聖護院御殿荘
聖護院門跡 |
御殿荘 |
聖護院は、本山修験宗の総本山で、皇族の方が代々の御門主となられた格式高い寺院です。2度の御所炎上の際に、仮皇居に用いられたことから、「聖護院仮皇居」として国の史跡に指定されています。この聖護院門跡の一部を旅館として開放したのが「聖護院御殿荘」であり、美しい庭園に面した静かで風情ある旅館になっています。7月の祇園祭直前の金曜日にこの旅館を訪れました。客室は1階の103号室、小さな美しい庭園に面したバス・トイレ付の10畳間です。室内は改装されて明るく清潔な雰囲気です。大浴場は、男女各2ヶ所、計4箇所(第1〜第4浴室)あり、男女とも温めと熱めのお風呂が各1箇所という設定です。温めの第3浴室に入ってみました。浴室からも美しい庭園を望むことができました。館内には他に足湯も造られているようです。
御殿荘の周りには、平安神宮、南禅寺、銀閣寺等の旧跡や、京都大学等があります。旅館にはレンタサイクルもあり、京都散策の拠点としても便利な場所にあります。