ニュアンサー 第2回公演『砂漠 on the web』
作・演出 大野敏哉
出演 辻川幸代 伊藤結加 塚本浩平 大瀧遊人 張替小百合
小嶋浩司 伊東妙子(MOTHER) 斉藤正恵
中野紀子(KAKUTA) 町田水城(はえぎわ)
清水功太郎(空飛ぶ100マイル)
劇場MOMO 当日精算2500円
3列目上手ブロック通路から2席目
観劇理由:前回は観られなかった、伊東さんの外部出演。
急遽観にいくことに決定。2001.7.30
観劇前:前回が暗く判りにくい話だったと聞いて、少々不安。
観劇後:始めはこのまま最後まで暗くて難解なままなのかと
不安だったけれど、そうでもなかった。
予想していたより穏やかな終わり方だった。
伊東さんは、強気に振舞っているけれど、
実は壊れそうになっているような、女性らしさが
良かった。
劇団ビタミン大使「ABC」
vol.24『ホームライク・ホームレスネス』
構成演出・宮川 賢
出演 金田遊希 宮川賢 東地宏樹 中嶌聡 わくさわりか
いど 九里美保 椙本滋 まど 野中真治 福嶋元子
得田舞美 坂崎すずえ ノエミ 平田浩ニ 他
新宿紀伊國屋ホール 全席指定 前売3,300円 M−6
観劇理由:とある理由から劇団HPを知り、過去の公演紹介が
面白そうだったので。
観劇前:HPの愚痴っぽい演出日記が面白い。
でもこれで芝居が面白くなかったら笑うぞ。
観劇後: 日記を読んだイメージでは、宮川さんは色白の
神経質なインテリゲンチアかと思っていた。
が、手配師の嫌な奴役で登場した宮川さんの
第一印象は、…なぎら健一さんみたいだった。
芝居はエピソードを丁寧に重ねていくタイプで、
ちょっと日記のイメージに近づいた。(笑)
中嶋さんは『あいうえ落ち葉の、』に続いて、気弱な
キャラで、変わった語尾の台詞をつけられていた。
東地さんの髪型はカンムリヅルに似ていた。
最後のほうでホームレスたちが冬に暖をとる方法は、
事実ならちょっとショック。※
せめてP・Bに入れて湯たんぽにするとか;;;
楽日の楽屋でも宮川さんは目をそらされたのか、
それともハミングされたのか、気になる。
ランニングシアターダッシュ
『風のピンチヒッター 大旋風』
構成演出 大塚雅史
出演 佐久間京子 上瀧昇一郎 宮腰健司 札葉映子 岡部尚子
岸本多恵子 高橋悠子 今井一恵 徳本憲治 平本光司
佐藤太一郎 田中祐介 板淵陽子 葉山聖 川下祐樹
竹下雅哉 西浦英之 西山明子 藤井麻美
磯部綾子 大澤伸之
下北沢本多劇場 全席指定 当日券 3,600円 O−13
観劇理由:シリーズ前2作観たし。
観劇前:野球モノは今回が最後とか。
観劇後:野球モノという感じじゃなかった。
そして学園ものでもなかった。
岡部さんの生徒会長がどんな風に変化させられるのかが
もっと見たかったな。桂とは違うはずだから。
リリパット・アーミー 第39回公演『乙女回廊』
作・演出 わかぎえふ
出演 わかぎえふ コング桑田 及川直紀 朝深大介
野田晋市 千田訓子 生田朗子
植本潤(花組芝居) 萬谷真之(MOTHER)
宮村優子 他
下北沢本多劇場 全席指定 電話予約 4,000円 D−19
観劇理由:ルーシィー!!
観劇前:萬谷さんが客演するらしい。2001.3.15
ホントらしい。2001.5.23
観劇後: 何故そうしなければいけなかったのかは、
不条理劇だから、納得できなくてもいいのかな。
不条理劇と思って、いいのかな。
萬ちゃんはド近ちゃんのオドオドした感じの方が、
変だけれど可愛らしかった。
髪をアップにした後姿のうなじが色っぽかった^^。
野田さんの娼婦役の衣装もどうしても納得いかない。
安っちい女、の設定じゃなかったよね…。
植本さんは、さすが。
ベールで隠されているのが、もったいない。
朝深さんのエスパルダ、複雑な役。
ネタ部分は置いといて、かなり好き。
ケリー夫人とルーシーは変わらず。ルーシーも、やっぱり好き。
RU+転位21 第1回公演『女殺し油地獄』
作・演出 山崎哲
出演 50音順
大浜晃 桐生乃梨子(東京乾電池) 真田幹也 咲羽靖子
高橋みえ 竹本りえ 田野聖子(俳優座) 長嶺安奈
松永知秀 丸山昌子 村山好文 ROCKY
オーディション合格者
集山大揮郎 石黒時彦 伊藤悦子(東京乾電池) 押田健史
独楽 櫻林三智子 佐藤絢子 戸部俊介(東京乾電池)
穂積美幸 西村健(MOTHER) ほか
銀座みゆき館 全席指定 電話予約 2,800円 C−1
観劇理由:西村さん外部出演。
観劇前:劇場といい、演目といい、期待。2001.6.8
観劇後: 力の入った速い台詞のやりとりについていくのが
大変だったところあり。
西村さんの役の印象から。
上方の地元では結構知られた遊び人の若旦那だったが、
いい加減に落ち着けと所帯を持たされて、しばらくは
おとなしくしていたところ、商用で江戸へ出されたのを
いいことに久方ぶりに遊び倒そうとしていて与平たちに
関わった、ってな風に感じた。コレは全部想像。
西村さんの役だけじゃなくて、他の役も薄っぺらでない
背景がちゃんと感じられるような芝居だった。
後半、西村さんが端役で笠をかぶって登場。
足さばきというか、動作で気づいたのが不思議。
B級遊撃隊 『アルケオプテリクスの卵』
作 佃典彦 演出 神谷尚吾
出演 神谷尚吾 山口未知 佃典彦 斉藤やよい 池野和典
山積かだい 山積わたしも
下北沢ザ・スズナリ 日時指定全席自由 特別予約 2,500円
観劇理由:佃作品だし、佃さん出るし、B級遊撃隊だし。
観劇前:国枝さんて誰?2001.5.23
B級遊撃隊は初観劇のまーじなるさんと。
三者面談の親のような気持ち。
23日の感想次第で24日も観るか検討。
観劇後:神谷さんがアルケオプテリクスの扮装をするのでは…
と、なんとなく思っていたら登場からあんなものが
ついていて笑った。想像とはだいぶ違ったけれど。
「“殿様御殿”に行っただろう!」BY男3:神谷さん
あとでアドリブだったと判りました;
“殿様御殿”(狸御殿だったかも;)って、どんな所だろう…?(妄想)
場内の蒸し暑さも邪魔して、なかなか入り込めなくて、
ものすごく不安になる。
前半訳わからず、後半バタバタとたたみ込まれるのは
いつものことだけれど。
尋常で無い状況役の女2:かだいさんが、苦しげでもあり
楽しげでもあり、怖くもあり可笑しくもあり。
ヤマショウビンかも…ちょっと小さすぎない?
白鳥ぐらい…やっぱり、その位だよね。
セスナ機なみ…・・・;;;
(本当はヤマショウビンくらいだそうだ。)
今までにはなかったような終わり方ってこれなのかと
思って、動揺したが違った。
女1が男1に握手を求めるように手を差し出す。
・・・
男1は…それには応じないで話をかえる。
B級遊撃隊 『アルケオプテリクスの卵』
観劇理由:多分…アルケ○○○○○○○O○○O○○○○に
出逢いたかったから。
観劇前:もう一回余計に観るかどうか、午前3時位まで迷う。
結局、観ないで後悔するより、観て悩むほうを選ぶ。
観劇後:昨日は上手だったので、中ほどを選らぶ。
「昨日“サクラの会”の会合が…」by女2:斉藤さん
“スミレの会”ですよね;
加藤さんオンステージは昨日と違っていた。
「ふ〜ん、へ〜ん、ぴよよよ〜ん」by男3:神谷さん(笑)
“スミレの会”Tシャツの似顔絵イラストは上手い。
「驚かないでよ」の後の、斉藤さんの一気台詞は、
聞いていて気持ちがイイ。
帰りに戯曲の載っているテアトロを買って読んだ。
公式HPの情報で知っていたけれど、上演台本とでは
ラストが違うし、その前の男1と女1のやりとりも違う。
男1は握手に応じているし、下呂温泉に寄って帰ろうと
提案するのは女1だし、二人は別々に退場していく。
二人の間の“犯罪のカケラ”を握手が消してしまったから、
そうなるのだろうな。
男1が握手をはぐらかした、上演バージョンの方が好きだ。
B級遊撃隊 『アルケオプテリクスの卵』
観劇理由:先行予約の時点では“2回”観てみようと思っていた。
観劇前:3回目になったけど、開演が楽しみ。
観劇後:「一緒に居る理由はただひとり…」by男1:佃さん
って、聞こえちゃったんですけど;
神谷さんの演技が毎回少しずつ違っていて、アドリブのところも
あるけれどなんとなく心もとない感じ。
やはり演出もやっているといっぱいいっぱいなのかな〜。
「…がタイプ、俺」ってところは、23日が一番いい感じで24日、
25日とだんだんわかり難くなっていた;
スミ子を助けようとクルクル廻る所は好き。後日TVで見ても笑った。
男1の「なんの罠だろう?」のとぼけた台詞もツボ^^。
↓17年前を勝手に想像。興味があれば、反転してみて。
―17年前―
古ぼけたアパートの一室。
壁際に描きかけの油絵ののったイーゼル。
その周りにデッサンの束やら。
横手に見える廊下にはピンク色の公衆電話。
部屋の隅に疲れた様子で座り込んでいる男1。
反対の隅に、やはり座り込んでいる女1。
長い沈黙…。
男1「…行かないのか」
女1「…」
男1「…死んでも行くんだろ」
女1「…」
男1「もういいから…行けよ」
女1「…行けない」
男1「?なんでだよ」
女1「この格好じゃ式にでられない…」
男1「なに言ってんだ、馬鹿」
女1「馬鹿って何よ!私の両親の葬式なのよ」
男1「家で着換えればいいだろ」
女1「…判らないもの…」
男1「なにが」
女1「…どこに喪服があるのか…」
男1「…ホントに“お嬢さま”なんだな」
男1頭を抱える。
女1「…」
男1「泣くなよ…」
しばらくして急に立ち上がり部屋を出て行く。
女1はぼんやりと見送り、そのへんからテッシュを
みつけだして鼻をかむ。
廊下では男1がポケットから小銭をひっぱりだして
公衆電話に向かう。
男1「…あ、おふくろ?俺…」
電話口からとうとうとまくしたてる声。
男1「ちょっと…きいてくれよ!」
一瞬電話の向こうの声が止む。
男1「あのさ…」
再び更に大きく説教が始まる。
キャラメルボックス 『月光旅人〜Mr.MOONLIGHT』
作・演出 成井豊
出演 西川浩幸 上川隆也 岡田達也 大内厚雄
坂口理恵 岡田さつき 大森美紀子 細見大輔
岡内美喜子 佐藤仁志 篠田剛
A 前田綾 中村亮子
池袋サンシャイン劇場 当日券通路席 3,500円 2階B−4
観劇理由:岡田さん…かな?
観劇前:ちづさんと予定していたのをすっかり忘れていた;
観劇後:上川さんの“女性の霊に乗り移られた”様子は良かった。
岡田さんの刑事役は「太陽に…」出てきそうだ(笑)
劇団ジンギスファーム 『サンクDE乾杯』
監修 宮崎忠 パフォーマンス監修 平賀雅臣 プロデュース 平尾隆一
出演 海老原啓介 原田裕子 平尾良樹 石塚透 菊田由美子
山下和敏 川瀬忠行 佐野賢一 小山弘訓 大村美樹
伊東高史 大江聡 鶴田倫美 川渕良和
恵比寿エコー劇場 当日3,500円 A−1(前にイロハ列有り)
観劇理由:団長の警察署長が観たい。2001.8.13
観劇前:ショートショート?
署長役が平賀雅臣さんから川渕良和さんに変更。
観劇後:ショートショートのオムニバスと思ったのは思い込み、勘違い。
「チキン・○ン」風のシーンにウケた。
サイコメトリングの幻影は、はじめ要らないのではと思ったけれど
後からは興味が湧いた。
沼田が足で牽制するところ、何気に渋くて好い。「
劇団フライングステージ 第20回公演『ひまわり』
作・演出 関根信一
出演 石関準 水月アキラ 岩井智彦 増田馨 早瀬知之
吉岡亮夫 入山直子 歌川泰治 郡司明剛(絶対王様)
ますだいっこう 関根信一
下北沢 駅前劇場 全席自由 予約3000円
観劇理由:ますださんの舞台、久しく観ていない。2001.4.24
観劇前:ますださんからのご案内メールで、予約をお願い。感謝!
観劇後:“道”をさがす。生き方とか理解とか絆とか。
そんな風に思い浮かんだけど、関根さんはパンフで“ふるさと”
“HOME”という言葉を使っていた。
ますださんはドラッグクイーン然としているところも、
こんなの違うわよ!と楽しげにエキサイトしているところも、
凛々しくも寂しげな保護者の顔も良かった。
まなざしが、優しさだけじゃない聖母みたいだった。
そしてラストのベリンダの変身もカッコ良かったし^^。
早瀬さんのクロ、キュートで絶品!^◇^