いいやま湯滝温泉
[2025年4月更新]
約10年ぶりにいいやま湯滝温泉を訪ねました。長野駅から車で約1時間、温泉は10年前と変わらずありました。北陸新幹線が長野から金沢まで開通し、飯山に新幹線の駅ができましたが、旧豊田村や飯山市から北上する国道117号線と千曲川沿いの風景は、日本のふるさとの原風景であり、全く変わっていません。野沢温泉方面の分岐点を過ぎて、しばらく国道117号線を走り、左折して千曲川を渡ってすぐの右側、千曲川沿いにいいやま湯滝温泉はあります。
お風呂は内湯と岩の露天風呂があり、千曲川や山々を一望できます。四角い大きな内湯は、大きな窓側から千曲川や山々を望む開放感ある浴室です。屋根付きの岩の露天風呂も千曲川と山々を望み、半ひょうたん型の湯舟の半面の壁から湯が滝のように落ちる光景は、まさに湯滝温泉です。お湯は透明マイルドでこんがりした心地よい香りがあります。男性内湯と露天風呂が女性内湯・露天風呂の両側にあり、冬季は通り抜けできず、一旦更衣室で着替えて移動する構造も変わっていません。
館内には1階大浴場の手前に売店と食堂、2階に大広間、個室等があります。入浴後、食堂で千曲川と山々を見ながら、みゆきポーク生姜焼き定食とノンアルコールビールの昼食をいただきました。食堂含めて館内は、静かで素朴でほのぼのとした雰囲気があり、食堂の方々も親切で、ゆったり寛ぎ、心が癒されます。
いいやま湯滝温泉 | 館内通路 | 食堂 |
野沢温泉スキーの帰りに、いいやま湯滝温泉を約15年ぶりに訪れました。国道117号線沿いにかかる橋を渡った千曲川沿いに温泉はあります。お風呂は、岩の露天風呂と内湯があります。冬季は連絡歩道が閉鎖され、一旦更衣室で着替えて、それぞれ入ることになります。いずれのお風呂からも千曲川と山々が一望できます。お湯は透明マイルドで、アルカリの心地よい香りがします。館内には食堂があり、千曲川を眺めながら、みゆきポークカツカレーと笹寿司を味わいました。
野沢温泉スキー場から車で10分の場所にあり、スキー場の帰りに寄るにも便利な穴場スポットです。
いいやま湯滝温泉 |
飯山市中心部から国道117号を千曲川沿いに北上し、両側の山が千曲川に迫る辺りの川沿いにその温泉はあります。その名のとおり、お湯が滝のように流れる露天風呂が特徴です。温泉施設は、北信州の素朴さを残しつつも、清潔感あふれるものであり、内湯と露天風呂があります。まず、内湯に入ってみます。お風呂の雰囲気は普通の銭湯とあまり変わりませんが、お湯はマイルドでとても心地よい感じです。次に露天風呂ですが、浴場は男内湯、女内湯、女露天風呂、男露天風呂という順に並んでいるため、一旦服を着用して廊下へ出る必要がありました。(女湯は内湯と露天風呂が中でつながっていたようですが。)露天風呂は広く開放感があります。私が訪れたのは夜だったので景色は見えませんでしたが、昼間は千曲川や山々の美しい姿を楽しめそうです。滝から流れ落ちるお湯の音が、心に気持ちよく響きます。お湯は内湯同様に透明でマイルドな感じです。
飯山市北部の千曲川沿いには、菜の花公園もあり、春には菜の花と桜、残雪の山々と千曲川という、とても信州らしい美しい景色を楽しめるエリアです。寺の町飯山や野沢温泉からも近いので、観光を兼ねて一度訪れてはいかがでしょうか。