2003年 8月31日(日)
またまたLEDライトのお話し。釣りの情報を期待していらっしゃった方、申し訳ございません。近々エレクトロニクスとして、新コーナーに移設する予定です。
さて、今回は効率向上(電池長持ち)ならびにパワーアップ(輝度向上)を目的としドライブ回路の全面変更をしました。変更には専用ICを「リニアテクノロジー社」から直輸入し搭載しました。「1個 $2.07 10個購入 実は物より輸送費が高かったのですが・・・」 最近は半導体メーカーのWebSiteから直接、購入出来るので便利になりました。
コンバーターですが、今までのものはトランジスターで構成して効率はあまり考えずに高輝度であれば良いかな、として製作してきたのですが、今回のは半導体メーカーが設計したLED専用ドライバー「LT1932」です。それでも効率は65%〜最大80%のようです。このICを使用すると外付け部品の点数が少なく、小型化が出来、さらには一個の抵抗値でLED電流を決定することが出来ます。しかしながらリードピッチが狭いので、パターン切削や半田付けは大変でした。組み立て後、LED電流を測定したら、ぴったし20mAと計算通りにLEDへ電流を流しております。さすが
専用 IC、しばらくはこの構成で製作いたします。回路図はデータシート通りなので、そちらを参照ください。
以前製作した「多機能LEDライト」はPWM出力をFETでパワーを切り替えておりました。しかしながら、パワーFETのONゲート電圧が低く、完全にONしきれていなかったのですが、今回のはPICからのポート出力で直接PWMコントロールする事が出来るので、簡単にソフト点灯、輝度制御などのパワー制御が可能です。「新回路図」
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