準備
初めて参加する大会というのは、緊張感があって、なかなかいいものである。
それに加えて、トライアスロンの大会参加費は、自転車やマラソン大会の参加費と比べて、かなり高額である。
せっかく参加するのだから、思う存分楽しまなくてはならない。
であるからして、当然、準備にも力が入る。
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持ち物など
給水ボトルx4本
携帯工具
パンク修理用具一式
空気入れ
チューブx2本
カギ
サドルバック
トップチューブバック
ラン用の帽子
サングラス
腕時計・ハートレイトモニター
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お召し物
トライアスロンショーツ
シングレット
ウェットスーツ
ヘルメット
バイクグローブ(長距離なので着用)
靴下
ラン用キャップ
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豪華サプリメント
長時間なので、いろいろ、たくさん。
補給食はいつもより、たくさん購入。
VESPA HYPER(スタート前に気合一発)
PowerGel:7(アップル4、梅3)
CarboShotz:2(コーラバニラ・カフェイン入り)
アミノバイタルゼリータイプ:3(各トランジット時補給用)
SAVAS PIT IN:2(トランジット時補給用)
SAVASエナジージェル:4(朝飯用)
アミノバイタル粉末:たくさん
クエン酸BCCA粉末:バイクスタート時のボトルに入れる
塩飴:たくさん(コレ大事。バイク、ランパートで適時)
他、救急セット、常備薬、ガムテープ。
よっしゃぁ!
宿もジェットフォイルも、予約したし、準備完了!
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大会前日
04:00 自宅出発
東京を早朝4時出発。
今回参加者は、チームLiLiSuke(わたし、妻、娘x2)+LiLiSuke父の総勢5名。
家族持ちになってからは、初めて走る関越道をひたすら北進し、分水嶺を貫く長いトンネルを抜けて日本海側、美味しそうに頭を垂れる魚沼産コシヒカリの緑の稲穂の中に、見渡す限り前方にまっすぐ伸びる高速道路を驀進し、新潟港着。
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08:40 水と土の芸術際鑑賞
ジェットフォイルの時間には、まだ余裕があったので、新潟でちょうど催していた、「水と土の芸術祭」の会場をいくつか鑑賞して周る。
竹細工で造ったドームに朝日が差し込んで、とっても気持ちのいい空間。
睡眠不足気味だったので、このまま、ここで横になって、朝寝したくなる。 |
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新潟港内の廃止された水揚げ場を会場に設営されたインスタレーション。
水面ではなく、油がはってある。
クッキリ反射する。
水だと思って手を入れた娘は、黒く汚れた手にビックリ。 |
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11:30 新潟港発
出発時間にあわせて、新潟港へ向かう。
港併設の駐車場に車を預ける。
今回は、フェリー代が高かったので、車は港においていくことにする。
結果的には、フェリーで車を積んでいったほうが、佐渡島内での移動費の節約なって、安くつくことは、あとになって分かる。
輪行バックに入れたバイクと、トライアスロン用具一式を詰め込んだバックを両肩に背負う。結構荷物が多くて、移動が大変。
荷物一式を担いで、ジェットフォイルに乗り込む。正味、1時間ちょっとで、佐渡島の表玄関、島のくびれの東側にある両津港に、12:35到着。
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13:11 アイアンマンバス
両津港からは、アイアンマンバスに乗って、くびれの逆側の、佐和田へ向かう。
アイアンマンバスいうと、なんだかとっても特別製な感じがするが、全然特別なバスではなく、単に普通の路線バスを貸し切りにしたもの。
特別なのは、乗っている人種。
バスに乗っている他の選手が、なんだか皆、とっても経験豊富で、強そうな人ばかりに感じられる。
家族で乗っているのは、われわれだけ。
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13:45 会場ぶらぶら
受付会場は、佐和田にある、アミューズメント佐渡。
重い荷物と一緒にバスから降りて、さて、これからいったい、どうしよう。
受付開始まで時間があるし、このまま全員で待っているのも暑くて辛い。
ここから、宿まで結構距離があるので、歩いて行くには遠すぎるし・・・。
わたしと、自転車を会場に残して、皆、一旦タクシーで宿へ向かうことに決定。
荷物、重いけど、ヨロシクゥ〜。
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私はバイクを組み立てて、移動の脚とする。
会場で受付を行うために、建物の中へ。
会場は大混雑で、にぎわっている。
いろんなものを配っている。
配っているお餅をもらう。
一番奥まで進んで、アンケートを提出し、受付票を提示し、装備一式を受領し、腕に、IDタグを固定してもらう。 |
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IDタグは、プラスチックの固定具で、かっちりと止められた薄いプラスチック製のワッカ。
はさみを使って切り取らない限り、外れない。
このタグは、これから、明日のレース終了まで、飯食うときも、風呂はいるときも、寝るときも、ずっと腕につけっぱなしになる。
これなしでは、会場のトランジットエリアなどの出入りができない。
参加選手であることの証。 |
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16:15 競技説明会
時間になり、翌日のレースの競技説明会が行われる。
最初、間違えて、リレータイプの説明会のための中ホールに入ってしまう。
隣の参加者から、IDタグの色が違うことを指摘され、カテゴリーの違う説明会場に入ったことに気づく。
A、Bタイプは、大きなホールでの説明会。
座り心地の良い椅子、エアコンの効いた快適な環境で、眠たくなってしまう。
大画面で、ルールを説明してくれる。
耳の不自由な人も参加しているのだろう、指話による同時通訳や、文字による説明もある。
なにから、なにまで、いたれりつくせり。・
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説明会が終わり、会場の出店を見て周る。
水に入れると、勝手に発泡して溶けるタイプの、サプリメントを売っていたので、購入。
翌日のバイクパートで使おう。
会場を自転車で後にし、スタート地点の下見。
トランジットエリア、ゴールの横断幕と台、全て翌日のレースのために、スタンバイOK。
とても立派な会場だ。
なにからなにまで、今まで参加したことのある、どのスポーツ系大会よりも、規模がでかくて、立派で、なんだか、とっても本格的。
こんな競技に、わたしが参加してよいのだろうか・・・。
海はおだやか。
暑い。
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17:32 宿に到着
自転車でさらに走り、八幡温泉旅館に到着。
自転車は、駐輪場として開放されている、旅館内の離れのホールに停める。
既にたくさんの超高級自転車が停めてある。
宅配便で送られてきたまま、まだハード型のバイクケースに収まったままのバイクもある。
家族と合流する。
明日の装備を準備し、自転車にドリンク類もセッティングする。
皆で美味しい夕御飯を食べ、大浴場でくつろぐ。
真っ白なふかふかの布団で9時に寝床に入る。
どきどきしながら・・・。
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