■福井(2015年7月17日〜19日)

平泉寺白山神社は、養老元年(717)に泰澄大師によって創建されました。最盛期には48社36堂6千坊が宗教都市を形成したそうです。それほど観光客も多くなく、自然の中ひっそりと残っている、かつての宗教都市の空間。来て良かった♪
ちょっと脇道にそれて進んだ先には、南谷発掘地跡。"熊に注意"なんて書かれていたので、かなりビビリながらも((;・・ヘ) 行ってみました。ここまで来ている人はあっちゃん以外いません(爆) もう少し奥まで行けそうだったけど、熊さんだけじゃなく、まだ日中とはいえ、人気が全くないのは不安なので、適当に引き返しました(^-^;
ちなみに… 昨日行った東尋坊の由来となった悪僧東尋坊の屋敷跡や井戸も門前に残っています。

苔生す参道 御手洗の池
創始者、泰澄が訪れた際
白山の神が訪れたと言われている
拝殿に続く参道 
崩れ落ちたまま残っている
石仏もたくさん
本殿
周囲にはかつての礎石も
発掘された中世の石畳を歩いてみます

時々、ぱらぱらと雨が落ちて来たけど、降り続くことなくすぐに止んだので良かったぁ。
ゆっくりと観光したけど、次のバスまでかなり時間がある(^-^; 軽く食事をしたり、歴史探遊館を見たりして時間をつぶし、バスを待ちます。1日に数本しかないので、逃したら飛行機に乗れない(^-^; 電車との接続情報等は事前に調べてきたので大丈夫だとは思うけど… 時間通りにバス(というか、往復とも普通のバンで乗り合いタクシーみたいな感じでした)はやってきました。帰りも乗るのはあっちゃん一人。みんな車で来ているようですね。

無事に電車に乗り継ぎ、1時間弱。福井駅に戻ってきました。
まだ少し時間があるので、養浩館庭園へ行ってみます。江戸時代には御泉水屋敷と呼ばれていた福井藩主松平家の別邸でした。明治維新で福井城は政府所有となった後も、松平家の所有地として迎賓館などの役割を果たしたそう。福井空襲で焼失、その後国の名勝に指定されたのを機に復原されています。ボーっとお庭を眺めている人がいたり、素敵な雰囲気のお庭でした。


隣接する福井市立郷土歴史博物館。松平家の資料を中心に、福井の歴史や、戦災、震災などの資料が展示されていて、周囲には、復原された福井城の門舎人門や遺構も残っています。
博物館を、ふんふんとみたら。最後は福井城址を抜けて駅まで戻りましょう。現在残るのは本丸の石垣と内堀のみ。中には福井県庁が建っています。

現在の福井という名の由来と言われる
福の井と称せられる古い井戸
天守閣跡、かな?

これで観光終了。ホテルで荷物を受け取ったら、駅ビルでちょっとお土産を見て。バスで小松空港へ向います。
接続するように出ているバスなので、それほど待ち時間もなく搭乗開始。帰りは定刻通りの順調なフライトで羽田へ到着、実質1泊2日の福井旅行を終えました。

<<BACK