宝塚ホテル


本館 玄関ロビー 本館廊下
本館階段・通路 本館5階
本館5階507号室 宝塚大劇場 大劇場・音楽学校 新宝塚ホテル

 宝塚ホテルは、大正15年(1926年)創業の歴史あるホテルです。阪急今津線の宝塚南口駅(宝塚駅から1駅)前にあり、阪急とJRの宝塚駅からも徒歩約12分の場所にあります。武庫川沿いの宝塚温泉の並びにあります。創業当初そのままのクラシカルな本館と、戦後に建てられた東館、西館があります。現在は阪急阪神グループのホテルとなっており、宝塚大劇場オフィシャルホテルにも指定されています。

 2020年3月31日をもって現在のホテルは営業終了となり、この5月に
宝塚大劇場の隣に移転開業し、創業当初の本館も取り壊しになるとのことで、本館を訪ねて宿泊することにしました。最寄りの宝塚南口駅すぐ前にホテルはありますが、初めて訪れる宝塚の折角の機会ですので、阪急宝塚駅から花のみちを通り、歩くことにしました。花のみちは、大正13年(1924年)に宝塚大劇場ができた際につくられたと言われており、宝塚駅から大劇場まで四季の花々が植えられています。宝塚大劇場宝塚音楽学校前を散策しながら、武庫川に架かる宝塚大橋を渡り、宝塚南口駅前を通り、駅と向かい合うホテルへ着きました。大劇場と駅の間にはほぼ完成した、移転予定の新しい宝塚ホテルが出来上がっていました。

 宿泊した客室は、本館5階のエレベータ正面のデラックスツインルーム507号室です。予約していたシングルルームが機器故障のため、急遽アップグレードになったとのことで、宝塚南口駅を窓から望む、クラシカルな色調の30uの広い落ち着いた部屋です。テレビチャンネルにもタカラヅカスカイステージという宝塚のスターが出るチャンネルがありました。フロントから本館客室へ向かう階段や通路等、昔ながらの雰囲気が残されています。
 館内には、本館のメインダイニング(フランス料理)、カフェレストラン、ビアレストランを初めとして、多数のレストランやバーがあります。今回は出張のおり、素泊まりで短時間の滞在でしたので、立ち寄れませんでしたが、いつかは伝統の味を楽しみ、観劇や近隣散策含めてゆっくり滞在したいと思います。ホテルからは大阪市内・神戸市内・伊丹空港へも近く、ビジネスや観光の拠点としてもお勧めです。

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