王滝42km 傾向と対策

100km情報はこちらをクリック


2004年大会参加の方々にご協力いただいて、以下の13項目に回答いただきました。原則原文にて掲載させていただいてます。

ご協力ありがとうございました。

@ ハンドルネーム
A 年齢・性別(御記入自由)
B 参加種目(100`・42`)/成績(おおよその完走タイム、または、リタイアポイント)
C バイク仕様(製品名、または、フレーム・コンポーネントなどなど)
D 使用サプリメント・補給食
E 携行工具など
F 使用タイヤ・サイズ・空気圧・使用チューブ
G 携行予備チューブ仕様と本数、パンク回数
H 給水方法
I 服装
J 装備品の運び方
K パンク以外のトラブル
L その他、何でも結構。コースの印象、反省点、アドヴァイス、印象的な景色などなど。
   特に、車中泊、テント泊経験者の「松原公園での楽しい過ごし方」情報希望。


2004年大会のコンディション

お天気 : 前日夕方に雨が降り出す。以降、降ったり止んだり。スタート時点では雨は止んでいたものの、スタート後、また本格的に降りだす。10時過ぎには雨は止み、時々日のさす穏やかな天気になる。

路面状況(100km) : 前半は、ウェット路面。コースの大部分は砂利道で、締まっていて走りやすいが、一部、砂状の泥濘路面では、タイヤが取られ重馬場で大きな水溜り多数。この泥水は、まるで砥の粉を混ぜた水のごとし、いろんな悪さをする。
後半は、雨も止み、泥濘路面はなくなり、時々出現する、「砂利」道ならぬ「小岩」道が苦労の種。

こんな感じの2004年王滝でした。

なお、データの受付は随時行っております。
当ページの掲示板に書き込んでいただくか、メールにてご連絡ください。
13項目を一応定めてはいますが、書式にこだわらず何でも書いていただいて結構です。
完走タイムは、「9時間前半」といった大雑把な表記でも結構です。


No.1:2004/09/20
@ pigmon
A 40手前のおっさん
B 42km、完走(5時間弱)・・・去年よりも1時間も遅かった^^;;
C

バイク仕様:スペシャライズド・StumpjumperFSR Comp(02モデル)

ブレーキは新XTRのDISK、FCも新XTR

リムはMAVIC X3.1

#物欲のなれの果てともいう:-p

D 補給食:バナナ2本(内1本は食べなかった)、あんパン1個、水は薄目のレモン水♪
E 普通の携帯用アーレンキーセット、サス用空気入れ
F IRC MYTHOS XC O2(TUBLESS)
G 予備チューブを1本とチューブレスタイヤ用パンク修理キット パンクなし♪
H ドイターのキャメルバックもどきに1L(中身は薄目のレモン水)
I

上:半そでジャージ、下:レーパン、ウィンドブレーカー スタート前からチェックポイント過ぎまで着てました。

#今年は雨でずぶぬれ・・・

J サドルバックに工具とパンク修理キット、バックパックにその他全部
K

上りで1回SPDが外れずに立ちゴケ(笑

下りで1回前輪が滑って転倒・・・左胸と左ヒザを強打・・・レースは続行

L

今年は初心者の引率でお気軽に・・・と思ってましたが、あの雨でモチベーション下がりっぱなしでした。だからか?

チェックポイント手前の最初の激下りで転けてしまいました。その後ビビリが入っちゃって、ご褒美の最後の長い激下りも去年ほど楽しめずにゴールしてしまいました。

No.2:2004/09/21
@ PEANA2
A 30歳と少し  男
B 42キロ 3時間30分台
C

SPECIALIZED FSR COMP (2000年モデル)

フリーライド系4バーリンケージフルサス フロントサスはロックショックス サイロSLに換装。山遊び等の際はリヤサスにコイルスプリング式を使用していますが、今回は軽くするためエア式(FOX フロート)へ換装。可変式ストロークなので今回は短めに合わせてみました。

ブレーキはヘイズ6インチディスク。ステムはイーストンの10度アップ100mmを上下ひっくり返しローポジ化。今回初のバーエンドを装着。ポジションに変化をつけられて心理的にも楽な感じがして良かった。そして、サドルをLiliSukeさんのHPでも話題になってたサンマルコのアラミーゲルアラウンドへ大会一週間前に交換。嫌な痺れは無くなってました(交換が成功だったのか?夢中で気にならなかったのか?は不明)。

ホイールは今年早々にSDAに出ることを決意した後、思い切ってマビックのクロスマックスエンデューロ ディスクを妻に断りを入れる前に購入。呆れられました・・・(; ;)。

ペダルはクリップ式を持っていないので普段のままのピン付きデカペダルで出走。レース前はSPD&シューズを買うか迷いましたが、着脱がすぐに上手くできるのかという不安と金銭的理由から見送りました。足が弱ってきたときにガレ場を走り、ペダルから足が外れず転倒した方を二人も見かけてしまったので、転倒者を前に不謹慎ですが利用歴のない私は付けなくて良かったと思ってしまいました。

あと、雨対策にF&Rのフェンダーを用意はしていましたが、面倒くさくなって付けず終いでした。

D

走行一時間半前に、小さいあんパン2個・おにぎり1個・VAAMウォーター500CC一本を完食

携行食品:アミノバイタル(エネルギー)ゼリー3個、以上完食でカロリーメイト1袋を余らせる。

E 携帯用工具、タイヤレバー2本、携帯ポンプ
F ユッチソン スコーピオンチューブレス 26X2.0 タイヤ圧はフロント300Kpa リヤ320Kpaに合わせる。通常よりは20〜30Kpa高めにしてみました(ところでこの単位とこの数字って合ってますか?)
G 予備チューブとして、スペシャライズド ターボウルトラライトチューブを2本を携帯するも、ノーパンクで完走。
H

500mlボトルをフレーム三角形内に1本。中身は「VAAM」。キャップ付き700mlボトルをフレームダウンチューブ下に1本。こちらの中身は「アミノ式」。

ダウンチューブ下用は、泥はね等を考慮しキャップ付きを選択。このキャップ付きボトル選択は正解だったが、雨天のため水分補給が少な目ですみ、ほとんど手をつけることなく完走した。よってただの重り・・・。

I

上着:ユニクロで購入の胸までジッパーで解放できる速乾性半袖シャツ

合羽を着ていくか携行するか悩んだが、距離が短いということを考慮し割り切って車に置いていくことにした。→結果として正解だった。

パンツ:お気に入りのOAKLEY MTBパンツ(半パン パッド入り)

サングラス:天気が悪いので視界が明るく感じられるイエローレンズのOAKLEY ハーフジャケットを使用。上から雨、下から泥ハネ水で、サングラスなしでは目を開けてられない場面が多数あり、必要性を十分感じた。イエローレンズも見やすく正解だった。ただ、そのレンズにも泥が付いてしばしば停まってクリーニングをしなければならなかったが・・・。

他:汗を拭くタオル代わりにリストバンドをしていったが、雨に濡れ意味無しに・・・。が、サングラスのレンズクリーナーとして活躍!これも身につけていて正解だったと感じた。

J

サドルバッグ:工具類、スペアチューブ2本、絆創膏、ガーゼ、アミノバイタルゼリー2本、バンド(ボトルのバタツキが気になった時に固定するための物。釣りに使うロッドホルダーを流用)

ウエストバッグ:アミノバイタルゼリー1本、カロリーメイト1袋、デジカメ、車のキー、ゴミ用コンビニ袋、(デジカメ&車のキーは防水袋に入れ雨対策。デジカメはレース中、雨と泥水によってとても使えるような状態ではなくなってしまった・・・)

携帯ポンプはフレームにアダプターを介し固定。

K 幸いなことにトラブルフリー
L

今年が初参加(レースというもの自体に)でしたが、当HPや雑誌を参考に装備品を考慮。できるだけ身につける物は減らすように考え、走行中ストレスも感じずに自分なりにちょうど良いぐらいの量となったと思います。ただ、天気のせいもありますが補給水が思った以上に必要なく、半分以上を余らせてしまったのは予想外でした。

走行中は事前にメンテが良かったからかトラブルフリーで走ることに集中でき、ワクワク感があって走ることが非常に楽しく感じられたことは、結果的に満足感を十分得られることになったと思います。

走行方法で順位・タイムを重視するのであれば、一時の早さを求めるのではなく、いかに休みを少なくするかが重要だと感じました。偉そうなことを言えるタイムではありませんが・・・。

他。時間にはゆとりを持って行動しましょう。

松原運動公園とその周辺は日も暮れるのも早く、街灯等もなく夜はホント真っ暗になります。メインの会場と協賛各社のブースは自家発電で明るいですが、ブースで買い物をしようかと思うと十分な明るさではありません。もう少し早く到着しとけば良かったかなと感じました。

前夜祭は小雨パラつく中でしたが、結構たくさんの人が集まって景品ゲット目指してがんばってましたが、私と友人はことごとく敗退・・・。

車内泊をする私たちは、静かさと雰囲気を求め駐車場より少し離れたところに車を止め、ランタンを2個灯し晩飯は鉄板焼きを楽しんでおりました。ホントは王滝の夜空の星を見ることを楽しみの一つにしていたのですが、天候によりかなわず終いなのが残念でした。

夜は今年の猛暑のせいか思いの外寒くなく、シュラフが暑いくらいとなってました。よく食べ、よく寝れた。

機材の運搬は、一台をルーフに、一台を車内に積んだがレース後泥だらけになったバイクを積むと車内が砂だらけになってしまった。二台ともルーフに積むのがいいのかなぁ?車内は二人分の荷物と機材、コンロ・テーブルセット等で埋め尽くされフロアが見えない程の量。
以上、ものすご〜く長々となりましたが、私の初参戦記でした。

No.3:2004/09/25
@ FR_2
A 43歳 男
B 42K(初参加) 3時間10分台
C GT-XCR2000 フルサス
D

携行したもの

パワーバーx2、パワージェルx3、カロリーメイト1パック、アミノバイタルプロx3、VAAMパウダーx2

消費したもの

スタート前:パワージェルx1、アミノバイタルプロx1

走行中:パワーバー半分、パワージェルx1、アミノバイタルプロx1 (368kcal)

(42Kはあまり食糧は必要ないですね。)

E 携帯工具、インフレ−ター、タイヤレバー、チェーンカッター、コネクトピンx3
F

タイオガエクストリームXC2.1 3.0気圧 

普段の山サイにいつも使っているお気に入りです。このタイヤにしてからパンク知らずです。レース前に新品に交換(4セット目)、 エアボリュームもあり王滝にはあっているかと思います。

チューブ:パナレーサーの普通のブチルチューブ

G パナレーサースタンダードブチルチューブ2本携行、パンク無し
H 500mlボトルx1 ダウンチューブ
I 半袖ジャージ、短パン、雨具等は携行しませんでした。
J

サドルバッグ:工具、マキロン、キズドライ、ティッシュ

BENTO BOX:食糧

K 下りでわたしを抜こうと前へ出たバイクが大きくバランスを崩して、いきなりわたしの右前方で大きくローリング。 わたしのバイクの前輪に接触し、わたくしのみ転倒して膝を強打。しばらく立ち上がれず。以後右足に力がはいらずタイムロス。15〜20分位は損した。
L 雨のため、あまり水分を補給せずに済んだのですが(ボトル1本で足りました。)なぜが、やたらと便意を催し(小です。)、計4回もストップ(前日ビール飲み過ぎか?雨で体が冷えたのか?) 止まるのが面倒でしたので、よっぽど乗ったまま放出してしまおうかと思いました。

No.4:2004/10/02
@ BFZ
A 35歳、男、既婚
B

42kmで、完走タイム3時間50分

(貧脚だ…)

C

モデル名:GIANT NRS2(XC系フルサス)

ブレーキ系:XT Vブレーキ / 変速系:LX  / ホィール:MAVIC X117

フロントサス:2002マルゾッキ MXC Air + ECC(100mm)

リアサス  :ロックショックス SID(8月に動作不良、クレーム対応で新品状態)

これで、車重12.6kg程度

D

スタート前:おにぎり2個と味噌汁が朝御飯、スズメバチエキスの濃い液体、カロリーメイトゼリー(200kcal)

レース中:カーボショッツ X 3個 カロリー計算=390kcal程度 

他にパワーバーを2本 パワージェルを3個携行

E

ザック兼ハイドレーションバッグは、ドイターのレースXエア(チョット重い!)

TOPEAK ハマー(チェーンカッタ込み)  TOPEAK インフレータ(ロードモーフ) 

GIYO エアサスポンプ  チェーンアンプルピン数本  小型ペンチ  タイヤレバー X 2

タイラップ各種サイズ数本  イージーパッチ  エアゲージ  エアボンベ X 2

F

タイヤ製品名:ユチソン・パイソンエアライト タイヤサイズ:26X2.0 空気圧   :3.0bar

チューブ製品名:マキシスライトチューブ 1.95-2.0

G

予備チューブ製品名:タキザワ製(マキシスらしい…) 予備チューブ本数:2本 

パンク回数:ゼロ

H 水+サントリー903をキャメルバッグに2Lとボトルに500mL
I

上:アンダー+半袖ジャージ+アームウォーマー+ウィンドブレーカー

下:レーパン+ニーウォーマー

グローブ:長指XCグローブ 指先の冷えによる疲労、痛みを防げました。昨年は、指切グローブを使い、下りで指先が冷え、関節の渋さがレース後も抜けませんでした。

J

サドルバックに工具・チューブ2本とエアボンベ2本 

ハンドルバーバッグ(ユニクロ製)補給食

ジャージのポケットにタオル、財布

K

最初の下りセクションで新品Vブレークパッドがリミット近くまで減る!ワイヤー引き直しで対応…恐るべし、ウェットの王滝!

調整が楽なので、Vブレーキ大好きだったのですが、その認識を改めなくては…

L

レーパンの中に、細かい泥が入り込んでしまった。それまでは良いのですが、その泥がニーウォーマーのゴムのとこに達してしまい、ゴムと泥が擦れあって、太腿付け根のとこが擦れ傷になってしまった。(予想外)

昨年は、ハードテールでしたが、今年はフルサスXCバイクを投入しました。低レベルながらも、20分以上のタイムアップに繋がったので、やはりフルサス有利なのか…と

また来年頑張りませう!

No.5:2004/10/09
@ チーム680オレンジ
A 34歳 男
B 42キロ 2時間30分〜40分のあいだ
C

スペシャライズド STUMPJUMPER COMP FSR DISK (04モデル)

ホイルをマビッククロスロックディスクに変更。

D

補給食(携行)はカロリーメイト(使用せず)

アミノバイタルゼリー(マルチエネルギー2本)をスタート前に1本摂取。

ボトルにエネルゲン(粉末)を濃くして500ml。

朝食時に、バナナ1本 菓子パン2個 アミノバイタル1袋。

E

crankbrothers(MULTI−17) 

パンク修理セット  パナレーサーの普通のチューブ(2本)

サドルバッグへガス式携帯ポンプ(カートリッジ3本)

キャメルバッグへ・スペシャライズドの携帯ポンプ。

F

使用タイヤをパンク対策としてチューブレスタイヤに変更。

タイヤ GEAX MEZCAL(1.9)チューブレスを装着。

空気圧はタイヤ規定上限空気圧より少し低くしました。

※タイヤ購入のためショップに相談したらこれをすすめられ購入。初めて聞くブランドのため大丈夫かな?と思いましたが王滝のコースにぴったりでした。

G チューブレスのためパンク時はチューブを装着することとしパナレーサーの普通のチューブ2本を携行。(※コースを選びながら走ればまずパンクしないでしょう。)
H 給水方法はキャメルバッグに水1.5リットルを入れ、ダウンチューブにエネルゲン(粉末)を濃くして500mlを携行しました(※雨のためほとんど給水しませんでした。)
I

服装 上:半袖ジャージ(アームウオーマー) 下:レーパン(短)

雨・寒さ対策:“ホームセンター”で購入した“作業用の薄手の上着(680円)”を着用。

これで充分です。なにも高い物を買う必要はありません。

“(転倒して破れても680円ですから・・・)”

J 予備チューブや工具をサドルバッグへ入れ、キャメルバッグのポケットに補給食、携帯ポンプを中に入れました。
K トラブルなしでしたが雨のため撒きあがる砂・泥でリヤディレーラーの調子が今ひとつ良くなかったです。
L

2年連続で出ましたが、必死(レース気分)で走るなら42キロはピッタリでしょう。

また、昨年も今年も駐車場でキャンプしましたが、駐車場でキャンプするなら“レース前日早めの到着”を心がけましょう。夜中に到着する車もあるので“耳栓”も必要です。

受付会場でいろんなメーカーのブースがあるので早めに到着してもあきません。またマシンのチェックも無料でしてくれます。ありがたいですよ!!

時間が余ったら駐車場から出て42キロスタート地点までぶらぶらポタリングしても楽しいでしょう。

昨年はチェックポイントを通過してからハンガーノック状態になり大変だったので前日・朝の食事・レース直前の補給食等を考えました。

また、足のけいれん等起こさないようにするため1週間まえからアミノバイタル(粉末)を摂取しました。

泥・砂の跳ね上がり対策として来年はフロントフェンダー装着を考えています。

あとPEANA2さんの携行と対策に書かれているリストバンドは有効でしょう。来年は装着します。

ページ先頭へ

http://www5b.biglobe.ne.jp/~LiLiSuke/index.html このページはフレーム内コンテンツです。トップページURLをクリックしてください。