HBとは 背番号9と10 |
8列に分けられるポジションの、4分の3の位置にいる選手と言う意味でスリ―クオーターと呼ばれます。 CTB(センター・スリークォーターバックス)の背番号12、13とWTB(ウイング・スリークォーターバックス)の背番号11、14の選手をさします。
フルバックは最後尾を守るポジション、いわばゴールキーパの選手で、又攻撃中はBKラインへの参加もします。
では詳細なポジションの役割の説明です。
背番号1・3 プロップ Prop (フロントロー) |
最前列のポジションを受け持ち、スクラムでは前列で敵と直接対峙するので、体力と重量が必要です。 スクラムの両サイド
(背番号1、3〉はブロッブと呼ばれる選手で、
スクラム、モール、ラックヘの突入で主役です。
フッカーはスクラムでのフッキング役(ボールを足で掻き出す)の選手で、最前列の中央のポジションでスクラムのボールインと同時にフッキングプレーで味方にボールを出す特殊技能が要求されます(ゲーム中スクラムの機会は多く、マイボールのスクラムで敵にボールを奪われていては、勝つことは出来ません)。 その他、スクラム、フッキング、モール、ラックヘの突入を受け持ちますが、ラィンアウトではボールのスローインをする選手でもあります。
ロックはスクラム以外に、ラインアウトの空中戦で主役となる選手です。 ラインアウトのキャッチングでは背の高い人が有利ですからチームでも背の高い選手が選ばれます。 スクラムでは、強力なバックのロッキングで第2列目としてプッシュします。
フランカーはFW第3列目の選手で、スクラムではロックと同じ2列目です。 スクラム・ブレーク時には、サイドの攻防の展開にいち早く備え、BKにボールが送るときはフランカーがサポートを受け持つため、タックル・走力・スタミナが必要で、万能型の選手が向いています。
ナンバーエイトはスクラムの最後尾に位置し、スクラムではFW全員の意志をまとめ8人の力を最大限に生かし、スクラムボ―ルをコントロールします。 スクラムからのボールだしにおいても、ナンバーエイトが主役を務め、BKのスクラムハーフとの連係をするなどの知能ブレーを行います。 ラインアウトではロックに次いでキャッチングを受け持ちます。 又モール、ラックではロックと同様に参加します。
Kの先頭のブレーヤーとして、FW、 BKのつなぎ役をするのが背番号9のスクラムハーフ〈SH)です。 スクラムヘのボールインを行い、ナンバーエイトの後方ヘ回りボールをスタンドオフヘバス[SH]するなど、チーム1番のパスの上手なプレッシャーに強い、瞬間的な判断が出来る選手でもあります。
走る司令塔とも呼ばれるスタンドオフ[SO]は、戦略を組み立てる選手です。 優れた判断力を持ち、ラグビーの戦法・戦術を熟知し素早く決定できる素質がなければなりません。 試合中のサインプレーなどは、ほとんどSOが出すことになります。
背番号11・14 ウインク Wing (ウイング・スリークォーター・バックス[WTB]) |
トライゲッターの中心になる選手が、ウィング・スリークォーターバックス[WTB]です。 FWが戦いとりHB・CTBそしてWTBに渡されたボールをトライに結びつけるポジションです。 駿足で敵陣を突破する力が要求される選手です。
センター・スリークオーターバックス[CTB]はSOの次に位置するブレーヤーで、攻撃時には、タックルされても簡単には倒れずモールの核になれる選手で、その走力、突破力がトライヘ結びつくかどうかの決め手になります。 防御のときには確実なタックルで相手の攻撃を止める力が必要です。
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