■倉敷(2002年2月9日)

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2回目の倉敷です。4、5年前訪れた時と、街自体が特に変ったという印象はありませんが、前回行けなかった場所を周れたこともあり、また違った感じで楽しんでくることができました。

まず最初に見学したのは国の重要文化財にも指定されている大橋家住宅。200年ほど前に建てられた、倉敷の代表的な町屋です。
大橋家は、通常の町屋では許されない長屋門を構えている、かなり格式の高い地主だったそうです。

入母屋造りの母屋の他に、米倉を改造した資料館もあります。

写真は、おおざしき(下の間)から、おおざしき(上の間)、坪庭、を撮ったもの。

そして、いよいよ美観地区へ。まずは、辺りをきょろきょろしながら1周してみました。観光案内所&無料休憩所に使われている倉敷館は建物は、役場の庁舎としても使われていた、この地区ではめずらしい洋館です。
次に、写真を撮ったり、店先をのぞきながらまた1周。
旧大原家住宅、大原家の別邸有隣荘など(中に入っての見学はできません)を眺めながら、倉敷らしい!?雰囲気の写真を撮りたいと思ったのですが・・・なんかできはイマイチでした(-_-;)

倉敷館もいちお写ってる 美観地区
美観地区 旧大原家住宅

その後、一旦美観地区から少し外れて、近くにある鶴形山へ行ってみました。ここはちょっと小高い山になっていて、倉敷の街並みを一望することができます。頂上にある阿智神社を中心に公園になっており、天然記念物の樹齢500年の藤の花もあります。見事な花を咲かせる5月に見てみたいです。
公園をぐるりと周って降りてくると、
観龍寺があります。ここには、幕末に長州騎兵隊が襲撃した時の陣屋が設けられていたとかで、今も鴨居門に槍で刺したあとが残っています。

また美観地区へ戻り、今度は
大原美術館へ入ってみました。ここは、今回が初めてです。
大原美術館は、大原孫三郎が設立した日本最初の西洋美術中心の私立美術館です。中には、エル・グレコの「受胎告知」を始め、モネ、ルノワールなどの西洋の近代絵画や彫刻を展示した「本館」、岸田劉生など日本洋画家の作品や、高村光太郎などの彫刻を展示した「分館」、児島虎次郎が収集した東洋の古美術などを展示した「東洋館・工芸館」があります。
事前にもう少し勉強していけば、もっと楽しめたと思うのですが、今回は知識が足りなすぎ、なじみの作品が少なく、ふーん、という印象しか持つことができませんでした。

倉敷といえば、
倉敷アイビースクエア。でも、ここは前回ゆっくり見てるので、今回は中を通り抜けてみただけですf(^^;)
最後は、お店に入って試食のお菓子をつまんだり(笑)、お土産品を物色。でも、いつものようにお買物はなしで、見てるだけ〜。
そして、駅からライトアップされた
チボリ公園を少し眺めて、今回の倉敷の旅は終わりました。

おまけ:ままかり
岡山といえば、「ままかり」
あまりにも美味しくてついつい食べ過ぎ、隣りにまま(ご飯)を借りに行かなければならないほどだ、ということからついた名前だとか。


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