「新吹上トンネル」
青梅市内から成木に向かう通称成木街道の峠にあるトンネルです。左側の新吹上トンネル(604m)からは 排気用ジェットファンの音がゴ〜ッと聞こえてきます。 青梅から向かってこのトンネルの手前右側に旧のトンネル(吹上隧道)への道があるのですが、 鉄パイプでブロックされていて車は入れません。自転車と歩行者は通行可能で電灯もついています。 (新しい方を「平成トンネル」、古いほうを「昭和トンネル」とも言うようで、その理由は、 さらにその上に「明治トンネル」があるからです。) さて、さらにその約200mほど手前に黒沢というバス停があるのですが、 「この先通行止め」と書かれた細い道を登っていくと民家があります。そこで舗装は途切れますが、 さらに登っていくとちょっと不気味な廃屋が一軒現れます。そして鬱蒼としたたたずまいの中に 明治時代に掘られたというレンガ造りの旧々吹上トンネルがあるのです。 入口は金網で保護されているのですがこのときは開いていました。 真っ暗な中で天井から滴り落ちる水の音が響いていました。 水たまりを避け、端のほうを歩いて進むこと約100m、出口にも金網ゲートがありますが同じように開いています。 出口側の道はもっと荒れていて今にも消えそうな細い山道でした。それでも進むと昭和トンネルからの旧道に 下りることができました。そしてこの旧道はヘアピンカーブを経て新トンネルに合流します。 詳しくは“廃なもの”のページで。 (2001.2.4) |
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「小峰トンネル」
八王子から五日市に抜ける秋川街道にあります。 秋川街道も市街地を抜けると車も少なくなり、今熊神社への道と分かれると突然細くなります。 ニョロニョロと登りきったところの峠にあるのが「小峰トンネル」です。長さは7〜80mですが、 あたりの雰囲気も手伝っていわゆる霊感トンネルとして知られています。 実は先ほどの分岐あたりでは新トンネルの開設工事中で、下の画像は五日市側に下りたところにある 新トンネルへの入口です。 (2001.2.4) (2002.2.11 新小峰トンネルが開通し、旧道及び旧トンネルは通行不 可となりました。) |
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「新満地トンネル」
滝山街道のあきる野市と青梅市間にあるトンネルです。上の画像は青梅側入口で、 左手方向に旧道が伸びています。新満地トンネルは、「人と自転車、荷車は通行止め」と表示されていて、 その代わりに旧道がきれいに整備されています。 旧道には長さ約150mの「満地トンネルが」あります。水銀灯の点いている明るいトンネルで 少し断面が少し縦長になっています。 (2001.2.25) |
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「愛宕トンネル」
港区愛宕のNHK放送博物館の近くの愛宕神社の下にあります。いわゆる愛宕山 を貫く80m弱のトンネルです。昭和5年竣工で70年以上経過しているため現在補強工事中です。 都内に存在するトンネルとして珍しい方です。こちら(東側)を入口に一方通行になっていて、 出口側は道路に対してやや斜め(70度位)の切り口になっているのが特徴です。 出口左下方には「道隧宕愛」と刻まれた銘板がありました。 さて、この愛宕山ですが東京23区内で一番高く、鉄道唱歌の一番初めにも登場します。 そして、1925年(大正14年)に日本初のラジオ放送がこの愛宕山から発信されています。 (2004.1.28) |
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「戸吹トンネル」
あきるの市サマーランドの信号から滝山街道をバイパスするようにして戸吹に抜ける 上下線独立のトンネルです。 これは平成16年4月29日の開通日当日の画像です。この道はいずれは新滝山街道として 左入までをバイパスし、慢性的な渋滞を解消すると思います。 (2004.4.29) |
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「綾部原トンネル」
町田市で鎌倉街道を南下する際の小野路と袋橋の信号の間に開設されました。 平成17年3月26日の開通当日の画像(袋橋信号側)ですが、このトンネルによって 不自然に遠回りしていた道はバイパスされました。 (2005.3.26) |
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「尾久駅構内架道橋」
JR東北本線尾久駅の改札から駅構内の線路下をくぐって京浜東北線側、上中里地区に抜ける 長〜い地下道です。尾久操車場の下を通るのでその長さは200mもあります。 もちろん歩行者専用です。 (2006.4.6) |
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