佐州館(佐渡相川)


[2017年追記]
 この旅館は、その後残念ながら閉館しましたが、2016年4月に、簡易宿泊施設と観光交流を目的に造られた佐州おーやり館(相川観光交流センター)としてリニューアルオープンしたようです。

佐渡相川・佐州館

 日本海に浮かぶ佐渡島は、中世は順徳上皇、日蓮、世阿弥等が流された遠流の島、江戸時代には徳川幕府直轄の佐渡金山で栄えた歴史ある島です。この歴史の中で様々な文化が培われ、歴史的見どころの多い大変 魅力的な島となっています。佐渡の西海岸にある相川町は、佐渡金山により大変栄えた歴史ある町です。(佐渡金山閉山により今では人口1万人弱の静かな町となっています。)この相川町の中心にある由緒ある日本旅館「佐州館」を訪れました。
 昭和初期の木造3階建ての日本建築の旅館は、相川町の古い町並みとマッチしており大変風情があります。玄関ロビー、廊下、階段、客室等、いたるところにレトロな雰囲気が溢れており、古き良き時代の相川の町の面影を彷彿させます。部屋食の食事は、日本海の海の幸中心の大変充実したメニューであり、家庭的なサービスと併せて大変満足することができました。  相川町には佐渡金山(炭鉱内が博物館になっている)、200年間相川の町に鐘を鳴らしつづけた時鐘楼、タイムスリップしたような古い町並みの残る京町通り、石段の坂道の西坂・長坂等、佐渡の歴史に触れることの できるスポットが多くあります。また海水浴、スキューバダイビング(私はダイビングで4回佐渡島を訪れました)等、美しい日本海を満喫することもできます。


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