初だったの? 2
Nipponham Fighters
V.S
 Orix BlueWave
2002.8.6 Tue.
パ・リーグ公式戦
Fs-BW 17回戦[東京ドーム] 観衆:9,000人
0-2
TN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
BW
0
0
0
2
0
0
0
0
0
2
Fs
0
0
0
0
0
0
0
0
X
0

Wヤーナル6勝10敗 S萩原2勝1敗1S L清水2敗 HRセギノール22(2)


-STARTING MEMBER-


Fs
 
BW
1
金 子
塩 崎
2
奈良原
大 島
3
小笠原
4
クローマー
シェルドン
5
田中幸
セギノール
6
井 出
相 川
7
藤 島
進 藤
8
野 口
三 輪
9
中 村
早 川
P
清 水
ヤーナル

8月上旬は仕事がわりとラクなのは前日分に書いたとおり。
ということで、この日も仕事が早い時間に終わったのでドームへ。
先発は清水とヤーナル。ここまで先発で結果を出していない清水に対し、開幕投手とはいえヤーナルも大して怖くない。
打撃戦をにらんで、少々遅れて入ってもじゅうぶん試合を楽しめるだろう… という不謹慎な気持ちで向かった(笑み)

ドームに入ったのは4回表が始まったところ。7時だというのに、思いの外進みが早い。
場内に入ると、先着プレゼント。ニッポンハムの「ローストビーフカレー」だ。
8月6日ということで「ハムの日」。ニッポンハムがレトルトカレーを出していたとはしらなんだ…。
ちなみに、牛肉偽装騒ぎでハムが揺れ始めるのはこの直後だった。
ファンクラブカウンターでピンバッジをもらって、トイレへ。
そのトイレの中で「セギノール選手、今季第22号のホームランでございます」のアナウンスを聴く。

場外のスコアボードを見ないで入ったので点数が気になったところだが、これが最初の得点。2ランで0-2となった。
今季のこれまでの清水は早い回にボコボコにされてKOのイメージが強く、
この試合も心配していたところだが、3回まではなんとか抑えていたようだ。

しかし、前日代打ですら出番がなかったセギノールがこの試合はスタメン。
チームトップの本塁打数を誇るというのに、どうしてこの男をベンチでほったらかしている必要があったのか。

4回裏・先頭の奈良原オガの連打で無死一・三塁の大チャンス。
しかし、四番・クローマーヤーナルのべろ〜んとした球にタイミングが合わず空振り三振。
最低外野フライはほしいこの場面、クローマーがダメなら同じく長いのが打てるユキオに… と思ったが、ユキオはフォアボール。
一死満塁。バッターは井出。打撃不調だが、オバンドーがケガでスタメンを外れているため、打順は六番。
やはり最低外野フライでいいわけだが、思いっきり引っ張った当たりはサード正面へ。
結局5-4-3のダブルプレー。併殺崩れの得点すら期待できないおあつらえ向きのゲッツーだった。

6回裏にオガのヒットが1本あった以外は、5回表〜8回表まで両軍ヒットなし。
フォアボールも6回表のシェルドンだけと、試合はまったく予想外の展開でサクサク進んでいく。
清水ヤーナルもここまで投げ続けている。
 

8回裏・チャンス到来。
先頭野口がライト前ヒットで出塁。その後、金子オガがフォアボールで満塁。ヤーナルのコントロールが乱れてきた。
バッターはクローマー。夏になって勝負強くなってきた。
そんな勢いを見せるかのごとく、痛烈な流し打ち! しかし、打球は塩崎の真っ正面だった。
当たりはヒット級だったが、飛んだところが悪かった。運がない。
おととしなんかは、清水といえば運の良さで切り抜けていた男だったが…。打線沈黙、今季初めての好投が報われない。

9回表・シェルドンにヒットを浴びるが他を抑え、清水は9回を投げきった。

ここで、オリックスはナゾの継投策。なんと最終回を萩原に託したのだ。
最近158km/hを記録したりして頑張っている山口を使ってこなかったのだ。
「勝てる。きょうは勝ったぞ」私はそう思った。
萩原はおととしの夏に投手転向した選手。昨年はたった1イニングしか投げておらず、今季が初めての一軍定着。
金髪のロン毛で「プチ・デニー」とも言える(笑み)

先頭のユキオはさっそくレフト深くへヒット。当たりが良すぎて一塁止まり。
萩原、球はめっぽう速く、投手転向をさせたチームの期待もよくわかるところ。
バッターは井出。4回の併殺の分を取り返してほしいところ。

しかし! 井出の打球は無情にもショートへ。6-4-3でこの試合2つ目の併殺打を放ってしまった。
ジャイもまたショートゴロでゲームセット。なんだかジャイで終わる試合ってよくあるなぁ(笑み)

清水は最後まで運なく終わった。
萩原はこれがプロ入り初セーブとなった。前日の山本のプロ初登板に続いての「プロ初」を拝むことになってしまった。
 

試合はたったの2時間39分。9時前に終わってしまった。
仕事の後とはいえ、私は2時間も観ていなかったことになる。予測ではプラス一時間だったのだが(笑み)
あとで知った話、この試合は観衆9,000人。ついに1万を切ってしまった。
なにもかもが物足りない試合だった。

【●●●今季観戦通算 4勝5敗 勝率.444●●●】



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