【多摩のちょいスポット:006】
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なんだか枯っ葉に覆われてしまって姿かたちがよくわかりませんがこれが「小町井戸」そのものです。
いわゆる井戸の形はしておらず、チョロチョロと湧き出る水を溜めただけのものです。直径約2m、
少し手を入れればそれなりにきれいになると思います。
場所は少しわかりにくくて、町田市小野路の野津田高校入口交差点から北西に数百mほど入った 山道にあります。その場所は小野路城の本丸跡のあるところでもあります。 |
さて、山道の下の窪地にあるこの小町井戸ですが、その名前のとおり小野小町に関係があるそうで、 近くの説明板には平安朝の昔、小野小町がこの井戸の水で病を治した、というようなことが書かれています。 そしてこの水は涸れることがなく、小野路城の水源とされていたとのことです。 しかし小野小町といえば平安時代の人、小野路城のできた鎌倉時代よりも前にこのようなところに 来たのだろうか?と思いました。もしそうであればもう少しきれいにしてあげたいと思います。 つづきはこちら→向ノ岡です (2009.1) |