札幌グランドホテル


本館 本館客室から見る北海道庁
本館廊下

 札幌グランドホテルは、1934年(昭和9年)に開業した歴史あるホテルであり、「北の迎賓館」とも呼ばれています。将来の札幌での冬季オリンピック開催を視野に提唱され、建設されたとも言われています。1954年(昭和29年)には昭和天皇と香淳皇后の北海道訪問の際の宿舎となったとのことです。1966年(昭和41年)には、新館(現在の本館)が建てられ、1976年(昭和51年)には旧本館の場所に新館(現在の東館)が開業し、1985年(昭和60年)には別館が開業しています。

 滞在した客室は、歴史ある本館7階のツインルーム760号室です。重厚な調度品やクラシカルな内装が伝統あるホテルの雰囲気を醸し出しています。客室の窓からは左斜め前方に北海道庁と旧北海道庁本庁舎を望むことができます。札幌を代表する歴史的建造物を客室から眺めながら、歴史ある名門ホテルで静かに寛ぐことができました。

 2011年から札幌駅地下の歩行空間と接続し、札幌駅や大通駅から地下を歩いて行けるようになったようです。旧北海道庁本庁舎が至近である他、時計台やテレビ塔、大通公園等へも徒歩すぐの場所にあり、ビジネスにも観光にも便利な場所にあります。

本館 紅葉の旧道庁 紅葉の時計台

【2014年4月更新】
 旧北海道庁本庁舎前の紅葉が美しくなった11月初旬に、出張で再び札幌グランドホテルに宿泊しました。本館7Fのシングル779号室に滞在しました。道庁と反対側のため、眺望は望めませんでしたが、別館1Fのビヤホール「ビックジョッキ」で夕食をいただきました。札幌グランドホテルが発祥の地と言われるご当地グルメ「ラーメンサラダ」や、美味しいソーセージ等をつまみにビールを味わいました。生憎のみぞれ交じりの寒い日でしたが、地下歩行空間により札幌駅と地下で直結したことにより、札幌駅から地下で別館地下まで直結しており、大通公園他、市内中心部へも地下で直結していて、ビジネスにも非常に便利な立地となっています。


→信州の温泉案内/レトロ旅行倶楽部トップページへ

→日本のクラシックホテル INDEXへ