(4)テーマなんて鼻くそだ。
               佃 典彦

B級遊撃隊公式HPコメント

『アルケオプテリクスの卵』の産み方<7>より抜粋

Yes,sar!

※新しい事柄が上に書かれています。

 

2001年11月7日(水)

新宿紀伊國屋ホールTHE・ガジラ『ある憂鬱』終演後

鐘下辰男さんのトークセッション、ゲスト。

偶然選んだ日で、トークがあるなら聴こうかなという位の
気持ちで観に行ったら、なんとゲストが佃さんでした。

約一時間、いろんなお話を聴けて面白かったです。
覚えていることをまとめたのが…こちら

 

「演出家養成セミナー2001 IN 名古屋」特別企画

徹底討論 都市を演出する≪現代演出の地平≫

流山児祥VS北村想VS坂手洋二VS佃典彦

20011020日(土)21時〜0時 於:撞木館

※聴きたかったな〜、これ。参加された方、内容教えてください。

 

『砂の上の幸福』…佃作品によく出てくる事柄について

“うた”

佃作品には必ず“うた”が出てくる。既製の曲あり、オリジナルもあり。

この公演では、町田謙介さんの“うた”と、オリジナルが何曲か。

「ゆこうどこかにあるはずだ もっとよい国よい暮らし」

冒頭から流れる、あいまいで誰でもが自分の理想を重ねられ、その気にさせられる、

まじないみたいな“うた”は、台本では“つぶやき”とか“かけごえ”と書かれている。

1行だけの短さだし、あのメロディはあとから演出でつけられたのかもしれない。

ほかには、「真っ赤な押し花〜」って替え“うた”や、タンコブ作のブルース (笑)、

あと、3人で2人前・不幸な3兄弟の“うた”とか。

 “願望”

『東京ナガレ者』に登場する、立派に成った息子の帰りを質草になって待つ父は

“一流の板前になった息子の味噌汁が飲みたい”と願っている。

『砂の上の幸福』に登場する、行方不明の末弟の帰りを待つ不幸な3兄弟は

“一流のシェフになった末弟のスープが飲みたい”と願っている。

“記憶喪失”と“行方シレズ”と “社会的弱者”

自分を忘れちゃっていたり、どっかへ行っちゃったり、

差別用語でくくられる呼び方をされれたり、そんな人物が良く出てくる。

 

流山児★事務所公演『書を捨てよ、町へ出よう〜花札伝綺〜』

2001710()の市外劇に客演

大福帳(BBS)への“たれ込み”による…

 佃さんは鼻の頭を赤く塗っていたとか。

ラストでは思いっきり踊っていたとか。

オープニング前のパフォーマンスは客入れが大変だったので

忘れられてしまい出番が無くなったとか。

道案内はD地点区役所前噴水だったとか。

何か化粧道具の筆を鼻の穴に入れたとか入れなかったとか。

以上小耳に挟んだ情報なので真偽のほどは不明。

 

星屑の会『クレイジーホスト リターン』の“赤い佃”さん

私は前作を観ていないので佃さんの演じるリキがどんな役かも知りませんでした。

ですから勝手にチラシの写真の雰囲気を期待していました。・・・が

髪の毛は真っ赤だし…

劇団HPの掲示板で“佃さんは真っ赤”という書きこみを読んで、てっきり顔色のこと

(怒りor照れ)かスーツの色だと思っていました。それが髪の毛の色だったとは

それもツンツンに突き立っていました。予想外だけど、結構…似合っていました。

パラパラは踊っちゃうし…

練習シーンの“やる気のない、いい加減”バージョンも笑えましたけど、

ショータイムシーンの“とりあえず踊っている”バージョンもおかしくてしょうがない。

特に “…ミッキーマウス、woo〜!”のところ(笑)

スーツは紫のウエスト・シェイプだし…

シンプルな形で特別細身のとかを想像していましたから、本当にあのスタイルには

びっくり。でもあの髪には赤のスーツも似合いそうなのですけど、それじゃホストじゃ

なくて、チンピラになっちゃいますか(笑)。

要するに・・・これまで観てきた佃さんと違う・・・別人だ〜。

リキの台詞「しょうさァ〜ん!」。

先輩に対して、中盤の(まったく、しょうがない人だなぁ)ってのが滲んでいる呼び方と、

終盤の自分をかばってもらってすがりつくような呼び方。

二つあわせてみるとリキの性格がよく判る気がします。

 

佃熱病(つくだねつびょう)

うん、なんか風土病の名前みたいで、いい感じ()

 

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