2008/09/15
日本ラグビー協会へリンクを張ってみましたので、新しいルールを知ってください。
2008年ルールブック
少々データが重いので、しばらく待ってみてください。
試験的実施ルールを理解するために
これは、動画になっていますので、またまた重たいデータになるかもしれません。
2008/06/14
2007年のルールブックです。是非参考にしてください。ルールを味方にしましょう!
2007年ルールブック
ボールは?
- ゲームはだ円形の空気によって膨らませられたボールでプレーされるべきである、ボールの材質は国際的な委員会
(International Board) によって承認されて皮あるいは他の材料で、そして選手に危険な材質は使ってはならない。
- 一般に、ボールは革の4枚張りで、楕円形で下記の基準を満たすこと
- 「長さ = 28cm 〜30cm 」
- 「最も長い円周 = 76cm 〜79cm 」
- 「最も広い円周= 58cm 〜62cm 」
- 「重量=(400g〜440g (きれいで乾燥した状態))」
- レフリーは、ボールの大きさと、形がゲームの規則に従わないことに気付いたとき、すぐにホイッスルを吹き競技を止めなければならない。
選手
- ゲームは、1チーム15人以内の選手によって行なう。
- プレヤーおよび交替選手の中に、フロントローとして訓練され、かつ経験ある選手を少なくとも合計5名含むこと。(スクラムでの安全性)
- リザーブの選手6名のうち、フロントローについては2名まで、その他のプレヤーについては3名まで、ボールがデッドになった時に入れ替わることが出来る。但し、いったん入れ替わったプレヤーは、その後負傷したプレヤーの交替としてその試合に再び加わることは出来ない。(戦術的交替の容認)
- 交代できる人数は、1チーム4名以内。 (高校生の場合は6名とする。)
- 国際的な規則の下で、選手がフィールドを去った瞬間に、彼はゲームでそそれ以降のプレーをしてはならない。
- 負傷した選手は、医師の勧告またはレフリ―の許可がある場合のみ交代できる。
- 身元確認の容易さのために、それぞれのチームにおける選手のポジションに関連しているナンバーを選手の衣類につけることを許される。
- 選手が他の選手に危険であるかも知れない物は、身につけるべきではない。
- レフリーは、選手が肩の負傷のため肩あての使用を必要
と認めたときは、綿、スポンジ、ゴムまたはそれと同じような軟かいものを身につけるか、またはジャ―ジ―に縫いつけてある場令に限り許可出来る。
- 選手の通常の服装は、特有な色あるいはパターンのジャージー、ショートパンツ、特有な色あるいはパターンのソックスとブーツあるいは靴から成り立つ。
- レフリーは選手に危険であると思われるかも知れない装具の取り外しを命令し、そして選手が、命令に従うまでゲームでそれ以上参加することを許さない。
- チームによって身につけられたジャージーの色は容易に識別可能であって、そして、もし、ジャージーの間の類似性がゲームの適切な処理に影響を与えるおそれがあるなら、レフリーの裁量においていずれかのチームにジャージーを変えることを命令出来る。
- 靴のびょうは、革,ゴム,アルミニュウム,承認されてい
る合成樹脂で、まるくしっかりとめられていなければならない。寸法は、高さ(くつ底から)
18mm以ド 付け根直径 13mm以上 先端直径 10mm以上、一体型ワッシャ―直径:
20mm以上、靴のつま先に一本だけスタッドをつけてはいけない。 イボ状の形成型ゴム底は上記の寸法であれば認められる
競技の方法
- ゲームの目的は対抗者のインゴールにボールを接地すること、又は対抗者のクロスバーにボールを蹴り入れることである。
- 試合開始の前に,両チームのキャプテンはレフリーの前でトス(日本ではジャンケンが多い)して,キックオフかサイドのどちらかを選ぶ。
- 試合は,キックオフによって開始する
- 試合は、前半後半に分けて行ない,前半と後半でサイドを交代
する。
- 競技開始以後、オンサイド(ブレーに参加してよい位置)にい
るプレーヤ-は、競技規則の範囲内で、いついかなるときでも次のことができる。
- ボ―ルを捕り、捨い上げ'またはボ―ルを持って走る。
- ボ―ルを他のブレ―ヤ―にパスしたり、投げたりノックする。
- けるか,またはなんらかの方法でボ―ルを押し進める。
- ボ―ルを持った相手側のブレ―ヤ―をタックルし、押すか、ま
たは肩で押す
- スクラム、ラック,モールまたはラインアウトに参加する
- ボールを持っている選手は競技の間、対抗チームの選手にタックルされたり又は、キックや、ボールのパスを阻止されるかもしれない。
- ボールを持っていない選手にはタックルしたり妨害してはいけない。
得点
- ラグビ―の得点は、次のとおりである。
- T トライ 5点
- G トライ後のゴール 2点
- PG ぺナルティキックによるゴール 3点
- DG 前記以外のドロッブキックによるゴ―ル 3点
- ゲームはポイントをより大く勝ち取っている側の勝利となる。
もし両側が1ポイントの同点なら、あるいはもし両側が得点し損ねるなら、ゲームは引き分けとなる。
トライの認定
- トライ:
- プレ―ヤーが、相手側のインゴールで、持ちこんだボール、またはインゴールにあるボール(防御側選手がインゴールに持ちこんだボールでも良い)を最初にグラウンディング(ボ―ルを地面につける)すること。
- スクラム、ラックで押しこみゴールラインを越えてボールが出る前にインゴールで攻撃側選手が最初にグラウンディングしたとき。
- ボールを持ったブレーヤーがタックルされても怖性で相手側インゴールに入り、最初にグラウンディングしたとき。
- ゴール:
- フィールドオブブレーからブレースキックまたはド
ロッブキックによりキックしたボールが、地面にも味万のブレーヤ―にも触れず、相手側のクロスバーの上とゴールポストの間を越えること。
- トライ後のゴールキック:トライした場合に与えられる。ト ライした側のブレ―ヤーが、トライした地点を通り、タッチラインに平行な線上から、ブレースキックまたはドロッブキックによって行なう。
- べナルティゴ-ル:相手の反則によって与えられたべナルテ ィキックでも、上記と同じ方法でゴ―ルが成功すると,3点の得点。
- ドロップゴ―ル:プレーの継続中にドロップキックで相手側
のクロスバ-とゴールポストの間にけり込んだときは、3点の得点。
- レフリーは、トライが防御しているチームの不公平なプレーがなければ勝ち取られた判断したとき、ペナルティ・トライを与えることが出来る。
- ペナルティ・トライが、どこで反則が起こったかにかかわらず、ゴールポストの間に与えられる。
- レフリーがトライを与える前に、タッチレフリーからのアドバイスを受けても良い。
- レフリーはトライがどこで成功したかを示すことによって得点される、しかしレフリーは問題がなかったことを確認するために2人のタッチレフリーを確認した後で合図するべきである。
- 競技の間のいかなる「プレー・フィールド」からのドロップキックは、ポイントとしてカウントされる。トライの後のキックはタッチ・ラインにトライ地点から平行に引かれた任意の地点でされる。
- ペナルティー・キックからのゴール・キックはタッチ・ラインに平行でキッカー自身のゴール・ラインに向かってマークされる。ゴール・キックがペナルティーキックからとられている時、対抗チーム・選手は「プレー・フィールド」の外に立っているべきである。
- キッカー・チームの選手はボールの後ろにいなくてはならない
- ゴール・キックを試みている選手の注意を引き付けることは違法である。ゴール・キックを審査するとき、ゴールポストは上方にどこまでも拡張するとが出来る。
- ゴール・キックされる時、レフリーは1人のタッチレフリーをそれぞれのポストに割り当てるべきである。もしタッチレフリーがゴールが成功されたという意見であるなら、タッチレフリーは頭上に旗を上げなければならない。
- もしキックが不成功であるなら、タッチレフリーは前に、そしてウエストの下に彼の旗を振って合図するべきである。もし2人のタッチレフリーの間に意見の相違がないなら、タッチレフリーの決定は受け入れられるべきである。意見の相違がある時は、レフリーが決定するべきである。
ゲーム時間
- ゲーム時間は80分以内とし、同じ時間ずつ前半後半に分けて行なわれる。
- ハーフタイムに5分の間隔があるべきである、しかしこれは延長されるか、あるいはレフリーの裁量において減らされるかも知れない
- 試合は、前半後半に分けて行ない,前半と後半でサイドを交代するものとする。
- もし時間が、いずれかのハーフの時間が切れるか、あるあるいは選手がタックルされて、そして彼の足まで立ち上がらなかった時、レフリーは競技を終えるためにすぐに彼のホイッスルを吹くべきである。
- レフリーは余分の時間の唯一の決定者であるべきである。彼はどれぐらい余分の時間がプレーされるべきであるかについて、各々のキャプテンに通知すべきである、そして計時係に任命された物以外に書かれたレコードを保持しなければならない。
- もし競技の継続が傷ついた選手を危険にさらすなら、レフリーはゲームを止めてもよい、もしゲームが止められたとき、選手がボールの所有ならゲームはその選手によって再開させられる。
- さもなければ競技はスクラムで再開され、ボールは最後に競技が止められた時の所有チームによってルーズ・ヘッドでプット・インされる。
キックオフ
- キック・オフはハーフウェイラインの中心からキックをしてゲームを開始したり、再開したりすることです。 前後半の最初はボールをおいて蹴りますが、あとはすべてドロップキックとなります。
- Endの選択のトスに負けたチームがセコンド・ハーフを始めるためにキックオフする。
- ポイントが勝ち取られた時、相手側チームはゲームを再開するためにキックオフをする。
- ゲームは 22m ラインの中心からプレース・キックで再開される。
- 攻撃している選手が、デッド・ボール・ラインを越える前に、最後にふれる。
- ハーフ・ウエイラインからのキック・オフ又は、ペナルティ・キック以外の「タッチ・イン・ゴール」。
- 攻撃側選手が イン・ゴールエリアで侵害する。
- 故意の違反のイベントでペナルティーキックが違反が起きたところで、攻撃している選手に「プレー・フィールド」の
5m に与えられる。
- どんないずれかのチームによっての故意の犯罪でも
22m ラインの中心において与えられる罰則を受けるべきである。もしボールがペナルティーキック(必ずしもゴールにおいてのキックではなく)から−ゴールで機能を失うなら、ゲームは
22m ラインの中心から防御している選手によってドロップキックで再開される。
アドバンテージ
- レフリーは競技中に反則があっても、反則しなかった側が利
益を得た場合には笛を吹いてはならない。
- レフり―は、アドバンテージであるか否かについて広範囲の決
定権を持っているが、利益は必ずしも地域的なものでなくてもよい。レフリーは、利益が得られたか否かについての唯一の判定者である
- 次の場合はアドバンテージは適用されない。
- ボールまたはボ―ルを持ったブレーヤーが、レフリーに触れた場令。
- ボールがプレーされずに、スクラムのトンネルのいずれかの側
から出た場合
- 偶然のオフサイド
オフサイド
- 一般のプレーに伴うオフサイド
- 味方がボールをキックするか、触れるか,持っているとき,ボ
―ルよりも前にいる味方のブレーヤ―はオフサイドの位置にある
- オフサイドの位置にあるブレーヤーが、次のことをすると反則
- ボ―ルをブレ―するか,相手側を妨害する
- ボールをブレ―しようと待っている相手側のプレ―ヤ―の10
メートル以内,またはボ―ルが地面に着く地点の10メ―トル以内に近づくか、とどまる
- 上記の罰則は、反則の地点でべナルティキック,または相手側の選択で反則した側が最後にボ―ルをブレ―した地点でスクラム。その場所がインゴ―ルのときは、その地点を通りタッチラインに平行した線上ゴールラインから5メーートルの地点でべナルティキックかスクラム。
- スクラムで起きるオフサイド
- 相手側からスクラムに加わる
- スクラムに参加しているわけでもなく、また,ボールを入れる
選手ではないブレーヤーが,オフサイドラインまたは味方のゴールラインの後方に退かなかったとき。または,ボールがスクラム内にあるとき,片足でもオフサイドラインの前におくとき
- スクラムを離れた選手が、ボールの前方から再ぴそのス
クラムに参加するとき
- 上記の罰則は、反則の地点においてべナルティキック
- ラックまたはモールでのオフサイド
- ラインアウト以外のラックとモ―ルでは,次の場合にオフサイ
ドとなる
- 相手側から,ラック,モールに加わるとき
- ボールより前方からラック,モールに加わるとき
- ラック、モ―ルに参加していない選手が、すばやくオ
フサイドラインの後方に退かないとき
- ラック,モ―ルから離れて,ただちにボールの後方で再びラ
ック、モールに加わることも、オフサイドラインの後方に退くこともしないとき。
- 上記の罰則は、反則の地点においてべナルティキック。
- ラインアウトでのオフサイド
- ラインアウトに参加しているブレーヤーは、次の場合はオフサ
イドとなる
- ボ―ルに向かって跳ぴつくために前に出る場合をのぞき、ボ
―ルがプレ―ヤーか地面に触れる以前に、故意にラインオブタッチの前方に片足でもとどめ、出るとき。
- 相手側のブレ―ヤーを正当にタックルする場合以外に、ボー
ルがブレ-ヤーか地面に触れた後でも、ボールを持たない選手が,片足でもボールより前万に出るとき。
- ピールオフをしたのに,ラック、モールにも加わらないか,
ラインアウト終了まで,ブレ―ヤ―がラインアウトに密接して動きつづけないとき。
- ラインアウトが終了する前に,タッチラインから15メ-トル
の地点を越えて移動するとき
- 上記の罰則は、ラインオブタッチ上,タッチラインから15メ―トルの地
点において1)、2)、4)はべナルティキック。
- ラインアウトに参加していない場合のオフサイド
- ラインア ウト終了以前に'ラインアウトに参加していないブレーヤーが,
片足でもオフサイドラインの前方に出したとき、またはとどまったときはオフサイドになる
ノックオン
- ブレ-ヤーがボールを落とすかまたは腕でボ-ルを押すか,
叩くか腕に当たるかして、ボ―ルが相手側のデッドボ―ルラインの方向に進んだ場合はノックオンになる
- ボールを落としてノックオンし,そのボ-ルが地面または他のブレ―ヤ―に触れないうちに,同一のプレ―ヤ―がとりなおしたときはブレ―を統行出来る。
- キックしたボールをとろうとしたのではなく,相手のキックを
チャ―ジダウンしてノックオンしたときはプレ―を続行できる。
- 罰則:ノックオンを故意にしたときは、べナルティキックが与えられ、故意でないときはその地点でスクラムとなる。
選手の非行
- 選手は次の様な行為をしてはならない;
- 故意にもう1人の選手をつまずかせて、けるか、あるいは打つ
- タックルをする時、対抗者の頭を攻撃する
- 地上にいる対抗者の上に最初にひざを落とす
- タックルをする時、どんな危険な戦略でも使う
- 故意にゲームの法律を壊す
- 反則あるいは卑猥な言葉を使う
- レフリーあるいはタッチレフリーの決定に疑いをさしはさむ
- 一時的にゲームを離脱した後、レフリーあるいはタッチレフリーの許可無しで「プレー・フィールド」に再び入る
- チームの本当の精神と正反対な方法で振る舞う
- 故意にボールを所有していない対抗者を妨害する
97年改正項目概略
97年度のルール改正は下記の項目です。 詳細は関東ラグビー協会のページを参照ください。
- 第3条「プレヤーの人数および交替」
- プレヤーおよび交替選手は、フロントローとして訓練され、経験ある選手を合計5名以上含むこと。(スクラムの安全性確保)
- リザーブ選手6名は、ボールがデッドになった時にフロントローは2名まで、その他のプレヤーは3名まで交替出来る。一度交替したプレヤーは、その後負傷したプレヤーの交替として試合に再び加わることは出来ない。(戦術的交替の容認)
- 第4条「プレヤーの服装」
- 着用可能 : すねあて(鋭い形状ではないもの)、指先を切った手袋(ミット状)
- 着用不可 : 指先まで覆う手袋(グローブ状)
- 第15条「ドロップアウト」
- キックがなされたとき、キッカーの前方にいるプレヤーが後退しきれなくてもオフサイドにならないが、オンサイドになるまでは後退を続けなければならない。(敏速な攻撃の奨励)
- 攻撃側がタッチインゴール又はデッドボールライン上、又はそれを越えてボールを蹴り込むことによりボールがデッドになった場合、防御側はドロップアウトかキックの地点でのスクラムを選択できる。(意図のないキックの防止)
- 第16条「フェアーキャッチ」
- 空中でのフェアーキャッチは認められる。(危険防止)
- キックオフのボールはフェアーキャッチすることはできない。(スピードアップ)
- 第20条「スクラム」
- フォワードプレヤーに欠員がでない限りスクラムは双方8名(従来は最低人数5名)とし、スクラムが終了するまではバインドをはずしてはならない。(スクラムでの安全性)
- 第21条「ラック」・第22条「モール」
- ラック、モールからのスクラムハーフのダミーパスの禁止とする。
(スクラムでのルールとの整合性)
- 第23条「タッチおよびラインアウト」
- ジャンパーをサポートする場合、短パンツの上端部より下をサポートしてはならない。サポートする手の位置はウエスト部分とする。(P.K.)(危険防止)
- ボールに向かって跳び上がるプレヤーは両手を頭上に上げている限り、内側・外側どちらの手を使ってボールをプレーしてもよい。(簡素化)
- 第26条「不正なプレー」
- 「フライング・ウエッジ」・「キャバルリー・チャージ」は禁止とする(いままでは18歳未満のみ禁止)。(危険防止)
- 第27条「ペナルティキック」・第28条「フリーキック」
- ペナルティキック又はフリーキックが行われた時、防御側プレヤーはキックの地点より10M
後方へ退くか又は戻り続けなければならない。
- 防御側の10M後方にいた味方のプレヤーが自分より前方に走り出ればプレーに参加することは出来る。(クイック・ペナルティによる攻撃側の優位をある程度制限)
- 日本ラグビーフットボール協会は平成8年9月より、退場に準じる処置として「シンビン制度(一時的退出)」の導入を決定しました。