■今後の発展 応用編
●バルブ制御
Nikon D80のタイム撮影(バルブモード)は、1回シャッターを押すと、シャッターがオープンし、もう一回押すと、シャッターがクローズする機能です。
従って、1回目のシャッターオン後、タイマーを動作させて、時間経過後にシャッターをクローズする事でタイマによる正確なシャッターオープンが可能になります。
このタイム撮影モードは暗いところでの撮影に使用されます。
よくある街中の自動車の光跡写真や、天体撮影などはこのモードで撮影できます。
これにはシャッターを開けている時間を正確に制御する事が必要となります。
という訳で今後はシャッターリモコンにタイマーを追加する予定です。
※NIKON D80のシャッター最大オープン時間は30分です。
※タイム撮影モードはMモードで設定できます。
※リモコンを使用しないバルブモードではシャッターを押している時間、シャッターが
開くようになっております。
シャッター用タイマーは「シーケンス・クロック」にて
●コマ撮り
シャッターを一定間隔で指定回数動作させて、動きの少ない対象物を定点観測で
コマ撮りすることもマイコン制御で実現ができます。
植物の成長や天体の動きなどの撮影に使用できます。
シャッター用タイマーは「シーケンス・クロック」にて
●無人撮影ロボット (センサー連動シャッター)
D80ではリモコン待機時間が設定されており、初期設定は1分です。
これは1分以上シャッター信号が無いとリモコンモードが解除されるようになって
おります。この時間は最大で15分に設定する事が出来ますので、たとえば、人や
動物を検出する事ができる焦電型センサーや音、光センサーなどの出力でシャッター
を動作させることにより、無人撮影が可能になります。
この時、15分以上センサーの信号がない場合は待機時間タイマーをリセットする
ためにシャッターを1回動作させる必要があります。
従って1時間に4〜5回は空撮りが必要です。最低1日24時間で120枚の撮影と
なります。
以上の内容から無人撮影が出来る時間は画像メモリと電池の容量によります。
最低120枚/日ですが、センサーの反応頻度により、画像メモリと電池で
稼動時間がきまります。電源アダプターが使用できる環境であれば、メモリを
たくさん積み、画素サイズを抑えることで稼動時間を伸ばすことができます。
●以上の仕様については柔軟に対応する事ができますので、個別仕様の
製作依頼にも対応しております。まずはメールにてお問い合わせください。
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