうところだったよお…。
動じないミシェル。ねえ、ごねんね、全然気付かなかったんだけど。きみ、痛くはなかったの?結構体重かけて手を置いちゃったんだけど。ミシェルは鳴きもせず大あくびを一つ。のんきなやつめ。
ふさふさの毛皮を着たミシェルなのだけれど、さすがに今日は寒くてここしか居場所が見つからなかったみたい。
 

ひとしきりmac探検をしていたら11時頃には何だかおなかすいちゃった。早起きの朝食だったからなぁ…いいや、もうお昼作っちゃおう…と、昨日のお夕飯の残りの材料で作った…広島風お好み焼き☆昨日の晩ご飯にchiemiちゃんのリクエストで初挑戦したんだけれど、今日は昨日よりずっと上手に作れたよー。また作るね。

FMからは昨年の東京JAZZの様子がずっと流れている…上原ひろみさんのピアノが超カッコイイ♪一度生で聴いてみたいなあ。
昼過ぎからはドライフラワーアレンジメントで壁掛けを作った。15年くらい前、私にドライフラワーのアレンジを教えて下さったのはnatanataっていうお花屋さんの先生だった。若い男の方だったんだけれど、先生の作る作品はドキッとするほどセンスが良かった。我が家のはみんなその頃に作った作品だから、もうそうとう古くなってて…年末にお店にいってみたんだけれど…すっかり…もうお店をたたんでしまわれたようで。移転?かなぁ。先生にお会いしたかったな。
今日は、久しぶりにフローラルテープやホットボンドなんかを工作キャビネットから引っ張り出してきてアレンジメントづくり。まずは花クビを5mmくらいのところで切って、ワイヤーをかけて、テープを巻いて…。一つ一つの準備が楽しい。作っていると、あの頃の先生の優しい声が何度も何度も耳をよぎっていく。ああ、もう一度生徒になりたいなぁ。

できました。今日と昨日とで私が作った作品達はこんなの。

私の冬休み、楽しかったぁ☆ さあ、明日からはまた仕事!さいごの3ヶ月の始まりです。


2012/01/02(月・冬休み五日目)

三が日というくらいだから、今日ものんびりな日で良いはずなのだけれど、
テレビにはまったく興味なく、Yasutyoもchiemiちゃんも 昨夜からビリヤードに行ってて今頃オヤスミナサイなはずだから、今日はすっかり一人のんびりな一日。一月二日といったら、書き初めする日ですね。わたし、ナニ初めしようかな。う〜む。そうだな、クリエイター魂をちょっくら発動してみよう。新年だし。

てなことでまずはお雑煮食べて 新年始めのたくらみ〜。はじまりぃ。
…なにができるかな?


2012/01/01(日・冬休み四日目):おしょうがつ!

謹賀新年な朝が来た! 今年のおひさまはすっごくシャイなのね、ちょこっと顔出してすぐに恥ずかしそうに雲のむこうに隠れちゃって。時々ちらっと隙間から顔覗かせる。カワイイです。
キンっと冷えた空気がきもちいい!

 

世界中のみんなにとって穏やかで希望に満ちた一年になりますように。

 

 

お元日のお約束。
前菜とお雑煮とお煮染めと焼き物なんかが一度にならんじゃう朝ご飯。
さ、今年もはじまりぃ。
いっぱいたべて、いっぱいうごいて、いっぱいかんがえる
こころのげんきなとしにするぞっと。

長野に帰省してたchiemiちゃんのお家から、こんなにいっぱいりんごをいただきました♪わーい。蜜いっぱいふじりんごです。


2011/12/31(土・冬休み三日目)

一年で一番最後の日の過ごし方は決まってる。お買い物。おせち料理の仕込み。あと、ぼんやり。

朝五時からお魚屋さんのにぎやかしさの中。ここで大晦日気分を味わうのが大好き。一年の最後の日に、みんながせっせと家族のために最高の食卓を囲もうってがんばってるアツイ思い充ち満ちてる。私も、自分の一年間のがんばりにご褒美…または一日早いお年玉…美味しそうなものばかりを選んでお買い物。たのしいっっ♪
今夜の年越し用のごちそう材料と、明日のお正月用のごちそう材料と…。

一旦帰宅して朝ご飯を食べて、ひとごごちついたら今度は野菜直売のお店とお肉屋さんにお買い物。どろんこのヤツガシラやごぼうや金時にんじんやなんかをわくわくお買い物。さあて、今年もほっこほこのお煮しめをつくるよー。

そして!

今日はナントナントの難破船☆(この決めぜりふが映画に出てこなかったのは 超残念@TINTIN)

…MacbookPro OS X LIONが我が家にやってきましたの。がお〜♪

我が家にはたぶん8台のPCがあるのだけれど、Macはもっぱらがきんちょ専用だったのでakyaのOwn MachineとしてのMacは初☆
…新年は新しいおもちゃでいっぱい遊べそう☆☆☆

今年は学期末のむにゃむにゃで、おなかイタイきもちワルイあたまイタイおめめクルクルが続いていたのだけれど、今朝辺りから復活してきた。で、久しぶりにおなかいっぱい年越しそばを食べてたっくさんのごちそうを食べて初しぼり飲んで…いろんなことがあった2011年とお別れ。 紅白見てたらウトウト…せっかくのガガ様を見逃しちゃった。。。


おまけ…今夜は超やかましいお客さんが来てました。ほんのひと時もじっとしていない超元気チャーリー君です。にゃー!


2011/12/30(金・冬休み二日目)

キッチンのお掃除をして、四時間くらいぶっとおしてこすったり磨いたり拭いたりを繰り返してた。 きれいになるって気持ちいい。年末のお掃除ってこういう徹底的感がいいよね。普段もお掃除はするけれど、こんな風にとことんやらないもの。やり尽くした感のあるキッチンの景色に一人満足。これはきっと私にしかわからない。
換気扇を洗って壁に付いたオイルのシミをこすり落としてレンジや調理台を磨き込む。期限切れのスパイスの小瓶をたくさん捨てて、からっぽになった珈琲の瓶に新しい豆を継ぎ足して、ポットも炊飯器もフードプロセッサーもから拭きする。誰も見ない所こそ、とことん。まあ、毎年恒例の 「最後のあがき」というものでしょうか。はい。世界が私にこんなコトに時間を使ってもよろしい、と許してくれる年末の一日。心ゆくまでごしごし。きれいにすることも大切だけれど、こうやってね、ほら、今年ももう終わり、って自分を納得させるイベント。

フローリングにワックスを掛けたし、お餅もついたよ。からみもちおいしかった♪

さ、明日は大晦日。相変わらずお腹が痛いのだけがちょいとケチついたカンジだけどね、まあ、そのくらいでちょうど良い幸福度合いで御座いましょう。


2011/12/29(木・冬休み一日目)

今日は顔を 描く日と決めていた。昨夜、ハンバーガーやさんのテーブルで、

突然だけれど、chiemiちゃん、写真とっていい?

と聞いたら、chiemiちゃん、
え!?こんな時に限ってお化粧もしてないのに〜え〜!?
とびっくりしつつ 、席を立ったと思ったら
…髪だけ直してきました。
と。プロですねえ。

でも、私はむしろ化粧をしていないchiemiちゃんの顔が好きなので…しかも、そっくりに描くつもりはないので大丈夫だから、と、変な言い訳をしつつモデルをしてもらった。

で、今朝からじっくりと半日デッサン。年中行事だな。一年の絵仕事の締めくくりです。好きな顔を描くこと。
今年のテーマは ねがい  です。目をふせず、きっと見つめる、願い。


2011/12/28(水):しごとおさめ

今年も職場では自画自賛なはたらきっぷりだったと、自信を持って言える。めでたし。 そしてそのぶん、家の中ではほんとのんびり過ごしたな。休日はいっぱい遊んだな。私にそんな一年を下さった世界中の皆様に感謝。

で。今日は仕事納め。今日は終日卒業アルバムのスナップページの編集をした。楽しかった♪ 

  
全部で5ページあるうちの、これは5年時代のページと運動会の思い出ページ。みんないい顔!

仕事打ち上げの夜はレイトショーに行こうと決めていたので…

タンタン!

楽しかった!!!!!!
今夜は彼の夢を見ながら眠ります☆うきうき。


2011/12/25(日):なんにも食べれなくても

クリスマスだあ。何だかうれしいな。サンタさんは私の心にもやっぱりやってきた。これを脳天気というならば言え、いいのさ、それはそれでね、クリスマスなんだなってわくわくな気持ちになれることが何よりたいせつ。

で、昨夜のディナーは毎年のようにチキンとクラムチャウダーとサラダ。そして今年は偶然出会ったマテ貝を白ワインで蒸してガーリックバターソースでいただくことに。カヴァもきっちりしゅわしゅわなのです。

ところが…

作っている最中から立ちくらみには見舞われるし、体中が痛み出すし、くりかえし吐き気におそわれるし…何かの感染症だったらヤバイなぁって思いながら、料理には一切口をつけず、何度も手を洗いながら、味見は全部Yasutyoに任せてのお料理づくりと相成りました。完成した頃にはもうお腹の痛みと吐き気とでふらっふら。でもね、みんなが美味しいって笑顔になったのを見たらそれで満足。chiemiちゃんサンタからもらったカワイイプレゼントにも感激だったし…そして私はとうとう何にも食べれないクリスマスイブでしたのね。ありゃりゃ。

聖なる夜は湯たんぽを抱きつつ何度もトイレでリバースしつつの苦シミマスなかんじで。今日はとうとう休日当番医のお世話になってしもた。お医者に行ったら37.8℃の発熱もしていてえ〜そうだったの?なカンジでしたが。急性胃腸炎だってさ。ちぇ。

でもね、楽しかったのねそれはそれなりに。ま、そういう年もあらあな、なカンジで。はい。日向アタマで御座います。

夕闇の景色を覗いてみたら…灯りたちが綺麗…☆Merry Christmas☆


2011/12/18(日):星の王子様がキツネを連れてってと言ったので

あさねぼうのおやすみパスタを食べ…、ふと思い立ってIKEAに行くことに。1Fのリビングに昨年CSとBSを入れたら、なぜかFMアンテナからの受信が雑音だらけになってしまったので、私の部屋にBOSEのWAVERADIOを移動しようと…でも私の寝室には家具らしいものがベッドしかないので、何か棚になるものを買わないと…って事で…IKEAって前から行ってみたかったのね。わくわく。

途中寄居PAの星の王子様に寄って…「一番大切なものは目に見えない」と教えてくれた、あのキツネたちがたっくさんカゴに入っているのを見たら…これはもう抗いがたい魔力とでも表現するしかないのだが…3匹がするりと手のひら におさまってしまった。うん。このキツネたちをちょこんと座らせるためにも、今日はお部屋の家具を買うんだ。キツネたちの毛皮に似合う…赤か白かグレーがかった空色が良いな。 本来の目的はWAVERADIOを置くことだったんだけど。そんなことはもうきれいに忘れてしまった。

と、そんなこんなで超巨大家具的マーケットプレイスIKEAで、家具やらベッドカバーやらスタンドライトやらを購入。それにしてもIKEAってすごいなあ。迫力だなあ。あの圧倒的量とプレゼンの応酬に感動。

で、模様替え。キツネたちはここ。

ミシェルはここ。    

部屋は…

なんかすっごくカラフルになった☆


2011/12/12(月):7:10am


学校の花壇に朝霜。空気がキンと冷えている。清々しいってこういうことを言うのね。さあ、今日がはじまる。


2011/12/10(土):ちえちゃんコンサートと月食と

今日はあさから通知表をやっつけて そのあと美咲ちえコンサートへGo♪職場至近距離でのコンサート会場だからこれは行かない手はないっとおじゃましたのでした。握手に来たchiemiちゃんがびっくりしていたのが可笑しかった。ってか、超かわいかった☆

お客さんはみんな、「かわいいやねぇ〜」「あの子、前橋のケーキ屋さんにいるんだよ、こないだ行ってびっくり」「へええそうなの?じゃあ、今度行ってみよう」「ホテルでも歌ってるんだって、でもホテルには縁がないものねえ」なんて口々に話してる。みんなのあいどるちえちゃん。ほんっと、かわいい☆☆☆ 賢人君もお父さんと来ていて、ご挨拶ができてよかったぁ。

そして夜は合唱団練習の後、Sappyの例によって強引なお願いで(ほんっとSappyって得な性格だ)BISTROマナブで長ネギと小エビのジェノベーゼをごちそうになって、楽しみにしてた、月食!!皆既月食が見られるなんて超感動!!

 
寒かったけどね、赤い月、夢みたいに綺麗だった。。。


2011/11/25(金):あとひと月で

クリスマス…?にわかに信じがたい現実…。本当にこの一年間ってあっという間に感じる。毎日毎日に詰まっているできごとが多すぎるのに、私の脳内OSは全然旧バージョンなもので…処理能力が追いつかないまま日々は過ぎゆく…ああ…。

せっかちに日々を生きながら、せっかちに遊びまくる私。例に漏れず今日は仕事終了後のダッシュでZeppに向かった。MOGWAIのライブに。
初めて聴いたのは苗場のWHITEだったな。なんか脳が振動でヤられるような物理的ショックを受けたあとで、じわじわやってくる寂寥感にハマった。完全にワシ捕まれた。
二度目は今年のGREEN。広大なステージで、開放感のある空間だからか、音圧ではなく澄んだ音の響きにじぃんとさせられた。完全に好みによるけど、私はGREENの音のほうが好き。だから、TanyからZeppで、って聞いた時、正直、う〜ん、苗場のあの雰囲気が好きな私にライブハウスのMOGWAIってどうかなぁ、って思ったが…食わず嫌いはしない主義、OKしてみたのだった。

せっかちに行ってみて…本当に良かった。ここんトコのもやもやがきれいさっぱり掃き清められたカンジ。頭の中のゴミゴミが一気にからっぽになった。これで後ひと月は余裕でお子ちゃまたちのごちゃごちゃをあ〜じゃないこ〜じゃないとやっつける空き容量ができましたコトよ。かかってきなさい。

お夕飯にはこんな、ロシア料理もどき?な…ビーフストロガノフと、あとえーと…。

広場にはツリー…ほんと、後ひと月でクリスマスなんだなあ。


2011/11/18(金):夢は叶えるものでなくつかむもの

今日は賢人君の講演会。二胡の演奏とお話しの会を学校でしてもらった。午前中は持久走大会。終日参観のイベントデーだったのでした。
 

始まりに二胡の演奏を4曲。子どもたちが一気に引き込まれていくのがわかった。初めて聴く二胡の演奏。私の隣にいた子は
ねえ、先生、二胡ってさあ、どうやったら覚えられるの?弾いてみたいけど、あんなの持ってる人見たこと無いよ。なんで高山さんは二胡に出会ったのかなあ…。
そうだよね、それって普通に思う疑問だよね。普通の小学生はまず二胡には「出会わない」し、それを演奏しようとして楽器店を訪れたりしないだろうな。仮に二胡の音色をきいたとしても、それを「出会い」の次元に引き上げたのは賢人君自身の中にある 何かが、二胡と賢人君の思いを結びつけたからに他ならないと思う。

そう思いながら、これってある意味奇跡的な出会いなんだなって思う。 本当に響きあう人を求めて、二胡の神様が賢人君を選んだんだね、きっと。

それから賢人君のお話しが始まった。やや緊張気味にマイクを持つ賢人君を見ている うちに、どんなときも緊張と無縁な私の胃がきゅっとしてきた。自分の事ではまったく緊張しない私なんだけど、誰かにお願いしたこととなるとどきどきしちゃう。慣れない講演をお願いしてしまって…でも、心配は無用でした。賢人君のお話は予想以上に素晴らしかった。

未来の予約は誰にもできない。今を一生懸命精一杯生きること。

私にはこの言葉が一番響いた。

賢人君はすっごくたくさんのメッセージを準備してくれていた。
夢を実現させるためには
・考えること…小さい目標を設定して、何をしたらいいのかを見極める
・行動すること…やり終えた後の後悔よりやらずに終える後悔の方が大きいのだから
・あきらめない…どうしてあきらめてしまうの?未熟なままあきらめたらその未熟なままの自分で終わってしまう。
音楽は厳しい世界だから、やめた方がいいという意見もあったけれど…と話してくれたことの中に、
たとえ100人の人がダメだと言ってもやってみないことには本当の結果はわからない。だから絶対にあきらめないで。…という言葉があった。19歳の賢人君に倍以上の年月を生きている私が叱られた気分になる。
そう。そうやってあきらめてきたことは多い。でも、あきらめきれずにやりぬいたことや、自分の信念に従ったことで、たとえ辛い立場に立ったとしても後悔だけはしていないことは知っている。

賢人君 が、みんなに伝えたかったのは、夢は、お願い事のように叶ったらいいなと思い描くものではなくて、夢は自分の力でつかみ取るものだ、ということだったか。

未来を生きる子どもたちへのメッセージとしては…
人との出会いを大切にすること
一人ではないと感じて生きること
自分を大事にすること…自分を大事にしない人は人をも傷つけるから
時間を大切にすること

賢人君自身が大切に思う生き方を話してくれたんだと思う。賢人君ありがと。

現実の中で自分の夢に真っ直ぐ向かっていこうと努力している賢人君が言う言葉だからこそ、重みがあるな、と思った。そうきっぱりと言える賢人君が眩しい 。すっごく。

おまけ。夜はSappyも一緒にお夕飯食べて、chiemiちゃんの家で賢人君と4人でジェンガ大会。やだよぉ。こういうの。みんな圧倒的にチャレンジャーだし。


2011/11/16(水):そして私はまたも発熱ちうな午後

以前、このサイトって
「akyaがビョーキになると更新される」
って言われたことがあったなあ。…そういわれてみればなんだが。

確かに元気ぴんぴんなときって、日記アップしてるどころじゃあない感じなんだな。日々の仕事に追われてそれどころじゃあない用事でPCのキーをぱたぱた叩いてる。

そして今日みたいに病気になって、さらにいい加減熱もさがんないし、寝ていることに飽き飽きしてくると、日記でもあげるか、って気分になる。もしかして、脳の中に熱のせいで、なんかそういうカンジの物質が放出されるのかも知らん。まあ、そんなとこだろうてきっと。

で、今日も今日とて不明熱。カルテにそう書かれた。「不明熱」
朝は38度くらい、夜は40度近い熱が続いてる。もういい加減疲れたが続いてる。医者に行ったがとりあえず筋肉を弛緩?させる薬と解熱剤しかもらえなかった。なんなんだか。

で、今日に至る日々をふり返ってみた。

11月5日にはSappy先生引率により、桐生足利方面遠足に出かけた。お昼は先生おすすめの桐生ジョムナで。おいっしい。カレーとナン。地図を片手にウロウロとそっちこっちへ経路所要時間を計測しながらのたび。実は9日からのチャレンジスクール下見だったのでした。Ryoちゃんもyu-kiくんも付き合ってくれて、不思議な旅と相成ったわけでした。

夜には明日東京行きという賢人君を強引に呼び寄せて(Sappyの牽引力つよし!)みんなでご飯。メニューはいつものパエリアと、Sappyたち作の活火山ラザニア。噴いてます。

賢人君、寝不足で東京向かって大丈夫だったかなあ。

Sappyは酔っぱらって「ねえ、チョコ食べる?」ってクルマから身を乗り出して隣のクルマのchiemiちゃんにチョコを渡すというウルトラCをやってのけるし。しかもその後は超無口…爆睡してるし。

そんなこんなの不思議な夜を経て翌日はのんびりと越後麦酒のレッドエールとおきにいりのサルサディップでのんびり…していたのだが…その翌日から何だか体調が悪い。まんまチャレンジスクールに突入。
困ったちゃんのお隣クラスの女子たちが寝ない寝ない。あげくに夜中2時過ぎに部屋のみんなをたたき起こすという暴挙にでた子がいて大騒ぎ。仕方なくお説教に向かい…私の睡眠時間は1時間30分の夜。やれやれ。その翌日は登山もあったりして、さらに超寒い夜のうすーいお布団に凍える夜を経て帰校。まあ、しかたないね、こんなもんです。子どもたちは貴重な勉強ができたようだし。帰りのバスは楽しかったし。めでたし。

それに、Sappy達との下見で気になってた焼きそばやさんにも行ったしね。うん。
で、今日は思いっきり発熱中。ねえ、みしぇる、そこ、重いからどいてって。 


2011/11/3(木・祝):コンドルズ的な男を私は知っているような気がしてならないのだが。

もうほんとに、やられた感アリアリです。
初めて近藤良平氏のダンスを見た刹那惚れ込んでしまった、コンドルズの舞台を、部隊を、生で見られる!
ああ、自由に時間とお金を使えるオトナになって良かった。
磨き抜かれた…否、磨き込まれた美学を、余裕しゃくしゃく寸止めなカンジで、踊り有り芝居有りコント有り人形劇有りのオトナ的ガキんちょ共の学ランダンスユニット。カッコイイにも程があるミナサマに会いに、所沢へ。

 見ているこっちが楽しいのは言わずもがななんだけど、踊ってる良平さんが、メンバーを見やっている良平さんが、一番楽しそう。メンバーの得意満面な汗だく笑顔がうらやましいくらい格好良い。いいなあ。と見ているウチに…あれ?

 あの石渕さんってさぁ……?

んんんんんんんん。。。。。。。どっかで見たどっかで見たどっかで見たことのある顔だ。
帰宅後もずっと記憶の奥からくすぶって来た遠い記憶をたぐってみてるんだけど…
石渕聡さんって、群馬大学の国語科にいた?そして、マンドリン部で、私に教えてくれてた、あの人…?
…のような気がする……のような気がするんだけど………。

うううううううんんんんん。。。。。。。。似ているし似ているし似ている。。。。。。


2011/10/25(火):ともくんのおくりもの

陸上県大会に8人も出られるという快挙の6年生達。放課後暗くなるまで練習につきあって、職員室に戻ってきたら…あれ…?
机の上にちょこんと…

 いもぱんまん?

そういえば、校庭で幅跳び練習を見ていた時、下校途中ですれ違ったともくんが、

…ねえ、よっしぃせんせ、机の上、見た方がいいよ。

って、さりげなーく言い置いて帰って行った。

これか!!

取れたてのサツマイモをふかしてつぶして作ってくれた、ともくん特製スイートポテトのプレゼントなのでした。
それとなく置いてくれるところがカワイイのぉ。ともくん。

疲れが一気にふっとんだよ〜♪アリガトともくん。


2011/10/23(日):川場探検隊

いつ来てもたのしい川場村の道の駅。山賊焼き食べてー…、名産ユキホタカの炊きたておにぎり食べてー…ブルーベリー畑を散歩してー…。と、定番のコース…だけでなく…今日はもうちょっと探検してみようかと。


スタートは毎年お約束の沼田市高橋りんご園におじゃましてから。

川場村の道の駅に着いたら、あらら?駐車場がいっぱい。紅葉シーズンにはまだちょっと早いと思うけど、この大人気は一体…?と思いつつ、なんとかクルマを押し込んで、場内へ歩んでいくと…おおお!!!



今日はこんなクラシカルなクルマたちが大集合のイベントをしてたんですね。道理で駐車場にもなんだかレトロなクルマや輸入車が多くて、これ目当てに集まってくる趣味人的な方々が多数ご来場のようで。
…だからあんなに駐車場が混んでいたのね……いやあ、納得。

これ、すごいすごい。ちょっと感動です。

クルマのボディー色もみんなレトロに品のある色合いで、いいなあ、これ。どうして今のクルマってこういう色気がないよねー?なあんてつぶやいてしまうほどの艶っぽいお車さんたち。

今日はちょこっと川場村内をドライブして「和太奈部」さんっていうおそば屋さんへ。偶然目にとまったポスターから行こうと決めたんだけれど、これが!
感動的にアルデンテ。

エッジの効いた、絶妙な歯切れよさ。噛みしめると、最後の一瞬で、ぷ…っつん…て切れる、あの感じ。喉ごしのよさはもう、言うに及ばず。夢中になっていただいてしまう。
気付けば食べ終えていてほ―――…っとため息が出ちゃった。絶対にまた来る!

今日は川場村の魔法に掛かった火のように、もしくは胃袋に穴が空いちゃったかのように、りんご園でりんごを結構たくさんいただいた後に道の駅で山賊焼きを食べてさらにおそばも食べて……ちょっと、これって、絶対太るよねコースじゃない?ってことで、ここからは川場村の散策コースにある駐車場にクルマをおいて、ぐるっとお散歩


愛宕山のたくさんの階段を上って見晴らしに歓声(なぜか二つ星のテントウムシによる大襲撃に遭う)…りんご畑を見やりながら西向き道祖神をお参りして(西向きってめずらしいの?)…稲刈り後の田んぼを抜けて岩観音へ。そしてまたてくてく歩いて…どこを見ても静かであたたかい。

おまけ。私の大好きなマンホール君を発見。


2011/10/10(月・祝):星空ロープウェー

今日は夜間の運行があるんだって。草津のロープウェー。星空ロープウェーだよ。
白根火山麓駅から出発のロープウェーが今夜は22:00間での夜間営業というので、昼からソワソワ。銀河鉄道に乗り込むジョバンニのような気持ちで出かけた。


駐車場に着いたらもう昼の名残はひとかけら。藍色の風には殺生ヶ原の硫黄の匂いが含まれている。
こんな時間にゴンドラに乗るなんて不思議ぃ。

しゅっぱあつ。暗闇でがたんとひと揺れして進むゴンドラの窓から外を見ると、深い暗い闇にのまれちゃいそう。ほんのちょっと足がすくむ感じがむずがゆい。
ね、一緒に行こうね、お月様と競走。
到着した山頂で、芝刈りされたスキー場の斜面を登って寝ころんだ。干し草の匂いがする。そらと握手気分。

で、締めくくりは

山頂駅のレストランでおでんときのこ汁♪あったか〜い☆


2011/10/8(土):合唱団で

歌った…。すっごく久しぶり。林光さんの曲の楽譜をもらった。シニカルな歌詞が多い。もっと他の曲も歌いたいし、伴奏部分も知りたいから、楽譜を買った♪
土曜日の夜にはうたをうたう。お腹が空いたらご飯を食べるのとおんなじに、私にはたいせつ。


2011/10/01(土):オヤスミって…

 久しぶりに、自分の在処をのんびり感じられる日曜日。

リズム構成を子どもたちと作っているあいだは、なんだか全てが上の空になっちゃう。

今日は久しぶりのオヤスミ。だから、のんびり朝ご飯なのでした。そうさ。
☆いぇーぃ、やすみぃっ☆


2011/09/25(日):終わった。


私の夏は終わり。今年も感謝の運動会練習を終えた。ようやく石塚先生にお礼のお手紙を書いた。リズム構成を子どもたちと学ぶ運動会。今年の「海を渡った縄文人」で、14回目。今頃になって、ようやく報告とお礼をした。

ふうう。やっと、秋が来た。


2011/09/20(火):岩崎先生みたいな人になりたかった


正直に言うと、案外肩書きとか権威とかうわべの評価が気になって仕方のないお年頃だった中学3年生の頃。

私は前橋女子高校に通学したかった。なぜなら県内女子高校で一番学力優秀との呼び声高き前女だし、余裕で合格する自信もあった。前女に通っているんだって、優秀ねぇ、という薄っぺらな評価が欲しかった。
それに、姉とは違う高校に行きたかったし。
でも、家族には、前橋までどうやって通うのか?姉と一緒ならまだしも、一人だけそんな遠くの学校に行くなんて。駅まで、毎日往復10kmの道のりを一人で自転車で通いきれるのか? と完全に反対された。冬の空っ風の日も?しかも全長1kmの上武大橋にはまだ歩道すらなかった。大型トラックが2台すれ違う時は減速し、ミラーをこすりそうな状態で通過する。その横を利根川からの風に煽られて自転車走行するのは、確かに危険だった覚えはあるけれど。

けれど、親の反対をよそに、模擬試験の志望校はいつも前橋女子高校にしていた。その中で上位に入ることだけを受験勉強の励みにしていた。最後の模試では、担任の先生から、本当の志望校を書いてくれないと困る、と言われ、そこで受験勉強は終わりにした。

そうして本心は相当イヤイヤながら伊勢崎女子高校に入学したのだった。大学だけは、絶対に好きなところへ進学しよう、それまでの3年間、じっとがまんしていよう…。姉と親とを恨めしく思いながらそう決めていた。
でも、通学を始めて1ヶ月もしないうちに私は伊勢崎女子高校が大好きになった。なぜなら、そこに岩崎孝先生がいらっしゃったから。

「本物を見抜く目」ということをいつも教えて下さった。観察力だけではない、世の中の全てにおいて、まやかしのない真実を見抜く目を持つために学ぶこと。岩崎先生が話す言葉はひと言も聞き漏らしたくないと思いながら美術の授業を受けた。岩崎先生に褒めて頂きたくって、寝ることももったいなくて絵を描いた。本を読んだ。岩崎先生のような、本物の美しさを見抜ける、真実の尊さを語れる美術の教師になりたい。その一心で、あっという間に1年間が過ぎていった。その3月には何日も瞼を腫らして春休みを過ごしたのだったな。

そんなことをふり返りながら、ゆっくりと高校時代の思い出に浸りながら岩崎先生の個展に行ってきた。
特に何を話すでもなく、 そこにいて岩崎先生の作品を見、どきどきしながら叱られるような気持ちでいた。


2011/09/19(日):賢人君に会いに

 善光寺の近くにあるおそばやさんに来たのです。
おそばを食べるのが目的じゃあないんだよ。今日はまた賢人君に会いに。

またってのがまあ、あれなんだけど。
つい最近、何だか長野にいたような気がしてるのね。それもなんか半月も経たないほどの夜に 、長野の大人な場所でなぜか 「おしえて」byアルプスの少女ハイジ を録音したような記憶もあったりするんだけれど。
まあ、多分マボロシだと思うけど。

ともあれ、今日は賢人君に会いに。NHK長野放送局のお隣のホールへ。
演奏は素敵だったし、ステージにいる賢人君は5割り増しに格好よいし、Sappyの運転は相変わらずびゅんびゅんだし。長野見物もほんのちょっぴりできたのでした。

ふふ。サインもらっちゃった♪


2011/09/11(日):闘牛サミットin小千谷

この約3週間くらいの間にSappyのびゅんびゅんな走りを数度経験したおかげで、何だかスピードに対しての感覚が麻痺してる。 よし、この感覚の残ってる内にびゅんびゅん。…ワタシにしてはあり得ない高速走行。で、超早く小栗山に到着しちゃった。

一人で行ってきました。闘牛サミット。9月とはいえ、まだまだふつーに真夏の陽射し。うっかりTシャツで出かけてしまって後悔…別に日焼けしたくないわけではなく…素肌を刺す太陽があまりに痛くて…。でもやっぱりいつもの日向ど真ん中の席に座りたくなっちゃうの。やっぱり、角突きは青天井を頂いて見る物だと。

開始まで1時間以上もあるので、大好きな牛たちにあいさつしたり、日陰で今日の取り組みを眺めてわくわくしたり。

それにしても暑いなあ。持ってきたクーラーバッグのペットボトルがどんどん空になる。。。

そうこうしていたら、どうですか〜水ようかんー…の声。わぁーおいしそう。本部席裏のいつもの日陰で、今日は水ようかんが振る舞われていました。わーい。遠慮なく頂きました。あまぁい。おいしい〜。

東山小学校の子たちも、今日は たくさんのお客様をお迎えしての出で立ち。太鼓や電子ピアノもでているので、何が始まるんだろう…と思ってみていたら、そろいの法被で歌と演奏の披露。かわいいなあ。いいなあ。私、本当に心から、ここの学校の子になりたい。教師になりたい、ではなく。


さてさていつもの取り組み確定があって始まり…。

牛太郎は今日もなかなかにがんばっていたと思う!いつまでも牛太郎は牛太郎らしくみんなに笑顔を運んで欲しいな。

この日はこの東山小学校の子どもたちと牛太郎との交流を描いたノンフィクションの児童書を書かれた掘米 薫さんがいらっしゃっていた。私も本にサインして頂いちゃった。
(…帰宅後に一気読み。)

角突きを見ているといつも夢中になって手に力が入っている自分に気付くのだけれど、時々、ふっと思うのは、この牛たちともお別れの時が必ず来る、ということ。
もしも牛太郎が本当に闘わなくなったら…。東山小学校から牛太郎が去る日を、子どもたちはどう受け止めるのだろう。 大人たちは子どもらになんと言って説明するのだろう。
私には…なかなか耐えられそうにない現実なのだけれど…。

自分の牛のたたかいを、じっと見つめる牛持ちの目、その鋭さと温かさ。
牛たちをみまもり威勢をつける勢子達の声、たくましい背中。一気に綱をかけ鼻をとりに走るたたかいを分ける時の緊張感。みごと分けて誇らしげな表情。その全てが私をとらえてはなさない。私がこの小千谷から感じとるかけがえのない気持ちは、何度訪れても変わらないのだ。

生身の牛と人間の関わり合いがあまりにも親密で、また同時に厳しい。あたたかい。でもきっぱりとその立場は隔たっている。牛たちを誇りに思いつつも、やはり、角を突かせるのは人間なのだ。その、人間の魅力が私を呼び寄せているのだと思う。

なんなんだろう、この気持ちって。


2011/09/04(日):きみ?

我が家の隣の土地をささえる石組みに、排水用のパイプがでてる。よく見たら、カタツムリ君。

やあ、こんなところに。

ん?その奥に?

あらま。きみ。

どしたの。そんな深刻な顔して暗がりに。大丈夫、まだ夕立はじゃんじゃん来るからさ、心配しなさんなって。


2011/08/29(月):さて、殺人的1ヶ月の開幕に

あ〜あ。始まっちゃったんですよねー…と、運動会への不安と期待と、ナツヤスミへのちょっぴり後ろ髪な気持ちで出勤。でも本当はこんな気分も嫌いじゃあない。

7:00。まだ誰も来ない学校の駐車場で。あらこんなところに。


ただそれだけで、今学期もがんばろう!って気持ちになれた。


2011/08/22(月):修学旅行的なつのひA興福寺からの帰り道

そもそもこの旅は、全中の陸上大会会場が奈良になったため、応援ツアーに便乗してのことだった。ワタシは陸上は一つも応援しないけど。ほんと、純粋に便乗。 最終日は同行者とともにクルマで移動。


どうしても訪れたかったのね。奈良に来たら。興福寺宝物館。
 

高校生のワタシだって、十分に胸ときめかせた阿修羅像。その上に私が大好きなのは定慶の金剛力士像。あの、吹きすさぶ風が凍り付いたような衣のたなびく彫刻のみごとさには、写真図版を見ただけで度肝を抜かれたことを覚えている。鎌倉時代の彫刻の美しさ。ギリシャ彫刻にも全く引けをとらない、けれど単なる写実ではない、洗練されたリアリズム。

心の底までの感動でよろよろと宝物館を出てきたら、あ、お出まし。
皆さん方。本日はよいお日柄で宜しゅう御座います…。

そこにじっと座っているだけなら、ホント大人しくてよい子なのに、うかつな観光客がひとたび例のものを手にしようものなら…奴らは来る。容赦なく、来る。

鹿せんべいを持つ腕は角で突かれ、服はひっぱられ、
おシリをかじられました。そこ、ちゃんと身の入ってるトコだったのよ、もう、しかちゃんでば。いててってててて。。。

帰路はおそばが美味しいと評判のPAでお食事。ほんと、おいしい。これは食べる価値有り。

そんな感じでナツヤスミの幕を素敵に引いてくれた、京都奈良行きでした。

おまけ。行きの高速では、思いがけず、あこがれの「残念な味」ローメンをいただいたの!う〜ん、素敵に残念。感動。


2011/08/20_21(土日):修学旅行的なつのひ@ときどき一人旅

○十数年前には、予想だにしなかった。修学旅行で巡った奈良へもう一度やってくるなんて。
高校時代の修学旅行で、京都奈良を巡ったけれど、子ども心にはわかったようなわかんないような、本物のような夢見心地のようなものの見方しかできてはいない。勿論、その年頃の等身大のワタシ的なせいいっぱいの感じ方で京都奈良を味わってきたことは確かだとは思うけれどね。
京都はオトナになってからも何度か訪れているけれど、奈良は本当に修学旅行以来。すっごくわくわくした。

明日香村に着いたらまずは「コッコロカフェ」でランチ。石舞台近くで歴史の香りを心に深呼吸。だからもう先入観が十分に和のおしゃれ眼鏡をカモシちゃってる。 みんなみんなおいしい。お腹の中からすっきりキレイになりそうな、お野菜のいっぱいのったプレートをいただきました☆

石舞台古墳の玄室におりてひんやりした室内にこぼれてくる光を見る。こんな大きな石を一体どうやってここまで運んできたんだろう。ふと思いめぐらすと 、たくさんの人々がつなを引き、てこを動かす様がわっと眼前によぎって…

息を飲んだ。圧倒される。

てくてくと展望台へ。ふいにやってきた蚊の大群にびっくり!払っても払ってもやってくる。超強力部隊!!これって石舞台の守り神の使い?
そのうちに雨も降り出した。左手で傘を差して右手を振り回して蚊を追い払っての山登り。端から見たら、すっごい変な人だったろうな。…でも今思い返してみるとなんかすっごく笑えるから、ま、ネタをいただいたって事で。いいや。

亀石。なんか、すっごくなごみ系。およそ600年代に造られたとしても…きみさ、亀は万年っていうからさ、あと余裕で7000年以上もそこにいるんだよね。きっと。

二日目は京都へ。

まずは大好きな広隆寺弥勒様にご挨拶をして
それからは一度も行ったことのない京都に行きたかったので、あんまり考えずに最初に来るバスに乗ることにした。

で、何となく鈴虫寺に行ったのね。

鈴虫寺では、まずはお説教をいただく。近くに腰を下ろした人の会話から何度か訪れている人もいるとかで、長い行列ができてる。人気のお寺なんだなぁ。お参りも順番待ち。いつもなら、そんな列には並ばずに他の静かなところへ行こうかとしてしまうのだけれど…今日はいつもと違う体験がしたかったし。
ここのお坊様のお話は、いつ聞いても楽しいのだろうと思う。たしかに人間味溢れたジョークの連発にそれなりの親しみも湧くのだけれど、この方、毎日こうやっておしゃべりしているのかなあ…と考えると…。うん、これはまたある意味修行だな、って思った。
帰り道は名物とろろそばをいただく。お昼時間もずいぶんすぎていたので、周りの喧噪に反しておみやげ屋さんのテーブルは静か。おそばはつるんとして冷たくて、あっという間に食べちゃった。美味しかったです。ご馳走様でした。

そこからはちょっと人気を避けて外れて静かな方へ…といつものパターンでお散歩。いつか行ってみたい苔寺は予約がないとお参りできないし…と何の気なしにてくてくと歩いていったら、静かな感じのお寺があった。竹林の素晴らしい地蔵院。しずか。

さらにてくてく歩いて阪急嵐山線の上桂駅に着いた。そこから電車に乗ったり散歩したり…あちこちのお店をのぞき、お寺に寄り道し、バスに乗って、最後はどこに行こうかなと考えて、そうだ、いつもなら絶対に行こうって思わないところに行ってみよう!と言うわけで…鹿苑寺金閣へ。
わあ、これはもう修学旅行!思いっきり修学旅行!って一人でわくわく。

ほおーら!世界遺産だから!

偶然なのかそういうものなのか、観光にいらっしゃってる方はほとんど中国人の方々だった。
元気!よくしゃべる!服とくつの色彩が思いっきり派手!

そんな素敵な中国の方々のパワーも楽しみつつの金閣寺。

日も暮れてきて、再び奈良へ。今夜は平城京天平祭があるとのことで、ライトアップされる大極殿が美しいとか。ぜひぜひみたい!と大和西大寺へ。そこから無料シャトルバスがあるとかで。全部、京都観光中のバスの中で携帯サイトから見た情報。行き当たりばったりでも、そこそこ大丈夫な世の中になって るのね。便利ぃ。

ライトアップされた平城京。綺麗。そして広い!広大な敷地内には踏み切りがあったりして電車も横切っちゃったりしてる。 こんな立派で荘厳な建造物が710年にはあったということですね。うむむ。

かえりみち。光たちが道案内。

 夏の夜の夢のようなお祭りでした。


2011/08/18(木):ほうとうだったりとりもつだったり昇仙峡でナツヤスミ

今日はSappyとRyoちゃんと一緒にびゅんびゅんなクルマで山梨まで。昇仙峡って、紅葉の名所?なの?全然知らないんだけど。行ってみたら、確かに仙人様がぴゅっと雲に乗って頭上高くにおわしてもまあ不思議はないかな、な岩肌が屹立してる。そこでまあ、のんびりとお散歩したりご飯食べたり。

山梨と言えば葡萄とワイン?あとは、「うまいもんだよかぼちゃのほうとう」ですよね。で、最近はB級グルメの鶏モツ煮も名物なようで。お昼にはそんな感じでお土地柄なセットをごちそうになることに。
 

季節柄、あっちっちなほうとうはちょいとご遠慮…ってカンジで、冷やしほうとうっていうメニューをチョイス。氷でしめたほうとうはコシがあっておいしかった!そのうえおいなりさんやらデザートなんかもついて、ボリューム満点…。散策にでる前からもう、うごけないよぉ…の贅沢。

セットには必ず付いてくるほうとうまんじゅう。なんかとっても気に入ってしまいました。お土産コーナーに直行。うむむ。みごと思惑にはまっている気がする。
上に乗ったカボチャがカワイイ☆そして昇仙峡の焼き印入り♪

腹ごしらえがすんだらふらふらとおさんぽ。この辺りは水晶や瑪瑙なんかが産出するとかで、宝石博物館なんてのがあったり、そして私の大好きな藤城清治さんの影絵美術館があったり。よくできた観光地です。
実物の美しさは言葉を失わせる。ずっと胸がどきどきしてた。

帰り道はワインを試飲しておみやげ買ってまたまたドライブ。Ryoちゃんの運転は、すっごく乗り心地がいい。人柄だなぁ。後部座席で夢見心地な帰路でしたの。ああ、いいオヤスミでしたっ♪
ちなみに行きはSappyが途中交代ドライバーでハンドルを握ったんだけど………いやぁ〜ほんと。クルマの人格が変わったね。


2011/08/16(火):夕方からの急展開…なナツヤスミ

お昼ご飯に、なんにしようかな…と冷蔵庫を覗いたら…ありゃ、茄子がどっさりある。そうだ、昨日頂いたプロスペリタさんのメランザーネ。舌の記憶が新しいウチに、挑戦してみよう…。
まあ、見た目だけはそれっぽい。。。

もちろん我が家的には及第のできでしたが、やっぱり昨日いただいたような茄子のくたっとした香ばしさが足らない。茄子の皮がどうしてあんなに良い香りだったのかな。さすがプロのお仕事…と感心しながらも、うん、これはこれで相当美味しかったのです。でもここんとこパスタばっかり食べてる気がする…。

そして今日は読みかけの本を持って図書館でのんびり読書…な午後だったのだけど、ここでchiemiちゃんからの電話が。
…Sappyさんも来るので、どっか行くみたいなんですけど、一緒に…
賢人君とお母さんがchiemiちゃんの家に来ていたので、賢人君と仲良しのSappyも来てるらしい。chiemiちゃんやお母さんとしてはSappyと賢人君と4人出ってのも確かにちょっと座り心地が違う?きっとSappyは誰とでも全然平気で仲良しだと思うけど。私的には賢人君やお母さんに会えるのがとっても嬉しいな。 と瞬時にオツムの中でぐるっと思考が回転して。

…行く行く!Sappyと二日連続でお出かけね、そういう夏なんだなきっとと思いながら帰り支度。帰宅がてら私もchiemiちゃんの家に。そしてみんなでカラオケに行ったのでした。プロの演歌歌手2名と、プロの二胡奏者と普通のなんちゃって合唱団員な私たち二人で。

久しぶりのカラオケー…いつものお馬鹿な歌はなかなかに歌いがたいので、選曲に迷う…。
そして、無料でこれ聞いちゃっていいのかな、な、ぶらう゛ぉーな昭和歌謡ショーを堪能したのでした。じょうずうぅぅ!まるでプロみたい!いや、本物のプロだから…。お見事な親娘演歌でした。

それから日向やさんに。みんなでお夕飯。
すてきい。楽しかったなあ。急にかり出された Yasutyo@仕事疲れ だけがぶつくさなカンジで笑っちゃったけど。

 
 
賢人君から教えてもらったおしぼりのアヒルchan。ピンクペッパーな目つきがコワイのは、chiemiちゃんのアイディアパクリだよ〜。

 

賢人君はそれから帰路に就くって。…ツイッターでもあんま寝てないような事書いてたし、ホント、気をつけて。
今度は私が長野におじゃまします。賢人君のライブにまた行きたいな…!


2011/08/15(月):小千谷経由なナツヤスミの日

Sappyと角突き。ねえSappyは楽しかった?
20代半ばの若モノに角突きの「よさ」がいかほど伝わるのか?と思う一方で、
いやまあ、二胡を聞いたら即はまっちゃうようなSappyだから、およそ普通の20代とは同じくくりには入んないよね。と。
……ま、本人が行きたいって言い出したんだから、付き合ってもらっちゃお、と割り切って…私はモチロンすっごく楽しい1日だった♪

Sappyのフォレスターで小千谷へ。いろんなおしゃべりしながらのドライブ。
え?このシートぐいーんって動くよ?
あれ?もう関越トンネル?
お?もう越後湯沢SA?……ホントあっという間に小千谷に着いちゃった。 はやーい。

駐車場もまだゆるゆるに空いてる10:30。。。

入り口で頂いた取組表には24番と26番の抽選番号。はや!こんな数字をもらったのは初めてだなぁ。
入り口でおじさんが、
このくじは牛肉があたるよぉ〜
と。
え?この番号は当たります?とふざけておいて、でも何だかこんな早い数字だと本当に当選しちゃいそうな予感。
もし当たっちゃったらどうする?家まで持って帰れるのかな。生のお肉だよね?あ、持ってきた飲み物のクーラーバッグを空ければよい?…取らぬ狸の皮算用…いや牛のお肉ですが。
暑さ覚悟の日向ど真ん中に席を確保して木喰さんをお参りしたり金倉そばを食べたり、牛乳アイスを食べたりして…

さて始まり始まり…

牛たちは暑さが苦手で本来は余りケンカなどしたくないと…監物さんのいつもの解説を聞きながら、でも今回は活躍する若牛が多くて、序盤からなかなかに楽しい展開。
中休みの抽選会では…意に反して300番代や500番台の当選番号が次々に発表されて…しゅん。。。
ねえ、きみ、もっと箱の底の方から引いてー。ふたけた・ふたけた・ふたけた…!と、抽選担当の東山小学校の男の子に向かって、遠くの客席から勝手なお願いをつぶやく。
そのうちに「4番」と呼ばれて、Genさんが、「あれ」というお顔に。取組表を掲げて景品を受け取ってた。
わああ。Genさん、あたり〜!何だか嬉しくなっちゃった。
結局、23番は当選したのだけれど、24番は来なかったなあ…あ〜あ、ざんねん。私はまた来年のオタノシミ、です。

後半戦はケンカの苦手な牛太郎登場。応援の歓声だけはおじや闘牛ナンバーワンの牛太郎。そして…今日はなかなかの頑張りを見せてくれた。なぜかどの牛よりもはらはらさせられる牛太郎の取り組み。逃げずにいてくれてよかった〜と胸をなで下ろす。ほんと希有な存在です。キミってやつは!
 えらいえらい!がんばったねえ。牛太郎。

そして26芝締めくくりは三代小金石vs平野屋の黒牛対決。一触即発の力比べ。ふうううとため息と共に拍手。 紅桜さんの気合いの入ったかけ声身のこなしとM1さんの落ち着いて的を得た牛たちのあしらいと。やっぱり小千谷の角突きは良いな。力強くて素朴で粋で。
 

今日の取り組みは、牛たちがもっともっとと突きあう最中を分けるような場面が多くて、勢子の皆さんの活躍も凄かった!うわー、そこに入っていくの?と思う場面がしばしば。なのに、ほんの一瞬の機を見てするっと鼻をとってしまう腕のよい勢子達にうわぁ…と感動しきり。

帰り道、Sappy情報では関越がUターン渋滞ということでR17を選択。で、道の駅マニア?なSappyのチョイスで道の駅小千谷「ちぢみの里」に立ち寄り。二種類のにんじんジュースの飲み比べ。うん。これで元気になった。と。そうか。

そして、R17ならもうそれはプロスペリタさんでしょう!と…でもお盆だし、営業しているのかなって電話してみることに。なんかとっても「若い」男の人の声で、「はい。6時から営業しますよ」って。ほお。やったあ!
懐かしのフジロック苗プリ夜景にお約束の土砂降り。苗場だなあ。Sappyとおしゃべりしてるといつの間に?と驚くほどに近い苗場だった。車から降りるときはちゃんと晴れてるから。ってSappyの言うその通り、ピタリとやんだ雨 。プロスペリタさんに到着。雨上がりの夜の空気、きもちいい。

もしかして小千谷闘牛アフターですか?とマスター。さっきニュースで言ってたからって。はいはい。その通りで御座います。

私たちが着いた頃には3人しかお客さんがいなかったのに、あっという間にほぼ満席のお店。さっすがああ。しかもその30名近いお客さんのオーダーをたった一人で捌いてしまう…すごいなあ。さすがのプロ!…スペリタさんでした。

 私のオーダーはこれ。メランザーネ…茄子が香ばしい!

もしかしてさっき、お電話くれました?とマスター。
え。あのお声は。。。すみません。すごく若い方の声に聞こえてちょっと緊張しちゃいました。マスターだったんですか。…と私。
ん?今考えると微妙に失礼な言い方?

お腹いっぱいでしあわせな気持ちで帰路帰路。んー。楽しかったなあ。

遊び疲れて帰宅後はもう眠くて半分朦朧とシャワーを浴びてずるずるとベッドに潜った。うん。素敵なナツヤスミ。

今日はGenさん撮影の角突き写真入りうちわもゲット!嬉し!


2011/08/12(金):ナガレボシから始まるナツヤスミ

ペルセウス座流星群がやってくると私の夏休みが始まる。 ようやく今年も私の夏休みがやってきた。
とりあえず流れ星を見なくちゃ始まらないヨ。っと早起きして夜明け前に60分のランニング…夜明け前のほのかな気配がナツヤスミの匂い。

庭に伸び放題だったアメリカセンダンギクに勝負を挑み、ミストサウナ並のびしょぬれシャツをお洗濯して、シャワー浴びてアイスコーヒー入れてパストラミのホットサンドを焼いて夏休みの朝ご飯気分を味わった。キッチンを片付けてお掃除してもう一度コーヒー。本を読みながらリビングでのんびり。そのうち朝っぱらからウトウト…うふふぜいたくぅ。

昼前に1Fトイレのリフォームをお願いするための打ち合わせをした。築後15年経過の我が家。そろそろあっちこっちがお手入れ時期なのかな。

お昼には何にしようかと冷蔵庫を覗いて・・・あ、バジルを片付けなくちゃっと、台所アソビ第1弾。バジルペーストを作り始め…。松の実がなかったのでカシューナッツで代用。まあそれはそれなりに美味しいの。でも、作りながら何だかお腹いっぱいな気分になっちゃって、
で、akyaんち風ジェノベーゼはお夕飯に頂いたので御座います。

ジェノベーゼにはインゲンとジャガイモが入るのね。なぜ?


2011/08/09(火夜に):乳酸解放実験

トレーニング後にはクールダウンってするじゃない? ウォーミングアップとクールダウンって大事なんだよね?きっと。それを実感するほどの体育女子じゃなかったから 、その辺を怠るとどうなるかって、あんまりよく知らない。でもさ、もしかして今それを体験中?クールダウンをきちんとやってないからイタイの?これって。うちももおしりわきばらせなかくびすじてくびてのこう…動かしてみたらみんなイタイじゃん。痛くないのはふくらはぎから下だけ。そこだけ鍛えられてたのか?

…とまあ、今年もリズム構成な季節が始まったわけで。日曜日と月曜日の二日間。踊りまくって筋肉痛三昧。まあ、いつもながらの夏ですね。

しかし!このトシになったオバハンに筋肉痛はキキまくりだ。階段降りるのやっとだし。椅子にも座りたくないし。寝返り打てないし。っていうか、足も体も常に平らに棒状がよろし、みたいな。

でも…ひなたあたまはこうやって辛いなあって感じ始めると徐々にこれが面白くなってくる。おもしろーい。いたいってへん〜。
で。

このイタイのがおもちゃになる。実験したくなった。
で、とりあえずこれから40分ほど走ってみよう。

ん?走れるのか?私。

お夕飯にはバジリコパスタ。夏の香りがしてる〜。


2011/08/09(火朝に):ナツヤスミまであと少し

ふと気付いた。8月1日から1日も休みなしで仕事に行ってる。子どもたちは夏休みなのに。まったくどうかしている。厳密に言うと7月24日から今日まで、いわゆる休日は1日もなかった。夏休みになるといつもに増して家にいない私。今日 の午前中は久しぶりのオフで、昨日の運動会仕込み練習でずぶぬれになったTシャツをお洗濯して、ちょこっと部屋を片付けて のんびりラジオを聞きながら朝ご飯を食べた。目玉焼きとチーズのホットサンドとトマトジュースとアイスコーヒー。ようやく夏らしい朝を迎えたゾ、ってちょっぴりためいき。

夏だなあ。よおく耳を澄ませたら、庭の梅の木でじっじじっじじじ〜っ と、へたっぴなセミの声が聞こえる。
そっか、世間じゃ、ちゃんと、なつじゃん。

夏休みになったらやりたかったことがぼんやりとあるにはあるのだけれど、まだなかなか実行に移せそうにないな。今日も午後から出張だし。明日は校内研修であさっては水泳の県大会応援で…そうしたらえいやっとわたしのなつやすみをやるぞぉぉぉ。やったるぞぉぉぉ。

…なあんて書いていたらもう11:30をまわっちゃった。きゃああ。出張出張〜!


2011/06/14(火):生きているということ

生きる
               谷川俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木漏れ日がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまがすぎてゆくこと

生きているということ
いま生きてるということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
 


2011/06/12(日):またひとつ

たぶん、そして、そうとう、感謝しなくてはならないんだと思う。
体調は最悪だったけれど、修学旅行に行って、「森は生きている」の舞台を終えて。

去年の今頃は、この子達を何事もなく臨海学校に連れて行けるんだろうか、ってちょっぴり(否、おおいに)心配だった。ワガママ者は多いし、規範意識は低いし。これからの子どもたちってみんなこうなのかな、ものすごく利己的な発想にしばしば面食らう。
でも、この修学旅行は、心から楽しかった。想定内の色々はそれなりにあったにせよ、やっぱり、「ウチの子」はカワイイ。やんちゃで、むじゃきで。意欲満々で。なにしろ、帰りのバスで「ビデオが見たい」なんて一言も言い出さないほどに、みんなでワイワイ過ごすことが大好きな子たちなのだから。一生懸命、仲間の雰囲気を盛り上げようとがんばる子たちがたくさんいるバスに乗ってる事って、最高にしあわせな気持ちになれる。
いつものyu_kの三本締めで(慰安旅行か?)みんな満面の笑顔でバスから降りた。
いつもの、我がクラスにお約束の笑顔。最高に好き。

そして、微熱状態で気管がゼイゼイしつつ、そのまま「森は生きている」の本番に突入しちゃった。でも不思議、あんなに声が出ないのに、2.3曲歌ってるとだんだん歌声だけはなんとかなってくる。話し声はひどいモノなのに、これってどうしてなんだろう?前日リハも当日ゲネも、最初の一曲は1オクターブ下でないと到底出なかった声が、2曲目からは何となくかすれながらも発声するようになって、4曲目くらいからはまあ、普通に歌ってる。良い気持ちにはなれないけれど。

本番の芝居は、(演劇少女だった10代を懐かしみつつ)すごく楽しく過ごせた。私は舞台が好き。もうずっとちいちゃいころから舞台が大好きだったから、芝居ではもちろん全然緊張なんかしない。歌はどうしても歌詞が覚えられないことが多いのに、なぜか子どもの頃からどんな長台詞でも得意だった。ましてや今回はたったの5つしかないセリフ。味わいながら楽しんで演じた。
歌は…まあ…………でしたね。周りの人の音から、私の声だけ飛び出さないように慎重に慎重にセーブして歌った。でも、フォルテで歌ってよいところは、楽しく発声させていただきましたけれど…。

舞台終えての送り出しでは、またもたくさんの知らない方々から
「あなたの歌声が素晴らしくて」とか
「いつもあなたに会えるのを楽しみにしているんですよ」なんて、声をかけられる。
こんなど素人の歌なのにねええ…。間違いなく、私って幸せ者です。(どんなにビンボーでもビョーキでも)

学先生からは「うわ、バケモノ!」
というお褒めの言葉(?)を頂き、まあ、そうね、まずまずだったのかな。

で、また一つ終わった。やれやれ。

これから先の人生がどんなであれ、私はこんな風に己の愛する事柄に正直に生きていきたいって思う。
つぎのひとつはなんだろう。わくわくしちゃうな。くらくらしちゃうな。
まあ、肺炎になっちゃって、熱が高いってのもあるんだけどね。


2011/5/14(土):あたらしい10年をあるきはじめるぼくたち

地球という名の合唱団がスタートした。 私たちの地球。親子合唱団”EARTH”っていう団名。

今年は地球のことを今まで以上に考えずにはいられないってことは確かだけれど、それにしても大きな名前の合唱団だなあ。おっきな地球の端っこの方にあるちっぽけなこの国で、ちっぽけな幸せやちっぽけな不安にウロウロしながらちっぽけな私がおっきな地球を歌う。声だけは気持ちだけは地球並みにおっきなつもりで。

そんなことを考えながらお約束の中川公民館へ。

しばらくぶりに学先生のピアノで歌った。不思議な感じ。ちっともしばらくぶりな気持ちになれなかった。でも本当は一年近くもこうして歌うことはなかった筈なのだけれど。
きっと今日ばかりはどんな風に歌っても叱られないだろうと、好きなように大声で歌った。せいせいしたな、のどのつかえが取れたような、心のトゲが抜けたような。また今日からあたらしい10年を歩き始めるんだ。みんなと。

お夕飯食べながら、Sappyの目を真っ直ぐに見ながらおしゃべりしながら、もうずっと前からこの時は止まったままだったような気がしてた。(Sappyはおでこにぺたんをつけてお仕事に行くのだろうか。ふふふ)
ふっと思った。今この瞬間、私はいちばんしあわせな人かもしれないって。

きっとそう。


2011/5/7(土):大好きな子どもたちと

今日は春季陸上記録会。朝から夕刻まで競技場スタンドで過ごした。

春季大会は希望制の参加形式だから、学校からの代表選手ってわけじゃあない。だから、速い子も遅い子もいる。自分の記録を更新できることを目標に、みんな放課後に練習をがんばってきた子たち。一つ一つの種目を終えて帰ってくる子どもたちの表情が、みんなそれぞれにかわいくて、一人一人を抱きしめたいくらいに愛おしい。思いどおりの記録を伸ばせた子、思い通りの力を発揮できなかった子、それぞれに正直な顔だった。応援席ではしゃぎながらも、ゴミは散らかさないし、あいさつはちゃんとするし。片付けにはせっせと手を貸してくれるし。いい子なんだよね。やんちゃモノばっかりだけど。

あ〜ん、もう、つかれちゃったよお。と言いながら私の横にストン、と座ったyu_k。ソフトボール投げで1位になったので、嬉しさを噛みしめながらの甘えん坊な一言。そして、いっしょにがんばったru_kが思いがけずに記録を出せなかったので、気を 遣っちゃって素直に喜べない。気配りの子なんだよね。
すごいじゃん、よく頑張ったよ。と、頭をぐりぐりなでてちょいと抱きしめてやったら、ホッとしたようなため息をついた。3年間も教室でいっしょにいるyu_kにとって、私たちって、 きっと半ば母子みたいな関係なんだろうね。4年生で初めて担任したときには、本当に困ったやんちゃ坊主だったけど、一緒にいればいるほど良い子だってわかる。ほんと、いいやつなんだよなあ、yu_k。

いろんな子がいる。本当はみんなと思いっきりがんばれば楽しいのに、心にブレーキをかけちゃってるru_k。本気で走れば学年トップクラスの走力を持ってるのに、リレーに出たくない、希望していないのに選手にしないで欲しい、と、かたくなに拒否している。
リレーがそんなにきらい?どうしてきらい?
耳元で小さい声で聞いたら
わかんね。
と、ぼそっと答えた。自分でも困ってるんだよね、ru_k。心を自由にしてあげたいけれど、なかなかすぐには無理なんだろな。そんな気持ちにより添ってあげたい。あと1年だけだけれどね。

カワイイ女の子達は、みんなそれぞれに元気いっぱい。お互いの結果を喜びあったり、お菓子を食べて盛り上がったり。素直に、本当に素直に、いい子たちだなって思える。そんな子たちといっしょにこれからも学びあえることが嬉しいな。

さて、今日は入賞者続出で、よく頑張りました!ビリだった子も、立派な全力疾走で気持ちよかったよ。
記録会は秋が本番だからね。いっしょに喜びあえる季節を迎えたいね。


2011/4/29(金):私たちは他を責められるのか

驚いた。こんなに長いことここに来なかった。日記を書かなかったわけではないのだが、webにのっけちゃって良いような記録がまるで書けなかったというところで。まあ、正直に言えば、ちょっとだけ辛かったのだ。わたしだって、ね。

私は働くことが好きなんじゃあなく、授業することが好きなのだ。授業で子どもたちとわかりわかりあえることを喜びあいたかっただけなのに、そこから端を発していろんな事に巻き込まれる。やれ研修だ研究レポートだ実践発表だって。ほっといて欲しい。
私はただこぢんまりと、40人くらいのおちびな仲間たちと、日々を…ああじゃあないこうじゃあないと言い合いしながらわいわい過ごせればそれで良い。テストでよい点を取らせるために授業しているんじゃあない。 私の実践を誰かから評価されたくて授業しているんでもない。子どもたちが食いついてきて、こっちがこう行きゃあっちがこう来る、そんな関係を楽しみたいだけで、結果として学力が身についていたのは何より、そんな感じなのにね。 私は私の目の前の子どもたちが大切で、その子どもたちと日々を学んでいきたいだけだ。世間はうるさすぎる。

そんなこんなでうんざりしていたここ4ヶ月足らず。でも、少し、というか、ようやく今日はひとごこち、かな。
さて、と。

日本中が揺れている震災と原発トラブル。にわか政治学者や社会学者や経済学者が急増してツイッターにもブログの記事にもうんざりだ。大切な言葉も多いけれど…「だまされた」だの「責任とれ」だの言ってる人は、今まで一度でも原発に行ってみたことはあるのだろうか。そしてそこに懸けられた莫大な資金と科学技術の構造に思いを巡らしたことがあるのだろうか。そして、快適な生活と隣り合わせの狂気に対し、一度でも提言したことがあるのだろうか。

私は政治とか思想とかからは、やや距離を置いたところに生きてきた。でも、自分の信条には正直でいたいから、反原発の運動や9条を守る動きにはずっと関心を持っている。そう言うと、みんな思いっきり左じゃないかというけれど、でも特定の政党を支持してはいないし、まるごと誰かの言うことを信じるなんてことはしない。 東海村の事故の後には、実際に東海村にある原発資料館に行ってみた。ずっと疑問を抱き続けている原発だけれど、そこには揺るぎない信頼のもとに人々が誇りを持って働き続けていた。自衛官の人とも語り合ったことがある。みんな真剣に職業意識を持って生きている。疑問を持ったなら拒絶の心を持つのじゃあなくて、まずは関心を持ち続けて、疑問に思ったことは自分で学んで自分の立ち位置を決める。 誰かがこう言ったから、こう書いてるから、なんて言う受け売りで自分の言葉を飾りたくなんかない。自分の頭で考えて、自分の言葉で意見を持ちたい。今までも、これからも。

「責任とれ」なんて言う人は、じゃあ、こうなる前の現実に対して何らかの行動をとったことがあるのか。自分の無関心が棚上げされて被害者面した言葉がならぶ様は、まるで便所の落書きだ。 みんなが騒いでるからって突然批判を始めてる輩はまるで勝ち気な子どものじゃんけんの後出しみたいだ。急にもっともらしい言葉をくっつけちゃって、なんか似合わないコスプレに自己満足してる引きこもりみたいだ。ねえ、そこのあなた、選挙には行ってますか。教職員のアナタ、校長や教頭に意見したことはありますか。組合運動に参加したことはありますか。
原発の危険性を声だかに訴える人々ばかりでなく、原発に関わる日本人である自分たちの思いを述べた人々の声にもきちんと耳を傾けてるのか。そして、その上で責任をとれって言ってるんだろうか。

責任をとるべきは、無関心な私たちの心のありよう、日本人の主体性のなさなんじゃあないだろうか。だから、解決のために、政治が補償を為すべきなんだと思うけれど。だれか、じゃあない。私たち全員 が責任をとらなくてはならないんだと思う。

こんな事で誰かを責めてる場合じゃあないのに。今さら反原発デモなんかやってる場合じゃあないでしょう。もっと根本的な、私たちの無関心に警鐘を鳴らさなくちゃ。関心を持つこと。自分の生き方に、自分の社会に、自分の国のありように、自分の住む星の未来に関心を持って関わり続けること。そのための教育をしていきたい。そういう子を育てられるように、私にできることを考えたい。


2011/01/07(金):はじまりまじまり♪

せんせー!外に行っていい?
もちろん、行ってお出で、久しぶりにみんなとサッカーしておいでよ。
えー。でもなー。さむいからなぁ。もうちょっと待って、みんなが行くって言ったら行くことにする。

あさ7:45の教室。3学期の最初の日。
1番乗りのmちゃんは、こっそり冬休みの宿題をやってた。私の顔を見て慌てて引き出しに隠してる。あはは。
2番乗りのsくんは、3番乗りのnくんが来るや、ねー、サッカーいく?せんせー、行って良いの?(何で聞くかなあ、いいにきまってるじゃん)よっしゃ、いこー!!と元気に教室を走り出る。(廊下は走ってはいけません…ふふふ)

にこにこ顔がそろった。お正月明けの学校なんて、こんな寒い朝の早起きなんて、うんざりなんじゃあないかなあと思いきや、みんな笑顔。あいさつの声も大きくて、なんだかわくわくした。
嬉しいな。私の子どもたち、お久し振り。今年も楽しくやろうね。

ってことで、お掃除しながら、だるまさんにかけるお願いを考えておいてね、って話した。黒板に書いておいて、と話しておいたので、早々お掃除の終わった班からなんやかんやと言い合いながら、願い事を書いていた。
健康第一 安全第一(工事現場か?)
恋愛運アップ(あはは。いいねコレ)
仲良し(始業式の校長先生のお話を良く聞いていた子だね)
勇気(ほお。こんなに度胸のありそうなこの子達が?)

学活の時間は、宿題集めてその後は、冬休みのふり返りカードを使って楽しかったことやがんばったことや3学期の目当てなんかを発表しあう。コレは我がクラスの恒例。必ずちょっとしたレクをしながら。3学期の始まりはおやくそく、全員の名前でだるまさんの目入れをしながら。子どもたちと遠足の時にイントロクイズで使った曲達を流して、だるまさんを次々に回していって、音楽が止まったところでだるまさんを持ってた子がスピーチ。
いいかい、丁寧に渡すんだよ。ごとん!なんて落としたら、だるまさんのたたりがあるゾォ〜!なんて脅しておいて。みんな大騒ぎ。なのに、一生懸命、そっと丁寧に回してる。カワイイねえ。おお盛り上がり。

あっという間に時間が過ぎて帰りの時間になっちゃった。今日はだれも、「下校時刻は何時?」なんて聞かない。楽しくスタートしたねえ。このまんまの楽しさで、3学期を駆け抜けたいよねえ。

今年、子どもたちがだるまさんにかけた願は「勇気」だった。そうか。
では、勇気を持って乗り切るぞ。いざ。


2011/01/06(木):縁起だるまの少林山

さむっ!
くうきがキン、と冷えている。風がないけれど体の芯にぴりりと突き刺さるような寒さ。

今年も少林山へだるまをいただきに。そして年始めの熱気をいただきに。

教室に一年間飾っておいただるまさんをしっかりと抱えて参拝の列に並ぶ。沢山のひとひと…その中にいると暖かい。いろんな会話がとぎれとぎれにきこえる。

ねえ、お父さん、今日バカ殿だよ〜。――もう、いいテレビの日だと、いっつも出かけるよねー。
おかあさん、イカ焼き買って!――服が汚れちゃうでしょ。――だいじょうぶ。わたしこうやって、上向いて食べるから。ね〜。いいでしょー。
今年はもう少し大きいだるまにして、がんばってもらわないとな。――そうね。お父さんにもね。――え、オレ?

少林山に参拝するには石の階段をたくさん上らなくてはならないので、将棋倒しの事故を懸念しての入場規制がある。だから結構な時間、待つことになるんだけれど、こんな人混みの中にいると全然時間が苦にならない。


たくさんのだるまだるまだるまだるま…これみんな売られていくのかしら。お腹には「福入」って書いてある。すっごくたくさんの福がころがってるんだな。世の中も捨てたもんじゃないな。

ってことで、私も去年のよりちょっぴりおおきなだるまを選びました。2250円で福を買いましたよ。


2011/01/04(火):賢人君の二胡と暖炉アソビと

高山賢人君が…来た。
ずっとお会いしたかった高山賢人君が、リアルに我が家に来てくれるなんて…!

年末にchiemiちゃんが、弟、来られるみたいです。いつが良いですか?
って突然切り出したときには、にわかに信じがたく…
えーっと、お正月明けが良いよね?
なんて、言いつつも、まさかそんなことが実現しようとは、と
本気で半信半疑(変な言い回しだ)だった。

でも、本当に…今日、賢人君が来てくれた!
すごーい!!!本当の本物の高山賢人君だ!!

もう2年も前かなあ…。chiemiちゃんが演歌を歌ってる歌手だって(…演歌!?)衝撃の話をYasutyoから聞いて、うひゃあ〜ってネット検索したら演歌歌手 「美咲ちえ」ちゃんのブログを見つけたのでした。で、きゃあぁ、かわいー!かわいー!って見ているウチに、何の拍子か弟さんが二胡を弾いている高校生だって記述を読み (…二胡?二胡!?どうしてこの姉弟はこう…くすぐるモノを持ってるのか)…ふと思い立ってYouTubeで 検索してみたら、確か大人の方と一緒に舞台に立っている男の子の動画を見つけたんだったと思う。その表情があまりにchiemiちゃんに似ていたので…きっとこの子が賢人君なんだなって思った。そして、その演奏の様子に釘付けになった。なんて言うか…その空気が…印象的で。
それからもう何回じいぃっと聴いたか分からない。だんだん活躍の場を広げた賢人君の演奏がたくさんYouTubeに上がってきた。私の一番のお気に入りは「賽馬」という曲。

そして…今日は朝からどきどき。風邪をひいて頭痛と寒気もしていて、何だかアタマはぼおっとしてる。朝ご飯もお昼ご飯も食べるの忘れてた。
そして4時ちょっと前、玄関のチャイムが鳴ってドアを開けた。そこに私のよく知っている笑顔で賢人君が立っていた。初めまして…って。
私は全然初めましてじゃあないんだけど。。。そばでchiemiちゃんがニコニコ立っていた。わああ姉弟だああ。本当に本当にほんもののきょうだいふたり…きゃああああ。

そしてそして、すっごく久しぶりに訪ねてくれたうめちゃんやそのお子ちゃまたち(超カワイイ♪)やSappy&ryo_chanやyou_kunや楽しいみんな 、お招きしたみんながそろって夢のようなひとときだった。
素晴らしすぎて…本当に現実だったのか夢だったのか、今ひとつ…今でも実感が薄い。

賢人君の二胡は技術が素晴らしいとか曲が素晴らしいとか、そんなことは勿論のこと、賢人君その人そのままの佇まいから成る音楽世界が感動的に素敵だ。音楽は人が作るモノなんだなって改めて思った。二胡と賢人君両者の作る世界がおおきい!圧倒された。
で、つい、
ワインもあるよー…
って、ふつーに勧めてしまった。すっごくしばらくしてから、あ、まだ未成年だったって気づいた。ひゃあ。

暖炉にはSappy達がおこしてくれた炎がぱちぱちと踊っていて、その横で賢人君が静かに二胡を奏でていて、それを見入っている私たちがいて…不思議なときだった。本当にそこは我が家のリビングだったのかな。

ryo_chanリクエスト(?)の「暖炉で焼きイモ」も楽しかった(すっごくじょうずに焼けてた!)し、本当はもっとたくさんお出しするはずだったお料理も、あまりの感動になし崩しにお出ししちゃったし。しかも風邪のせいで、私、自分のお料理の味も、全くわかんなかったし。
どうか皆さん、続きのお料理をお出ししたいから、もう一度来て下さいね。
暖炉で遊べるうちに、是非もう一度。


2011/01/01(土):さあさ あたらしいとしだ

お正月の朝はお雑煮づくりとakyaんち風おせちを並べることから。

お雑煮は、クリスマスに戴いたホームベーカリーでついたお餅。akyaんち手作りおもちです。初の試みです。ふふふ。
一年間せっせと頑張ってきて、本当に良かったって思う。だから今年もせっせと頑張ろうって思う。ほんとに。

冬来たりなば春遠からじ
今年の最初の作品は 「春を想う」をテーマに描きました。
つめたい土にぴったりと腕を広げて、精一杯に陽の光を浴びる野の草のロゼットを背景に。そっと地面に耳を寄せたらね、きっと春の音が聞こえる。

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