2001年10月
あんなに暑かった夏はあっという間に過ぎ去り、すっかり秋になってしまいました。北関東の山間部に位置するこの町では、朝晩の冷え込みが急に厳しくなりました。5月に片付けたコタツを9月の終わりには出してきた有様です。
私達は現在、次の演奏会の準備を始めています。この3月に肢体不自由児施設へ慰問演奏に出かけたのですが(詳しくは演奏会履歴をご覧ください)、10月の半ばにその施設で行事(お祭り)が予定されており、そこで再び演奏することになりました。今回は約20分間という時間の割り当てであるため、少なめに曲を選定しています。
ひなまつりコンサートの時には、童謡やアニメソングを中心に演奏しました。それなりに楽しんでもらえたと思ってはいますが、アンコールの際に子どもたちの間からは「ドラえもん」という声が上がりました。そうか、「ドラえもん」か。その時には全く準備していなかったので、次回にお預けになっていましたが、今回はそれが実現できそうです。
おじさんばかりの集団である当団のメンバーは、最近の子どもたちが一体どんな音楽に興味を持っているのかよく知りません。ドラえもんは、我々のようなおじさんたちが子どもの頃からあった漫画ですから、もう30年位続いているのでしょうか。そういえば子どもの頃、東映まんがまつりでドラえもんの映画を見に行ったことを思い出しました。世代を超えてドラえもんが親しまれているのは、いつどんな時でも子どもに夢を与えてくれるからなのでしょう。
テレビ「ドラえもん」でのテーマソングも、我々が子どもの頃に聞いた音楽そのものでした。明るく陽気な雰囲気にあふれたその音楽は、だれもが口づさみたくなるような名曲です。今回、FCミュージックから出版されている四重奏用の楽譜を使用していますが、1〜3番まで全て歌えるように、完全な形で書かれています。おじさんはテレビの冒頭に流れる1番しか聞いたことがなかったので、今回はじめて全体像を知りました。各々の間奏も、とってもユニークで楽しそうな雰囲気が出ているんですね。
近年、子どもを取り巻く環境がめまぐるしく変わり、子どもの事件のニュースを耳にするたびに心が痛みます。これからの世代を担っていく子ども達は、これから一体何を感じ、どのように生きていくのでしょうか?私達は、彼らを育てていく者として大きな責任があります。それは我々大人の大きな課題です。人のことを思いやり、かつ自らも明るく楽しい人生を送っていって欲しい!そんな時、ドラえもんは子ども達にいつも変わらず多大な勇気と希望を与えていってくれるのではないかと思っています。
子ども達は、おじさんたちが演奏するドラえもんを聴いて、どう思うのかな?などと想像しながら、練習を進めているところです。



団員達は、またもや”とろろ小屋”へと押しかけ、
楽器を弾いたり飲み食いしたのでした。
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