観客(生徒)のアンケート
「何か伝わってくるものがありました
演技はとてもよかったです
曲の感じもとてもよかったです
少しの時間だったけれど、なんか
気持ちをやわらいでくれる劇で
おちつきました」
「3人でよく頑張れたなぁ
と思いましたぁ
何か考えさせられた系?!でした
またあったら見にこようかナあ
自分にはハズくてできないなぁ
これからも頑張ってください」
「とてもお上手でびっくりしました
10人いたらもうちょっと違ったとおもう
みんなあつまらなかったのが残念だった
これからもがんばってほしいです」
「皆上手でした
あたしはCHARAが好きです
hideも好きです
一番背の低い♀が歌ってた
歌が解んなかったです」 |
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演出メモ
お昼ころにしか起きられないセラ
いつもの偏頭痛で体調不良だったヨウヘイ。元の中学校の校長とケンカしてきたユキ。みんな、なかなか良かったぜ!! ヨウヘイは、稽古のときみたいにいかなかったと悔しがってたけど、先生たちはみんな「あのヨウヘイが?
信じられん!」みたいな顔をしてたよ。まあいずれにしろ、ヨウヘイみたいにちゃんと稽古を積み重ねていけば、たとえその日が体調不良だろうと、積み重ねたものはちゃんと舞台に表れるということ。5人出演するはずだったのですが、結局、当日は3人しか来ませんでした。これもサポート校ならではの出来事?です。みんな心の事情を抱えているのです。でも、そうであるがゆえに生徒たちはとてもいい表情をしています。観劇した職員のひとりが、「みんなすごく存在感があるんだなとびっくりした」と感想をもらしていましたが、それもかれらが心の内側にそれぞれの重い事情を抱えているからです。演技を教えたり、演出をしたりするときに、もっとも注意を払っているのもそこです。そこいらにいる俳優がすでに失ってしまったすばらしい感受性と表情を持っているので、それが自然と滲み出るようにつくっていくようにしています。ちなみに作品は、谷川俊太郎の詩「空に小鳥がいなくなった日」だけで構成したものです。いつでも、何人でも演じられるような構成舞台、それも来れたり来られなかったする生徒たちの事情を考えてのことですが、そうした舞台のつくり方もあっていいとおもいました。 |