2007/09/09更新

符号変換ファイル PCDSign Ver2.0

 データロガーで保存された計測データは,測定器の感度係数を乗じて測定値が保存されますが,測定値の符号は測定器のメーカーや形式によっても,また,測定器の設置方向によっても(正負の)符号が異なります.そこで,実際の変位の方向や,伸びや縮み,圧縮と引っ張りというように符号をどういう風に統一するかということは,後のデータ解析に極めて重要です.
 PCDSystemでは,PCDSelectを用いて指定したチャンネルデータから別のデータチャンネルを作成できるようにしていますので,符号変換のための構成ファイルを作成することで,任意のチャンネルのデータの符号を変換することができます.しかし,多数チャンネルの符号変換ファイルを作成することは面倒ですから,簡単に符号変換ファイルを作成するプログラムを用意しました.

  • 「新規作成」ボタンで符号変換をする標準形式データファイルを選択します.
  • 各チャンネルの符号の○は符号変換しないことを意味します.変換するチャンネルはその行をクリックし●を表示します.
  • ひずみ計測チャンネル(単位がμ)は自動的に符号変換されます.ひずみ計測チャンネルのデータ符号をチャンネルごとに指定する場合は,「ひずみゲージチャンネル変換」のチェックをはずしてください.
  • 「メモ」の文字列は構成ファイルの2行目に書き込まれる文字列です.
  • 「保存」ボタンで符号調整された計測データファイルに名前を付けて保存します.
符号変換ファイル PCDSign Ver2.0のダウンロード

ちらし寿司C++Builderの小部屋PCDSystem