2006年 1月25日(水)
Super-MJLED
先日入手した、3個のSuper-MJLEDを基にしてLEDユニットを組み立てました。 これは通常のΦ5mm砲弾型パッケージと形状が一部異なることと、スイッチの機構を 変更をしましたので、ここで紹介いたします。
Super-MJLEDは外観は砲弾型φ5mmですが1パッケージに4チップを収めた パワーLEDです。どこのメーカーがチップの拡散(製造)をして、組み立てているのかは 謎ですが、とても興味深いLEDです。 詳細は「Super-MJLED」へ
Super-MJLEDの搭載
このLEDは拡散照射されるように、LEDのパッケージが加工されており、全高が通常の9mmのところ、5mmと低くなっております。
この2次加工は国内の販売元で行っているようです。
●LED形状の違いによる構造のみ直し。
今までのLEDユニットはLEDレンズの先端をライトのレンズ面に押し当てて、
ON/OFFさせる構造でしたが、今回のLEDは高さが低いことと、焦点位置の関係からLEDのツバΦ6mmの部分をリフレクターに押し当ててON/OFFさせる構造にする必要があります。
これは右図のような、形状になります。
Super-MJLEDのLEDユニットはLED部分がΦ5mm、 リフレクター押し当て部分がΦ5.5mm、コンバーターの部分が
Φ7.5mmの3段構造となり、φ5.5mmの部分でリフレクターを押すことになります。※LEDユニットの全高は16mmです。
このように3段構造なので従来の加工より、若干手間が掛かりますが、
Super-MJLEDを点灯するためなので苦になりませんでした・・・。
でも、加工は金物やすりとナイフ一本で行いますので、指先が痛くなるほどです。今後のこともありますので、リフレクターでON/OFFが可能な機構で、手作業での加工が少なくなるように構造を見直しました。
※Super-MJLEDを搭載したLEDユニット写真 下左
※新型LEDユニットになるまでの過程-構造図 PDFファイル
新型LEDユニット
新型LEDユニットの形状は下の写真(真中)の通りで、真鍮リングをLEDに装着し、
このリングがリフレクターを押し込むことにより、ユニットが上下に動き、ON/OFFする構造です。
※この真鍮リングは市販されているものではぴったりの寸法が無く、外形φ6mm/内径φ5mmのパイプを旋盤で加工し、外形をφ5.5mmにしたものです。
●それでは点灯します。
完成後、楽しみにしていた点灯の瞬間です。う~ん、むまぶしい。色合いは日亜より、黄色くなく、漂白した白といった感じです。 ※点灯比較写真 下右
マグライトソリテール
現在のところ、このSuper-MJLEDの入手ルートが確立できていないのと、LED価格と明るさの対比から、しばらくは日亜化学の「NSPW500CS」を搭載します。これでもソリテールのノーマル状態である電球と比べたら、断然明るいのは保証します。
ソリテールはUSA製マグライトのシリーズ中もっとも小型の電球式のライトです。
このライトをベースにして、ノーマルどおり、単四1本、1.5Vで白色LED化をおこないます。 LEDユニット単体のご要望も承ります。
販売について
販売ページへ 「マグライト・ソリテールのLED化 販売ページ」
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