赤ちゃん同窓会でのミニコンサート
         2002年11月9日(土)

演奏会だより

赤ちゃん同窓会、覚えていらっしゃいますか?産婦人科病棟が主催する職場の行事であるこの会から依頼があり、5月に演奏を行いました。その時の様子は、演奏会だよりでもご報告しましたが、なかなか凄まじいものでした。ご存知ない方は、こちらからどうぞ演奏会(2002.05.11)

一年に2回開催される会ですので、今回半年を経過し、再び依頼されました。演奏をする場としては、なかなか難しいものがあります。幼児が多いため騒がしいし、また必ずしも皆が演奏を聴きたいと思っているかどうかも不明です。しかし、主催者からの希望もあり、演奏することとなりました。

今回の会場は、都合により職場の大会議室となりました。この半年で出生した赤ちゃんが多くないこともあり、あまり広くないこの部屋でも十分に参加者を収容できました。しかし、会場の構造上、前回のように「演奏は別の場所で、、、」というわけにはいきませんでした。つまり、そこに参加している人は、「聴きたい」、「聴きたくない」に関わらず、全員「聴かされる」のです。参加者は演奏を聴くことを目的に集まっているわけではないので、前回は聴きたい人だけ別の場所に移動してもらって演奏したのですが、今回はこれで果たして良いのか迷いました。

参加者の集合写真撮影、保育師による手遊び、離乳食試食、歯科医による歯のチェック、産科医、小児科医、薬剤師などによる相談などが一通り終わったところで演奏となりました。

会場の一番前が舞台のように少し高くなっているので、そこに4人が座りました。曲目は、前回と同様「とにかくお母さんや幼児に馴染みのあるもの」を選ぶようにしました。また長くなると子供が退屈するので、全体で15〜20分以内には終わるようにしました。

プログラム
・ 小さい秋みつけた
・ 星に願えば(ピノキオより)
・ シューベルトの子守唄
・ となりのトトロ
・ もみじ(アンコール)

ところで、今回は第一バイオリンの新行内がどうしても都合がつかず参加できませんでした。三重奏という手もありますが、できれば四重奏でやりたいところです。「どうしよう!」、、、
しかし、実は今年の6月に入職した職員の中にバイオリンを弾く人がいたのです。皆さん“嘘”かと思われるかも知れませんが、本当の話です。なぜ、こんな山奥の職場に、そんなに弦楽器を弾く人が存在するのか?それは私たちにもわかりませんが、とにかくいたのでラッキーでした。直ぐに交渉し、第一バイオリンを弾いてもらえることになりました。彼は4歳からバイオリンを続けていて、とても上手いです。

演奏が始まりました。前回は騒々しい中で本当に苦労して演奏したので、今回も覚悟はしていたのですが、、、。しかし、今回の参加者は演奏が始まるのを静かに待っていて、しかも皆が舞台の方を注目して聴く姿勢でいてくれたのです。参加人数も、赤ちゃんの数にして70数名程度と、前回に比べるとかなり少なかったのも一因かもしれません。

「小さい秋みつけた」は、少し早めのテンポで演奏しましたが無事にクリアー。続く「星に願えば」は、なかなか音程を合わせてきれいな和声を作るのが難しく、ヒヤヒヤもので臨んだのですが、こちらも何とかうまくいったようです。赤ちゃん同窓会に相応しい「子守唄」の演奏後、最後の「トトロ」へ。「トトロ」は、最後の上行音階がなかなか合わず練習で苦労したのですが、練習の甲斐あってか一番大きな拍手をいただきました。アンコールとして童謡「もみじ」を演奏しました。これも親しみやすいためか受けが良かったようです。

新行内の欠場という初めての事態に遭遇しましたが、トラで弾いてくれた職員のおかげで何とか成功したように思います。しかし、何といっても今回の演奏で良かったのは、参加者の方々が熱心に聴いてくれたことでした。実際には、「若干の幼児が走り回る」といったこともあったのですが、ほとんど気にならない程度でした。私たちも気持ちよく演奏させていただきました。

主催者が行ったアンケートに、演奏に対する感想が寄せられました。別の機会に「雑感」の中でご紹介いたします。
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