to  W2KenMap Ver5.1

最終更新 2023/12/15

Ver5.1にバージョンアップしました

 おかげさまで KenMap は,多くの方々にご利用いただいております.
 パソコンがインターネットに接続されていれば、KenMapの地図上の1点をクリックして国土地理院の地図閲覧サービス「地理院地図(電子国土WEB)」(従来の「ウォッちず」)にアクセスし、国土地理院の詳細地図を表示することができます。従来、この地図上の1点をクリックすれば,その点の経緯度情報を表示していたのですが、これが2023年現在では、地図をドラッグすれば画面中央の+マークの位置の経緯度情報が表示されるようになりました。
 W2KenMapは、電子国土WEBの経緯度情報に基づいてKenMap用の地図線データファイルを作成するソフトですが、電子国土WEBの経緯度の表示方法が変更されたため、従来のW2KenMap4は対応しなくなりましたので、現在の電子国土WEBに対応するようにバージョンアップしました。




電子国土WEB対応w2kenmap51(2023/12/15)
  

ダウンロードするファイルは圧縮ファイル(1.8MB) です。解凍してお使いください。
W2KenMap51については、同梱のw2kenmap51.pdfを参照してください。

W2KenMap Ver5.1の実行

 W2KenMap51のKenMap用地図線作成機能をチェックするために、JR土讃線多度津駅ー善通寺駅間の鉄道路線をなぞって地図線データを作成しました。途中の駅名をラベルとして記入していきます。
 まず、KenMapで香川県多度津町付近の地理院地図を表示し土讃線を表示します。地図左下隅に示されるをクリックして、地図下部に経緯度などの地図情報を表示させます。W2KenMap51はこの地図情報を取り込んで地図線データを作成します。
 次いで、W2KenMap51を起動して「スタート」ボタンを押します。
 地図をドラッグして地図線データを取り込みたい位置を画面中央の+マークに合わせて、Ctrl+A,Ctrl+C(地図に表示されるテキスト全部をクリップボードにコピーする)でその位置の経緯度情報が取り込まれます。この操作を多度津ー善通寺駅間について実行し、途中多度津駅、金蔵寺駅、善通寺駅の駅名をラベル欄に記入します。
 善通寺駅まで行けば「ストップ」ボタンを押してデータ取り込みを終了し、保存形式をadlまたはlblのいずれかを選んで,KenMap用地図線データおよびラベルデータをファイルに保存します。(多度津善通寺.adl、多度津善通寺.lbl)
 



電子国土WEBの表示画面
 W2KenMap51でデータを取り込むためには、下図のように地図下部に経緯度を含む地図情報が表示されていなければなりません。
 +マークの位置の経緯度から旧日本測地系の位置データに換算してx,y座標を計算します、



 この地図情報クリップボードにコピーすれば、W2KenMap51はこの経緯度をKenMap座標値に換算して取り込みます。
クリップボードにコピーするためにはCtrl+A,Ctrl+Cのキー操作が必要です。1点ごとにこの操作を繰り返すことは不可能ですから、AutoHotKeyのような複数のキー操作を1個のホットキーに割り当てることのできるソフトを使用する必要があります。
詳細についてはお問い合わせください。
 W2KenMap51で取り込んだKenMap地図線データおよびラベルデータをファイルとして保存すれば,これをKenMapで呼び出すことができます.



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