早朝に出発しました。日曜日の朝なので道はガラガラです。
津久井あたりでは山の中ほどから上が真っ白になっているという珍しい光景でした。
道志道(R413)は特に凍結もしておらず問題なく通行できます。最初に神ノ川林道に入り、
雪の中の滝(エビラ沢の滝)とトンネル(小瀬戸遂道)を見てきました。
最奥のゲートまではところどころ凍っていました。
そしてゲート手前でですがここは犬越路林道が塞がれて以来、
おもしろくも何ともないところになってしまいましたが、さすが雪のときはきれいです。
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道志道を「どうしの湯」にむかって左折し、道なりに登ると林道室久保線になります。
この写真の「的様」(まとさま)のあたりまでは舗装されています。
「的様」とは川の中に珍しい模様の岩があって、
むかし源頼朝が武道訓練をしたという言い伝えがあるところです。道からほんの少し下れば見られます。
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登るに従い前日の雪が深くなってきましたが、
先行した車が一台あるようで轍の跡がしっかりついていました。
その轍についていくようにして登っていくとやがて越路林道側にまがっていて、
直進方向はまったくのさらです。新雪をかき分けかき分け、も〜〜、カイカン!
としか言いようがありません。
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かなり進んだところで左側にコブがあり(たぶん雪の下はがけ崩れ)、
何回か前後してトライしても進めない状態になりました。
チェーンゲートまではもう少しかなと思ったのですが、
以前来たときの記憶からするとチェーンはうずもれていて、
すでに気付かずに通りすぎていたのかもしれません。結局、越路林道を下り、道志道に出ました。
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道の駅「どうし」を過ぎたあとの中川橋をわたり、しばらく行くと東沢、西沢の分岐に出ます。
とりあえず東沢に向いました。でもこの先の「道志の森キャプ場」のあたりで
西沢林道に向かう方はやはり崖崩れ、しかたなく反対側の城ヶ尾峠側に登りかけたのですが
しばらくして急勾配になり、そこのところでまたしても進むことができなくなりました。
先ほどの分岐まで戻り次に西沢に入った。こちらは日当たりがよいのかさほどの積雪ではないです。
集落の脇を抜けると、終点近くに造林作業路「西沢作業道線」と表示があり、
チェーンゲートがあるのですが緩んでいてあってもなくても同じ状態でした。
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しばらく行くと再びチェーンゲートがありここまでが「西沢作業道線」のようです。
菰釣山登山口があります。この林道、さらに登るにつれて視界が開け、明るい雰囲気になります。
上のほうは標高1000mあたりを水平に走っていて、その雰囲気たるや道志のこのあたりでは
イチオシではないかと思います。
あいにくここでもがけ崩れがあり、この先に進むことはできません。が、充分満足しました。
そこで一句、「ピーカンの〜、道志の森の林道で〜〜、
われよろこびて、ユキとたわむる〜〜〜。」
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【付録】
このあと県道を経て都留から秋山へ戻る途中、地図を見ていて朝日曽雌のあたりの山側に
か細い道があるのに気がつきました。入って見ると、集落を抜けてすぐダートになり
「林道盛里線」の表示があります。登ることちょうど5km、終点はT字路になっていて、
なんとその両側にきれいな舗装林道が開設工事中でした。右も左もそれぞれ1km弱で
行き止まりになっていましたが、シンピカのできたてで得した気分でした。
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