酸ヶ湯温泉


酸ヶ湯温泉旅館 湯治棟 玉の湯
ヒバ千人風呂前のロビー 御鷹々々サロン 湯治棟館内 酸ヶ湯そば

【酸ヶ湯温泉旅館】
 青森県の八甲田山麓にある
酸ヶ湯温泉を日帰りで約40年ぶりに訪れました。40年前、青森のねぶた祭りを見学した翌日、日帰り入浴で立ち寄って以来です。
 
酸ヶ湯温泉は、江戸時代から多くの湯治客が訪ねたと言われる歴史ある温泉です。効能や豊富な温泉湧出量、広大な収容施設、清純な環境、交通の便、低廉な料金等から、昭和29年に国民保養温泉地第1号の指定を受けています。

 新青森駅から車で約1時間弱、十和田湖への国道沿いの山間に温泉はあります。八甲田ロープウェイ乗り場の少し先になります。標高900mの雪深いエリアにあり、初夏でも山には残雪があります。玄関前の駐車場に車を停めて、玄関内の券売機で入浴券を購入し、玄関入口で受付を済ませてバスタオルとタオルを受け取ります。基本料金にバスタオルレンタル込みとなっており、お値打ちな料金で手ぶらで終日立ち寄ることができます。下足からスリッパに履き替えて、靴箱に収納して進むと、フロント奥の右側が
ヒバ千人風呂の男女別更衣室の入口になっています。フロント奥の左側廊下の先に玉の湯、休憩スペース御鷹々々サロン、珈琲処ぶな林や湯治棟の入口があります。

 旅館棟(イ棟、1号館、7号館)、湯治棟(2号館、3号館、5号館、6号館)や
ヒバ千人風呂等、館内は昔ながらの湯治場の雰囲気です。お風呂は、ヒバ千人風呂と呼ばれる、広大な昔ながらの混浴風呂(女性専用時間設定あり)と男女別の中規模の玉の湯があります。ヒバ千人風呂は、4つの源泉があり、圧倒される位、広く大きな昔ながらの湯屋にヒバ造りの湯舟があります。大きな柱を使わない湯屋の造りも見応えがあります。湯舟は手前から、源泉が浴槽の底から湧く熱の湯、冷の湯、打たせ湯のある鹿の湯(湯瀧)、四分六分の湯があります。熱の湯と四分六分の湯は、左側が男性エリア 、右側女性エリアと区分されています。男女とも湯あみ着を有料販売しており、女性入浴者は殆どいませんでしたが、若干名湯あみ着を着て入っている人がいました。男性入浴者も数名程度で、広い湯屋の中は閑散としており、昔ながらの湯屋を眺めながら、ゆっくりしました。
 
玉の湯もヒバ造りの昔ながらの浴室です。こちらはシャワーや洗い場もあります。こちらは他に入浴客はおらず、貸切でゆっくりすることができました。お湯は白濁の酸性・硫黄泉で、口に入れると酸っぱく、まさに酸ヶ湯という感じです。療養泉に指定されています。お湯は温めではあるものの、よく温まります。長時間入ると湯あたりしそうです。また、湯上がりは、かなりさっぱりしています。からだ全体が酸性になったような感じになり、香りが残ります。

 館内には、昼食をいただける
鬼面庵という食事処や、コーヒーをいただけるぶな林という珈琲処もあります。いずれも入浴しない場合でも立ち寄り可能です。入浴後、鬼面庵で酸ヶ湯そばを美味しくいただきました。八甲田山の美味しい水やそは茶もセルフサービスで飲むことができます。酸ヶ湯温泉を愛したと言われる棟方志功のギャラリーや、休憩スペースの御鷹々々サロン、ぎゃらりー神舞閣、手もみ処、土産処等もあり、日帰りでも1日ゆっくり湯治することができます。
 八甲田山麓ということで遠いイメージもありますが、東京駅から
はやぶさで新青森駅まで約3時間10分(空路では青森空港まで約1時間)、そこからレンタカーで1時間弱の場所(新青森駅からは路線バスで1時間20分)にあり、手軽に日帰りでも訪ねることができるスポットです。

 

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