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こうもりの声を聞こう U Bat Detector
最新モデルはこちら → 「バットディテクター販売ページ」 2003年 6月24日(火) 一号機で基本動作も確認できましたので、いよいよ性能&機能向上に進みます。 まずは性能アップからですが、性能とは「もっと遠くの音も聞こえるように」、「ノイズを減らしたい」、 「聞こえる帯域を広げたい」など思いついた項目をあげてみました。 今回はその中でも重要なノイズ低減に絞ります。 これが効果をあげないと 「もっと遠くの音を聞く」にも影響が出ます。これには感度を上げるためプリアンプの ゲインを 上げる事になりますが、同時にノイズも拡大するからです。 従ってまずはノイズ低減からなのです。 ●ローパスフィルターで高域カット 回路の性質上40Khzの方形波とミキシングしているためか、どうしても 「ザーザー音」のノイズが気になります。 これには可聴域以上の高周波が 含んでおりますので可聴域の低い信号だけを残すよう高域をカットする ローパスフィルター(LPF)を追加しました。 計算は面倒ですが簡単に計算し、 実部品でカット&トライで調整。 大分良くなったとは思います。 ちなみに「これが」LPFを追加する前の音です。 追加後は「これ」 ●2号機製作 一号機は「こちら」 2号機の回路はノイズ低減を目標にプリアンプ、オーディオアンプと40Khz発振部を 意識的に離したこと。 又LFPの追加などを行いました。外装では1号機よりかは まともなケースに収め、ボリュームも外部から操作できるようにし、 さらに 3号機では電源パイロットランプ(LED赤)もすべてトップパネル上に実装でき、 これを最終形態といたしました。 ●新回路ブロック図 「こちら」 「D2CAD」 がPDF保存対応になったので早速利用 ●コウモリの鳴き声の録音 2003年6月21日(土) 今日は一年でもっとも、日が長い日。(夏至は明日か?) あっ暗くなる〜とばたばた機材を揃えておりましたが、肝心なMD録音機。 電源を入れるとTOCエラー。久しぶりなのでもっと早くチェックしておくべきでした。 早速、レンズクリーナーやエアーブローで何とか生き返りましたが、しばらく 使っていないとレンズが曇るのでしょうか。 そして18時半に近所の多摩川河原に到着。 ついても空はまだ明るく、コウモリたちのラッシュアワーは結局19時ごろでした。 なにがきっかけか一斉に飛び立つようですね。音を聞きながら空を見ていると、 コウモリは獲物に接近するにつれ発声するパルスの間隔が短くなる事が わかりました。 獲物は目では見えませんが獲物との距離が狭まり、 反射波の返る時間が 短くなることから間隔をコントロールしているものと思われます。 早速、録音してきましたので、ご視聴ください。 今の所フォーマットは 「MP3」だけです。 この音声ファイルはもとのデータをさらに聞きやすいように処理しております。音声処理ソフトはフリーソフトであるSoundEngineを利用しました。 サイトは「こちら」 ●街中で聞こえる超音波 虫の音、車バックソナー、防犯装置、交通管理システム等・・・ ●受注開始 最新型のページをご覧ください。「バットディテクター」 ●今後の予定 帯域の幅を広げるため、1チップマイコンを搭載し基準発振周波数 20,40,60Khzの3種類を押しボタンスイッチで切り替えるようなイメージで考えております。 1チップマイコンはマイクロチップ社のPIC12F629 8ピンを採用する予定です。