「函嶺洞門」
箱根駅伝ではおなじみの場所です。厳密にはトンネルではなくシェルターといいます。 1931年(昭和6年)に旧国道1号線の落石防止のため造られました。箱根の登り口を意識し、 観光のためということで中国の王宮をイメージしたものとなっています。平成17年度には隣接する旭橋、 千歳橋と共に土木遺産に認定されました。 (2007.9.28) (2014年に函嶺バイパスが完成し、通行不可になりました) |
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「こどもの国のトンネル」
こどもの国は横浜市青葉区と東京都町田市にまたがっています。 ここには第一と第二の二つのトンネルがありますが、第二トンネルはそのちょうど境界線上にあります。 起伏のある丘陵地を利用した旧日本陸軍の田奈弾薬庫に作られたトンネルで、 今も弾薬庫の跡が残っていますが、知ってか知らずか園内は子供たちの歓声でにぎわっています。 (2006.8.13) |
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「金時トンネル」
箱根町の金時神社から南足柄市矢倉沢へと抜ける明神林道の峠にあります。長さ約300m。 金時山への登山口でもあるので金時神社のところのゲートはたぶん開いていると思います。 (2000.3.19) |
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「城山トンネル」
湯河原から芦ノ湖へと登って行く椿ラインの「しとどの窟(いわや)」という パーキングエリアのある場所からすぐのところにこの城山トンネルがあります。 ここからの白銀林道は下りかげんのダート路で約7km続き、海の見える明るい林道です。 このトンネルの林道側出口から右側を下に降りて行くと、昔合戦に敗れた源頼朝が隠れたという 洞窟(しとどの窟)があります。 (2000.11.25) |
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「玄倉林道のトンネル」
山北町の玄倉林道には2つのゲートと9本のトンネルがあります。 1本目は最初のゲートから1.7kmの「境隧道」です。 この画像は2本目のトンネルで「青崩洞門とそれに続く素掘りの青崩隧道」です。 「青崩隧道」は前後を洞門で挟まれ、中でカーブしているため正真正銘の真っ暗です。 約200mですが横穴が1ヶ所開いていて覗いてみると断崖に掘られている様子がよくわかります。 ちなみに全9本のうちライトが必要なのはここだけでした。 (2002.6.13) (2011年に新青崩隧道となりました) |
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3本目は「石崩隧道」で、この先は紺碧の玄倉ダムの上になります。
4本目は素掘りで短いです。そしてこの画像は6本目のものできれいな素掘りでした。 つぎは「第七號隧道」、「第八號隧道」と名前がついています。 ゲートから7km弱でユーシンロッジへの分岐となり、林道側に第2のゲートがあります。 この2つ目のゲートの先は車も通らないため荒れていますが、歩く分には差し障りはありません。 9本目のトンネルは素掘りでした(左の画像)。このトンネルの先は約2kmで林道そのものの終点になり、 あとは塔ノ岳への登山道となります。全てのトンネルについては 玄倉林道のレポにあります。 (2004.6.5) |
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「神縄トンネルと三神隧道」
山北側から県道76道線を丹沢湖に向かって北上し、 丹沢湖手前で玄倉側に右折する場合のルートは少し複雑です。案内表示にしたがっていったん旧道にそれ、 県道の下をくぐってT字路を玄倉へと左折します。実はその接点の延長線上にはチェーンがかかっているものの、 旧道がまだ続いています。そしてもう一度道路を跨ぐと旧のトンネル、三神隧道にたどり着きます(上の画像)。 出口側、つまり丹沢湖側では入口側のような高低差もなく新旧のトンネルが揃って見られます。 新といっても苔むして古臭いのですが神縄トンネルといいます。下の画像は出口側(丹沢湖側)からのもので、 右側が神縄トンネル。旧道は画面左側にあり、隠れて見にくいのですがチェーンのかかっている先に 三神隧道があります。 (2002.6.13) |
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「新箒沢隧道と大滝隧道」
丹沢湖から県道76号線を北に進むと山北町中川に「新箒沢(ほうきざわ)隧道」があります。 この左手には旧道があって突き当たるに旧トンネルの「大滝隧道」があるのですが、入口は金網でふさがれています。 「制限高さ3.8m」とオレンジの表示があるように小型のトンネルです。 ここのおもしろいところは、こちら側(西側)がこんなに離れているのに、 反対側(東側)は肩を並べるように接近していることです。 (2002.6.13) |
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「善波トンネル」
国道246号線の伊勢原市と秦野市の境には善波トンネルがあります。 普通に通過するのは「新善波トンネル」であってここを出ると富士山が一気に見えるようになります。 ここにも旧道と旧トンネルがあり(左の画像)、 東京側からの場合左のラブホテル街を入って奥まったところにあります。普通に通行できます。 (2002.6.13) |
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「安戸トンネル」
国道246号線では山北町のこのトンネルから谷峨駅にかけて新しくバイパスが完成しています。 それより以前からも右側のトンネルがメインであって、 左側の旧トンネルは古い宿場跡とともに細々と使われています。 (2004.6.5) |
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「鎌倉、釈迦堂ヶ谷の素掘りトンネル」
県道204号線(金沢鎌倉線) の大御堂橋から滑川をわたって路地に入り、 ちょっとわかりにくいのですが釈迦堂方面と書かれた案内に沿って山道に入ります。 住宅地をはずれたところで未舗装路となり、ほんの100mほどで素掘りのトンネルになります。 トンネル手前に杭が打ってあり車は通れません。 鎌倉幕府第3代執権、北条泰時が父義時のために立てた釈迦堂に由来するとのことです。 三方を山に囲まれた鎌倉に入る七つの切通しの一つです。「釈迦堂口切通し」と呼ばれていますが 完全には切り取られておらず、中程がトンネルになっています。 反対側からはこんな感じでこの近辺を釈迦堂ヶ谷(俗称:しやかんど)といいます。 現在釈迦堂はなく、トンネル側面の岩盤くりぬき部分に五輪の塔があります。 ついでですが近くにはもう一つ小さなトンネルがありました。妙本寺の近くですが 名前などはわか りません。700m位です。こちらは狭いながらも一応人も車も通過できます。 (2002.2.2) |
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「北鎌倉駅横の素掘りトンネル」
JR横須賀線の北鎌倉駅下りホームに触れるようにして小さな素掘りトンネルがあります。 数mの長さの極めて短いトンネルですが「落石の恐れあり、通行注意」となっています。 高さは2mほどなので背の高い人にはつらいとおもいます。 (2007.4.1) |
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